俳優・中川大志さんが出演する映画『FUNNY BUNNY』が...
中川大志&小池徹平が男の本音を漏らす!? 「グイグイ来られると…」
girlswalker編集部
集英社発行の少女漫画雑誌「マーガレット」にて“ヘタレ男子マンガの先駆け”として、2014年から掲載された椎葉ナナによる同名漫画を実写化した映画『覚悟はいいかそこの女子。』が、本日2018年10月12日(金)より全国にて公開されます。
主人公・古谷斗和(中川大志)は“超絶イケメン”で、生まれながらの“愛され男子”。特に何もしなくても周りの女子の大半が好きになり、常に女子に囲まれている生活を送ってきた。のだが…実は、恋愛経験ゼロ(自覚なし)のヘタレ男子だったのです……!
girlswalkerでは主人公を演じた中川大志さんと、斗和の恋敵である美術教師を演じた小池徹平さんの2ショットインタビュー。本作の見どころはもちろん、お二人のヘタレな部分や、映画にちなんだ恋愛クエスチョンまで聞いちゃいました! ライバル役を演じたお二人ですが、俳優の先輩・後輩として仲の良い姿を見せてくれた暖かい現場からお届けします。
小池徹平から見た、中川大志の印象は「ワンちゃん」
――まずは、お互いの印象を教えてください。
小池徹平(以下、小池)「今回の現場で初めてお会いしましたけど、すごく爽やかな好青年という印象です。そして、ワンちゃんみたいでした。よく言われるでしょ(笑)?」
中川大志(以下、中川)「はい(笑)」
小池「すごく賢くて、愛嬌もある賢い犬みたいな。現場の見方がうまくて、しっかりしているけど、ムードメーカーでもあるので、器用な子だと思いました」
中川「徹平さんは、学園物なので僕世代の出演者が多い中で、みんなが頼る兄貴的存在でした。若い出演者が集まる中に先輩の役者さんが来られると、現場に緊張感が走ったり、雰囲気が固くなってしまうのが普通だと思いますが、徹平さんはとても優しくて、僕たちの話も聞いてくれて。現場を盛り上げてくださいました」
中川大志自身も実は“ヘタレ男子”……!?
――作品中に出てくる『観賞用男子』について、どんなイメージをお持ちですか?
中川「お人形みたいな、外国のモデルさんとか。気軽に話し掛けられない男子」
小池「僕は、コスプレとか、2次元キャラクターをイメージしていました」
――お二人も俳優という面では『観賞用男子』とも言えるかもしれませんが、斗和のようにそこから脱却するとしたら?
小池「今回初めて『観賞用男子』という言葉を知りましたけど、中身をさらけ出していくしかないのではないでしょうか?人間らしさを出すというか」
中川「『観賞用男子』を超えられるようなコミュニケーションを取れるかが勝負ですよね」
――斗和は、『ヘタレ男子』でもありました。お二人にもヘタレな部分はありますか?
中川「僕は、たくさんあります。高い所、虫、お化け屋敷…そういう物が、本当に駄目です。最近は我慢できるようになってきましたけど、お化け屋敷はほぼ駄目に近くて、入ったとしても両脇に人を従えて、目も耳も塞いで進むみたいな(笑)」
小池「僕はアクティブな人間なので、大志くんとは真逆かもしれない」
中川「徹平さん、ヘタレなイメージが全くないですもん」
小池「でも、僕もお化け屋敷や心霊スポットに進んでは行かないし、怖い話も聞かないし、肝試しもやったことないです。ヘタレというより、そういうビビリな面はあります」
「グイグイ来られると引いちゃう」メンズの本音が炸裂!?
――それぞれが演じられた役のどんなところに、ヒロインの美苑が惹かれると思いますか?
中川「何度振ってもぶつかってくる粘り強さ。言い寄ってくる男はたくさんいても、美苑(唐田えりか)のデリケートな部分にまで踏み込んで来た人間は人生の中で斗和以外いないと思います。不器用だけど、一生懸命なところは惹かれるものがあるのでしょうね」
小池「柾木は、先生として、愛情を持ってちゃんと美苑と向き合ってあげているところ。あと、美苑のお父さんと共通点があるので、重ねて見ている部分もあると思います」
――斗和はクールビューティーな美苑に相手にしてもらえませんが、お二人は自分に積極的な女子と興味を持ってくれない女子、どちらに惹かれますか?
中川「グイグイ来られると引いちゃうので、嫌かも」
小池「それ、すごくわかる」
中川「本当は、その中間くらいの子が良いんだけどなぁ(笑)」
小池「僕の場合は、グイグイ来られると後々面倒くさく感じてしまうタイプなので、気になる子がいたら自分から行きます」
中川「確かに、グイグイ来られすぎたら疲れちゃいますよね」
――美苑からするとお二人の役柄は同級生と先生。お二人は、学生時代に戻ったら同級生と先生のどちらと恋をしたいですか?
中川「同級生」
小池「僕も同級生」
中川「先生との恋に憧れた経験が全くないです」
小池「年の差がある人に憧れたとしても、上級生の女の先輩だよね」
中川「そうですよね。先生と付き合うことに、リアリティーを感じられないです」
――最後に、読者へメッセージをお願いします。
中川「この映画は、生まれてから現在まで周りから愛され続けてきた故に自意識過剰な斗和が、自分は『観賞用男子なんじゃないか』という現実に向き合い、進んでいくストーリーです。ピュアに真っ直ぐ、がむしゃらに美苑にぶつかる斗和の姿は、格好悪く見えるときもあります。でもそれが、恋をしているお客さんに届くものがあると思いますし、映画を観た方に恋したいなと思ってもらえる作品となっています」
小池「大志の可愛さがすごく詰まった映画です。大志が可愛らしい斗和を演じているので、キュンキュンするポイントが多い映画だし、誰が観ても嫌な気持ちになる部分が全くない、ほっこり映画となっております」
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INFORMATION
『覚悟はいいかそこの女子。』
2018年10月12日(金)公開
《出演》中川大志、唐田えりか、伊藤健太郎、甲斐翔真、若林時英、小池徹平
《監督》井口昇
《原作》椎葉ナナ