「いいね！」のポイントは笑顔にあり！ インスタグラマーも興味津々の「スマイルライン」って？

インスタやSNOWをはじめとしたカメラフィルターアプリが充実し、カジュアルに「自撮り」「他撮り」を楽しむ人も多いのではないでしょうか？
今回、girlswalkerでは人気のインスタグラマー4名による座談会を開催。「いいね！」をもらえるこだわりの加工術や、撮影のコツなどを伺いました。

また、その一方でみえてきたのは「いいね！」と「笑顔」の関係性。‟口を開けて笑わない“と語るインスタグラマーたちの本音に迫るとともに、今注目の「マウスピース矯正」を手掛ける専門医に理想の笑顔を叶える「スマイルライン」の作り方を教えてもらいました。

インスタグラマーこだわりの加工術を伝授！

――皆さんがinstagramでこだわっているポイントなどはありますか？

門口さん：私は色味にこだわっています。プロフィールに飛ぶとぱっと色んな写真出るじゃないですか。そのときに全体的に白っぽくなるようにしてます。編集は、めんどくさがりなので全部インスタ上でやってます。

――コントラストとか、彩度とか、自分の中の‟ベスポジ“ってありますか？

門口さん：その写真にもよるけど、でもだいたいコントラストはマイナス15で、彩度はプラス20とか。自分の中で決まった数値はありますね。一旦仮で投稿してみて、色味が他の写真と合うか確認してます。違ったら調整したりして。

肌をきれいに見せるには、「自然光」に勝るものなし！

――自撮りで意識していることはありますか？

三浦さん：緑とか自然を入れると、色があると極端にいいねが増えていく。白壁に比べると楽しそうに見えるのかも。

尾台さん：あと、照明もかなり関係するよね。晴れた日の自然光とか最高じゃない？

岩根さん：わかる！自然光はいいね！　間違いない。屋内とかオレンジっぽかったりするよね。

三浦さん：白熱灯とかはだめだね。黄色くなっちゃうし。

自撮りの角度は重要。そして極力、‟口を開けて笑わない”！？

――他にはポイントはありますか？

尾台さん：どこかに行ったときに綺麗な景色があれば、そこに立って、他撮りをしてもらう。顔がでかく映るのが嫌なので、角度をつけてます。

岩根さん：私は好きな角度もあるけど、なるべく左右両方の顔を使うようにしてる。一辺倒なのが嫌で、色んな表情を出すようにしてます。

門口さん：私は一人の写真はそんなに載せなくて、友達との写真が多いかも。一人の写真を撮っても、投稿のスライド1枚目にはしないかな。友達との写真を載せてから、3～4枚目くらいに他撮りしてもらった自分の写真を載せるようにしてます。

――友達と一緒の写真なら自然な表情が撮れそうですね。

門口さん：でも、自撮りとか、友達と撮るときもそんなに笑わないかも。2人で撮るときも歯を見せて笑うってあんまりしなくない？

尾台さん：うん、みんなお澄まし顔。

三浦さん：そうそう。

門口さん：お澄まし顔のほうが盛れるっていうか。表情作ると、どっかしら崩れる。笑うとほっぺが丸く見えちゃうとか。極力澄まし顔で、盛れる角度にしてる。それに、笑うと目が小さくなっちゃって、加工アプリが認識しなくなる（笑）

笑う派、笑わない派　それぞれの理由は？

――口を開けた自分の笑顔は、好きではない？

岩根さん：私は笑顔には抵抗ない。めっちゃ歯を出して笑います。わざとクシャって笑ったりして、楽しんでる感を伝える。逆に目が笑ってないのが嫌なので、全力で笑う！

尾台さん：加工しやすい云々関係なく、自分の笑った顔が好きじゃない。周りからは笑った方が良いとは言われるけど。

門口さん：なんだろう、笑った形の口に、目がついていかないんですよね.
目が笑ってない感じになるのが嫌で。

三浦さん：普段は笑うけど、写真に映るとなるとあんまり口を開けて笑わないかも。

実際、半数以上の人が写真を撮る時に口を開けて笑わない。一方で、「いいね！」するのは口を開けた笑顔！？

実際、girlswalker調べのアンケート（※1）からも、写真を撮る時には「口を閉じて笑う」人は52.5％と、半数以上もいることがわかりました。

【自撮りでは口を閉じる派の意見】
・歯並びが悪いから
・歯並びに自信がないから
・出っ歯だから
・すきっ歯だから
・歯茎が見えてしまうから
・盛れるから
・顔面積を小さくしたいから

