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松山ケンイチ×ムロツヨシ共演!映画『川っぺりムコリッタ』2021年公開決定

松山ケンイチとムロツヨシが出演する映画『川っぺりムコリッタ』が、2021年に公開されることが決定した。

(C) 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

松山ケンイチ×ムロツヨシのタッグが実現

監督を務める荻上直子は、日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞ほか、多くの国際映画祭受賞を果たした名監督。同作は、そんな国内外で高い評価を受けてきた荻上監督による完全オリジナル脚本作品。

荻上ワールドおなじみの“おいしい食”と共にある、ささやかな幸せの瞬間(仏教用語で“ムコリッタ”)に包まれる、笑って涙する贈り物のようなあたたかい物語だ。

荻上の脚本に惚れ込んだ主演の松山と、ムロツヨシとのありそうでなかった化学反応に期待が膨らむタッグが実現した。

あらすじ

山田(松山)は、無一文に近い状態でやってきた北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された“ハイツムコリッタ”という古い安アパートで暮らし始める。

ある日、隣の部屋の住人・島田(ムロ)が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変する。できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていた山田だったが、なぜだか“ハイツムコリッタ”の住人たちと関わりを持ってしまう。

少しずつ友情のような感情が芽生え始める山田と島田。そんな楽しい日々の中、ある日山田が北陸の町にやってきた“秘密”が、島田に知られてしまう。

家族のいない孤独な主人公が、社会との接点を見つけていく過程が活き活きと描かれ、“どうせ生きるなら”、“どうせ死ぬなら”、今の世を楽しく生きるためのヒントを映し出す物語だ。

松山ケンイチ コメント全文

脚本読んで今も思っていますが、この作品を人にうまく説明できません。言葉や文章で説明できる作品ではありませんでした。荻上監督とは撮影現場では会話というよりもお互いに何を感じていたかという話が殆どで他人に対してどう見えているかではなく自分が自分をどう見ているのかを大事にして現場にいました。あと、都市では得られない解放感や時間の流れを富山で堪能しながらカメラの前にいました。

ムロツヨシ コメント全文

今までの自分はいらない、と。今までの自分を捨てて、荻上さんが作られた世界に飛び込んでおります。経験してきたこと、してしまったこと。身についたもの、身についてしまったもの。全てを捨てないと、その世界で生きられないのです。

しかしながら、そう簡単に捨てられる訳もなく、捨てられているのかどうか、考え動き、考え考え動き考えてます。荻上さんと戦いながら、荻上さんの世界で生きようとする日々。そして松山ケンイチと過ごす時間。『川っぺりムコリッタ』どうかご期待、お待ちください。映画館でお会いしたい。

Information

映画『川っぺりムコリッタ』
《公開日》2021年
《出演》松山ケンイチ、ムロツヨシ
《監督》荻上直子
《原作》荻上直子『川っぺりムコリッタ』(講談社刊)
《制作プロダクション》RIKI プロジェクト
《配給》KADOKAWA
(C) 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会

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