U-KISSメンバーが明かす　末っ子・ジュンの別ユニット活動は「思った以上に寂しい！」

韓国のダンス＆ボーカルグループ・U-KISSがgirlswalkerインタビューに初登場！

U-KISSは2008年に韓国でデビュー。2011年12月には日本デビューを果たし、今年で日本活動7年目、そして結成10周年を迎えます。

歌、ダンス、ルックス、トークの全てを兼ね揃えたグループですが、2017年4月には初期からU-KISSを支えていたケビンが卒業、そして12月にはリーダー・スヒョンが入隊と、これまでにない大きな変化がありました。
グループを取り巻く環境の変化を乗り越えながらも、3月下旬にはスヒョンを除いた4人体制で新曲2曲を含む7thアルバム『LINK』をリリース。そして5月18日、20日には東京・大阪でのライブを控えています。

インタビューでは、メンバーの今の心境や今後の目標、ライブへの意気込み、そして韓国でも注目を集めるアイドルオーディション番組「THE UNIT」で見事優勝を果たした末っ子・ジュンへの想いなどを明かしてくれました。

最後にはメンバーによる新曲『No Regret』の‟クリックダンス“レクチャー動画もあるので要チェック！

なお、後編記事ではU-KISSのメンバーが「優しい同期」「頼れる上司」「イケメン外資系商社ボス」になりきった、胸キュン必至のスペシャルムービーを公開！こちらも合わせてチェックして♡

※取材時はジュンがスケジュールの都合により不参加。

個性溢れるU-KISSメンバーを紹介！

改めてU-KISSメンバーを紹介！他メンバーによる他己紹介をしてもらいました。

――まずは、イライさんについて教えてください。

フン：イライさんは、U-KISSのラップ担当で、男らしい顔をもつイケメンです！そしてグループのムードメーカーでもあります。イライさんがいることで、メンバーが静かな時も明るい雰囲気にしてくれてとっても助かっています。

キソプ：U-KISSがもつ「ギャップ」の魅力を表してると思います。ファンのみんなと話す時は明るくて、歌やダンスをする時は、キメ顔でかっこいいです。

――フンさんはどんな人ですか？

キソプ：フンさんは、U-KISSにとってお父さんみたいな存在。今、リーダーのスヒョンさんが入隊しているんですけど、そのスヒョンさんはお母さん。フンさんはよく引っ張ってくれるし、賢いです。そして怒る担当！

イライ：そしてU-KISSのためにいつも頑張ってくれています。

フン：頑張り屋さんです！

――続いて、キソプさんはどんな人ですか？

イライ：キソプは……perfectionist（完璧主義者）です。何があっても100％まで頑張る人です。

フン：絶対メンバーに必要な存在です。U-KISSの中でダンスとボーカル担当だし、イケメン担当だし（笑）。そして、本当に完璧じゃないとやりたくない人。どれだけ頑張っても出来ない時ってあったりしますよね。メンバーはそのままステージに上がりましょうって言うんだけど、キソプは「これじゃ上がりたくない」って言うんです。（パフォーマンスの）限界を超えるにはキソプが必要ですね。完璧だけど、とても優しい性格だからメンバー間で揉めることもなく、みんなで完璧な姿を見せられるんだと思います。

キソプ：こだわりが強くて、几帳面だから、完璧にできないと不安に思う性格なんです。

――今日はジュンさんが不参加ですが、キソプさん、フンさん、イライさんの3人は「チーム羊」の愛称で親しまれていますね。

3人：そうです！！

――「チーム羊」の由来は？

フン：前回の活動の時、ジュンさんとスヒョンさんが先に帰国することになって、この3人だけでイベントをやったことがあって。その時、考えてみたら91年生まれの3人で、みんな未年だってことがわかったんですよ。それで、ファンの皆さんの前で『僕らチーム羊です』って言ったら反応がめっちゃよくて（笑）。だから3人になると「チーム羊」って呼ばれるんです。

