俳優のムロツヨシと女優の橋本環奈が、2020年11月22日(...
長澤まさみ、山田孝之が面白すぎて『どうしよう!負ける!』 笑い堪えた演技明かす
girlswalker編集部
2018年5月22日(水)、映画『50回目のファーストキス』のレッドカーペットセレモニーが表参道ヒルズ 吹き抜け大階段で行われ、主演の山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗が登場。長澤が、撮影中に笑いを堪え思わず『負ける!』と思ったシーンを明かした。
同作品は山田孝之と長澤まさみがダブル主演を務め、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督が「勇者ヨシヒコ」シリーズのスタッフ陣と手掛ける初のラブストーリー。ハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の運命の恋を描く。
福田雄一監督作品の常連俳優で、大輔の親友・ウーラ山﨑役を演じたムロは、「ご褒美みたいな撮影でした。ハワイでの撮影時間が限られていたので、仕事する、遊ぶ、仕事する、飲む!」と1ヵ月に渡り楽しんだハワイロケを振り返った。
長澤は「現場は一発本番が多いので、わりと気が抜けない、ピリッとした現場でした」と福田監督の柔らかいイメージとは違った空気感を明かすと、ムロが「そう。実は緊張感あるんですよね、福田組って」と同調した。
また、同作品の試写会で来場者から寄せられた感想では「笑えた」「泣けた」が同じくらいだったそうで、キャスト陣に一番「笑えたシーン」もしくは「泣けたシーン」を聞くことに。
瑠衣を献身的に支える弟・藤島慎太郎役を演じた太賀は、一番笑ったシーンとして、長澤が金属バットを持ってムロを追いかけ回すシーンを挙げ「容赦なかったですね」と明かすと、すかさずムロも「すげー痛かったもん!」。長澤は「そこは本気でいかないとうそになっちゃうので。本気でいかせていただきました」とニヤリ。迫真の演技に仕上がったようだ。
一方の長澤は、「山田さんとのシーンはどれも可笑しくて」と話し、山田が瑠衣をどうにか口説こうとする中、エンジンが止まった車のボンネットを開けて、触っているうちに感電してしまうシーンを挙げた。
「本当に面白すぎて、『負ける!』って思いました。悲鳴をあげて怖がらなくてはいけないのに、『どうしよう、面白い!楽しい!笑っちゃうかも!』って」と振り返り、「その演出が『福田組』っぽいし、山田くんっぽいし、私も福田組の一員に混ぜてもらえたと感じたシーンでした」と噛みしめるように語った。
山田は一番笑えたシーンとして、「二朗さんがとあるコスチュームを着て、とある人のマネをするんですよ。もう本人越えちゃってるんですよ、面白すぎて」と明かすと、一同も思いだしたように爆笑。瑠衣のひと癖ある父親・藤島健太を演じた佐藤は、「あくまで監督の指示通りですから」と笑いを誘っていた。
イベントでは、キャスト陣がレッドカーペットを歩きながら報道陣の取材に応える「サウンドバイツ」も繰り広げられ、会場は一気に華やかな雰囲気に。キャスト陣は時折一般客の歓声に応え、にこやかに手を振っていた。
同作品は6月1日(金)より全国ロードショー。