歯並びが悪い、自信がないの回答が圧倒的でした。歯に関するコンプレックスを隠す目的も大きいようです。一方で、「盛れるから」などとより可愛く映るための‟お澄まし顔”を狙っている人もちらほら。「一人の自撮りは一人で撮るときは口角を上げるだけ、誰かと撮るときは歯を見せる」と使い分けている人もいました。

意外に多い！？口元コンプレックス

さらに興味深いのは、自分の歯並びに自信がない人ほど、笑顔に自信がないと回答しているということ。歯並びに対する自信が、笑顔の自信の有無を左右するといってもいいほど、如実な結果が出ていることがわかります。

一方で、「いいね！」したくなるのは断然、歯を見せた（口を開けた）笑顔！

口を閉じて笑う人が多い一方で、「いいね！」を押す、または押したくなるのは「歯を見せた（口を開けた）笑顔」であることが判明！8割以上の人が「歯を見せた（口を開けた）笑顔」に「いいね！」を押していました。

【歯を見せた（口を開けた）笑顔」にいいね！する理由】
・ハッピーな印象だから
・楽しさが伝わってくる
・歯まで見えた笑顔は魅力的
・より素敵な笑顔にみえるから
・気取ってないから
・可愛いから

【「口を閉じた笑顔」にいいね！する理由】
・上品に見える
・清楚
・なんとなく良く見えるから

たしかに、口を閉じておっとり笑う笑顔も可愛いけど、思いっきり楽しそうな笑顔の写真がフィードに流れてくると、つい「いいね！」したくなりますよね。笑顔のパワーって不思議！

理想的な笑顔の形「スマイルライン」とは？今、注目のマウスピース矯正事情

口を開けた笑顔の方が「いいね！」を押してもらいやすいのはわかったけれど、自分の笑顔に自信を持てる人、なかなか多くはないですよね。
先ほどのアンケートでは特に歯並びを気にしている人ほど笑顔の自信がないこともわかりましたが、今回、矯正治療の最前線をいく注目の「マウスピース矯正」を手掛ける「銀座クリアデンタル」の松岡先生＆矢野先生に、「いいね！」がもらえる笑顔やイマドキの矯正事情について教えてもらいました。
驚きの内容にインスタグラマーも興味津々！

理想的な笑顔の形「スマイルライン」って？

――矯正歯科医からみた素敵な「笑顔」って、どんなものですか？

松岡先生：私たちが目指す理想の笑顔として「スマイルライン」というのがあります。上の歯の先端を結んでいくラインのことを呼ぶのですが、笑ったときに下唇に触れるか触れないかのところにあって、さらにそのラインが口角に沿って緩やかに上に向かってカーブしていく。これが理想の「スマイルライン」です。

――スマイルライン！初めて聞きました。他にはどんなポイントがありますか？

矢野先生：笑ったときに見える歯がみえる分量バランスなんかも、笑顔の見え方を左右しますね。あとは、狭い歯並びによって生じるバッカルコリダー（口角の端にできる黒い三角形のこと）のバランスが悪いと、あまりいきいきとした笑顔にみえず、改善を希望される人もいます。

矯正治療もここまで進化！「マウスピース矯正」とは？

矯正歯科医も絶賛しちゃうような「スマイルライン」、気になります！自信に溢れた素敵な笑顔を手に入れるべく、今注目されているのが「マウスピース矯正」なんです。

マウスピース矯正について詳しくみてみる ▶

――「マウスピース矯正」とはどのようなものですか？

松岡先生：透明に近い素材のマウスピースで、目立ちにくく、そして取り外しができる矯正治療です。「矯正歯科治療」と聞くと思い浮かべるのは、ワイヤーのついた矯正装置だと思いますが、デンタル技術が進むアメリカでは普及・定着している治療法です。