4人体制でみえてきた新たな一面とは？

――スヒョンさんの入隊により4人体制となった今、新しく見えてきたメンバーの一面はありますか？

フン：もちろん。スヒョンさんがいる時は、スヒョンさんに他のメンバーがついていくっていう感じだったんですけど、今はメンバー全員が、スヒョンさんの分まで頑張らなきゃ！って気持ちを持って行動しているなって感じます。そんなメンバーの姿をみて、僕自身も昔以上に頑張らなきゃって思います。

キソプ：MCのトークも増えましたね。ファンのみんなに安心してもらうために、トークも面白く、スヒョンさんの分まで頑張りたいですね。

――「お母さん」的存在のフンさんが、スヒョンさん不在の今、心がけていることはありますか？

フン：スヒョンさんが入隊したし、ケビンが卒業して、ファンのみんなを不安にさせたと思うんです。だから、この4人のメンバーで一生懸命、不安を無くせるように、新人だと思って頑張っていきたいと思っています。

キソプ：はい。スヒョンさんの分まで、僕たちがもっと頑張らなきゃって。ファンの皆さんにも感謝の気持ちをたくさん伝えています。

――4人でのライブを控えていますが、今のお気持ちは？

フン：難しいと思いますが、プレッシャーは置いておいて、自信を持ってファンのみんなに最大限、完璧な姿を見せられるように準備したいと思います。

キソプ：イベントで4人での歌やトークを披露しましたが、思っていた以上にファンの皆さんが応援してくれて、雰囲気が本当に良いんです。

――ファンの皆さんからも、今だからこその応援の気持ちがすごく伝わってきますよね。改めて、グループとして今の目標を聞かせてください。

キソプ：スヒョンさんがいる時と変わらず、ファンの皆さんともっと近くで家族のように一緒に楽しみたいです。僕たちのやりたい事とファンの皆さんの願いをちゃんと合わせて、楽しくできることが僕の理想です。

フン：皆さんから貰ったたくさんの愛を返していきたいと思ってるんですよね。ファンの皆さんが僕たちを気にしてくれるのは昔から感じていたけど、最近はより強く感じるんです。だから、スヒョンさんが帰ってくるまで、U-KISSとKISSme（U-KISSファンの名称）を守っていきたいと思います。

末っ子・ジュンの活躍に対する兄達の想い「思った以上に寂しい！」

そんな中、メンバーの末っ子・ジュンが韓国のアイドルオーディション番組「THE UNIT」に出場し、見事優勝を果たします。ジュンは同番組の選出メンバーからなる期間限定ユニット「UNB」としても活動がスタート。ジュンは同番組へ参加した経緯として、「U-KISSへの恩返し」と番組のインタビューで語っています。自分が一生懸命な姿を見せることで、世の中の人達にU-KISSというグループを知ってもらいたいという健気な姿が話題を呼びました。

――ジュンさんの優勝をいまどのように受け止めていますか？

フン：本当に素晴らしいと思いますね。ジュンの出場が決まった時、当然俺らの末っ子が1位だろうと思っていて、それをジュンにも伝えたら、「兄貴たち、僕絶対1位になるから心配しないでください」と言っていたんです。ただ、もちろん信じてはいるものの、やっぱり少し不安もありました。実力あるアーティストもいっぱいいたし。でも宣言通りに優勝してきたことはかっこいいなって思いました。どれだけ努力したのかを想像しながら……ジュンがU-KISSの末っ子として大きな部分を担ってくれたなぁと誇りに思います。

――皆さんはよくMCでも「この世界は厳しい世界です」と常々言っていましたよね。アイドルとしての立ち居振る舞いみたいなもの含め、お兄さんメンバー達がしっかり教育をされていたのも大きいのでは？

フン：ジュンがいつも言ってくれますよね。「U-KISSの兄貴がいたからこそ1位を獲ることができました。だから僕は、兄貴たちがいないとダメです」と。感動的な話をいっぱいしてくれるから、あいつも大人だなと思っています。今、ジュンがUNBの活動をしているのが正直寂しい気持ちですね。本当はもっとジュンを連れて色んな活動をしたいんですけど……僕たち個人的にはそれが寂しいです。

キソプ：いいけど寂しい。思った以上に寂しい！お祝いしたいけど寂しい！！

――本音は寂しい部分もありますよね。ジュンさんを可愛がっているのが伝わってきます！