Dream Amiが、2019年10月27日(日)、自身のI...
NCT 127が日本デビュー ファンと一緒に見る夢とは……?
girlswalker編集部
韓国ボーイズグループ・NCT 127が、5月23日(水)、ミニアルバム『Chain』で日本デビューを果たし、同日お台場パレットプラザで行われた発売記念イベントに登場した。雨が降りしきる中、ファン約2,000名が黄色い声援を送り、会場は熱気に包まれた。
NCT 127は、BoA、東方神起、少女時代などを輩出したS.M.ENTERTAINMENT所属。<活動グループ、メンバー数の制限がない>という新たな概念を持った次世代グローバルグループ『NCT』から選出され、2016年7月に韓国でデビュー。日本・韓国・中国・アメリカ・カナダと、多様な国籍で構成される9人組のダンスボーカルグループだ。16日より先行配信されたタイトル曲『Chain』は、iTunes、Apple Musicの各チャートで世界10カ国で1位を獲得するなど、破竹の勢いをみせている。
ファンが待ちわびる中、NCT 127は同曲のミュージックビデオ衣装で登場。「皆さんに早く直接お見せしたかった」と笑顔をみせた。イベントでは代表曲のひとつ『Limitless』、韓国でのデビュー曲『Fire Truck –KR ver-』、そして『Chain』の計3曲を披露。キレのある激しいダンスと力強いラップ&ボーカルパフォーマンスで会場を沸かせた。
囲み取材では、大阪出身の日本人メンバー・ユウタ、リーダーのテヨンを中心に、日本デビューに際した心境や今後の意気込みを明かしてくれた。
最終目標は東京ドーム!「まだまだスキルも足りない」と謙遜
―― 凄まじい盛り上がりをみせましたね。改めて感想はいかがでしたか?
テヨン「こんな雨の中ファンの皆さんが情熱的な応援を送ってくださったので、僕たちもステージの上で情熱的なパフォーマンスをすることができたと思います。これからもたくさん楽しみにしていてください。宜しくお願いします」
―― デビューに先立って色々な地方を回られましたが、日本のファンの良さはどんなところにありますか?
ジェヒョン:ファンの皆さんに近くでお会いすることができて、何よりも皆さんの笑顔が1番印象的でした。もっと会える機会が増えたらいいなと思っています。
―― 日本語はユウタさんが率先してほかのメンバーに教えているんですか?
ユウタ:レコーディングするにあたって、「つ」だったり「ず」だったり、絶対的に直さないといけない日本語の発音は徹底して教えました。
※周りのメンバーがユウタに対し、「先生~!」「ありがとう~!」と声を掛ける場面も。
―― 今メンバーの中で流行ってる日本語は?
全員:「せ~の!『調~子乗っちゃって』」(注:手の振りもしっかり揃えて披露!)
―― 日本での活動が始まるにあたって、出たい番組や公演したい会場など、なにか目標はありますか?
ユウタ:まずはNCT 127として目の前にあるお仕事を精一杯やらせていただいて、ゆくゆくは単独コンサートができればなと思ってます。
―― 今回タイトル曲『Chain』にちなみ、メンバーが仲良しでいる秘訣は?
テヨン:僕たちメンバーが親しく過ごせる秘訣は、メンバー間の信頼とお互いへの配慮だと思います。
―― 日本でデビューアルバムをリリースした感想を改めてお聞かせください。
ユウタ:9人全員で精一杯準備させてもらったので、『Chain』という曲を通して皆さんと繋がっていけたらなという想いです。是非たくさんの方に聴いてもらいたいと思います。
―― ユウタさんは、日本へ凱旋というか、日本に戻ってきた感慨深さみたいなものはありますか?
ユウタ:僕自身もチームとしても、持っている目標が大きく、まだその目標は達成できていないので、そういった気持ちはあまりないです。
―― 日本で挑戦したいことはありますか?
テヨン:デビュー前に僕たちは単独ショーケースを行ったんですけども、今日こうやってデビューすることができて、これからもっとたくさん日本のファンの皆さんと出会って、たくさんのライブをして、単独公演をしてみたいです。
―― じゃあ、次は東京ドーム?
ユウタ:まだまだ僕たちのスキルも足りない部分もありますので、地道にコツコツと経験を積んで、最終的には東京ドームでできたらなと思います。
テヨン:ファンの皆さんと一緒であれば何事も僕たちは成し遂げられると考えています。
デビュー前に4都市で公演!ご当地グルメも堪能
ステージパフォーマンスの合間には、トークコーナーもたっぷり。メンバーの素顔を垣間見ることができた。
デビューに先立ち4月からは国内でショーケースツアーを実施しており、福岡、愛知、大阪、そして先日20日(日)には東京公演を終えたばかり。グループ1の長身でラップ担当のジャニーは、「皆さんの近くでお会いすることができてとても幸せでした。色んな姿を見せることができたので、皆さんとももっと近づけたかなと思っています」と喜びを語った。
各地方では様々なグルメも堪能したようで、名古屋ではひつまぶし、大阪ではたこ焼きを味わったという。
「僕たち同じ夢を見ましょう」メンバーが見せたファンとの絆
ミニアルバム『Chain』は、彼らや彼らの作品が世界中で話題を集めている中、韓国・ソウルから日本・東京へと繋がり連鎖するというメッセージが込められたコンセプチュアルな作品。収録楽曲の解説をすると共に、タイトルにちなんだテーマトークを展開した。
『Dreaming』にちなみこれからの夢を聞かれると、「日本の皆さんにもっと会うことです」(テイル)、「皆さんと同じ夢をみるのが夢です」(ジャニー)とますますの活躍を期待させてくれた。また『Limitress』にちなんで無限に頑張れることを聞かれると、「皆さんに会うための無限の練習♡」(ドヨン)、「皆さんのことは無限に見てられます」(ユウタ)と甘い言葉がズラリ。さらに、『Chain』にちなみファンとの繋がりを感じる瞬間を語る場面では、「そばにいられなくてもいつも繋がっています」(ジェヒョン)、「皆さんの夢と僕らの夢がひとつになった時。僕たち同じ夢を見ましょう」(ジャニー)。ファンとの熱い絆を感じさせていた。
多くのファンと一緒に、東京ドームという夢に向かって走り出す彼らの今後に注目だ。