――「マウスピース矯正」のメリットは？

松岡先生：まず何より「目立たない」こと。透明に近いので、ほとんど他人に気づかれることはありません。そして「取り外せる」こと。食事のときは取り外して好きな物を食べられますし、歯磨きも今まで通り行えます。外して丸ごと洗えるので、衛生面も安心です。

私のクリニックでは、治療開始から完了まで、どのように歯が動いていくのかを3Dシミュレーションで緻密に計算し治療計画が練られます。人の手で調整するのが中々難しい0.2～0.3mmの細かい範囲で歯を移動させるので、歯が動いていく痛みも比較的少ないのが特徴です。もちろん装置が口腔内を傷つけてしまうというトラブルもマウスピース矯正の場合はほとんどありません。

気になる費用や期間は？

魅力的な内容に、インスタグラマーも興味津々！巷に流れるウワサの真相や素朴な疑問をぶつけてもらいました。

岩根さん：マウスピース、すごい魅力的！周りにもやっている子はいるんだけど、高そうなイメージがあります。

松岡先生：人によって違いはありますが、軽い治療なら30万～、高くて100万円くらいですよ。※医院によって異なります

岩根さん：えー！100万円～だと思ってました！

松岡先生：ワイヤーに比べると、私の医院ではマウスピースの方が安いです。結局、ワイヤーって都度の調整をドクターがやるでしょう。マウスピースは、一度作ったらあとは患者さんがしっかり治療計画通りに使ってくれるかどうかにかかってるので、ドクターの作業は少なくなります。だからそこまで費用がかからないんです。

尾台さん：治療に要する時間は、ワイヤーの方が短いというのも聞きます。

松岡先生：そういう先生もいるけど、実はマウスピースの方が早いと私は思っています。マウスピースは歯を覆うので、力点が線でなく面になります。手のひらで背中を押されるのと、針で背中を押されるのとでは力のかかり方も、受け手の痛みも違いますよね。

通院回数が少ないのも嬉しい

※症例の程度によります。

岩根さん：矯正中の友達が言っていたけど、はめて、慣れてきたときがめっちゃ痛いらしい……！

松岡先生：痛みに関しては個人の感覚だけど、こまめに少しずつ力をかけていくので歯が動く痛みは比較的少ないと思います。

三浦さん：どれくらいの頻度で通うんですか？

松岡先生：矯正開始時は通院回数が多くなりますが、軌道に乗れば2か月に1回くらいで大丈夫です。※医師によって若干変わってきます

岩根さん：それだけで良いんですか！歯医者さん嫌いだからすごい嬉しい！（笑）

綺麗な「スマイルライン」で性格や服装にも変化が

良いこと尽くしな「マウスピース矯正」。素敵な笑顔を手に入れたことで、人が変わったように明るくなった患者さんもいるんだとか。

松岡先生：笑った時に歯茎がみえる、いわゆるガミーフェイスの患者さんは、治療で綺麗なスマイルラインを作ることで性格まで変わることがあります。

矢野先生：服装まで変わった人もいますね。あと無意識に笑うときに口を隠してしまうけど、綺麗なスマイルラインになると思い切り笑えるので、明るくなったりしますよ。

ヘアサロンよりも安い！？「マウスピース矯正」で新しい自分へ

ある調査によると、女性が20年間で費やす美容院代は145万円にものぼるんだとか（※2）。そう考えると、“一生もの”の歯に100万円……なんだか安く感じちゃうかも！？

「マウスピース矯正」で新しい自分に出会って、今まで以上に「自撮り」「他撮り」を楽しんでみては？

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※1　SNSと歯並びに関する調査　2018年　girlswalker調べ
　（調査対象：20～30代女性　調査手法：インターネット調査　対象者数：700名）
※2　美容にかかる費用の比較調査　2017年　アライン・テクノロジー・ジャパン㈱調べ