やっぱり綾野剛？YOUNG DAISとデニス植野が語る“1番カッコいい男”とは

■初共演の綾野さんは現場ではどんな方でしたか？
Y：もう会った瞬間からフランクでした。撮影内外問わず色んな所でリードしてもらっていたなと感じます。それに撮影への取り組み方は本当にすごかったです。全てに真剣だったし、諸星の半生を生きるのですがどんどん表情も変わっていって見ていて本当に感銘を受けました。
U：ほんまに気合が入っていました。目の前で演技をみてやっぱパワフルやし魅力的でした。しかも剛くんが激しく暴れて罵倒するシーンでもカットがかかった瞬間に「大丈夫？」ってこっちを心配してくれるんですよ。「うわ、かっこいい〜！」て内心で思いました！
U：そんなふうに自分のことより周りを気にしていて、すごく器が広いです。帰りの車も剛くんの車に乗せて貰ったり、すごく優しいので本当に魅力のある人です。

記者：男性からみてもすごくカッコいいんですね。

U：モテるんだろうなって思いました！
Y：笑！

記者：3人の中だったら誰が1番モテると思いますか？

Y：それは綾野くんでしょ〜。
U：いや、俺でしょう！
一同：笑！
U：結婚して女の子が幸せになるのは俺です！
Y：本当に？！（笑）
U：あれですよ、モテるのは剛くんかDAISくんです。幸せに出来るのは、俺です！！庶民派な感じがね〜。
Y：すごいね、この自信が欲しいです（笑）。
一同：笑！！

■とんでもない事件となる本作ですが、自分に起きた“事件”を教えてくだいさい！
Y：事件かぁ。どこまでが言える範囲だろう…。

記者：そんなにあるんですか！

Y：音楽でツアーに回っている時、次の日飛行機に乗らないといけないのに寝坊をしてしまいました。飛び起きて急いで支度をして、次の会場に無事に着いたんです。良かったと思って帽子を取ったら髪が落ち武者みたいに刈られていた事がありますね。
U：え？！
Y：寝てる間に仲間にいたずらされてたんです。でも寝坊したから鏡を見ていなくて気づきませんでした。空港でファンの方たちが見送りに来てくれていましたが、なんだか視線が冷たくて。機内でキャビンアテンダントさんがこれ使って下さいっておしぼりをくれたのですが、それで顔拭いたらめっちゃ黒かったんです。顔に落書きもされてたんです（笑）。

記者：それは事件ですね…。

Y：寝坊はよくないよっていう不祥事ですね（笑）。その落ち武者頭の映像が残っているので、仲間には早く有名になってくれと言われます、映像の出しどころを伺っているそうです。
一同：笑！
U：僕はこの映画に選んでもらったことも大事件なんですけど…、付き合った女の子がみんな留学してくことですかね。
Y：それ、悲惨だねぇ（笑）。
U：たぶんいきなり外国人と付き合うのは怖いから、僕で慣らして本場に行くんでしょうか。海外に一歩ステップアップする為に、見た目は外人だけど中身は日本人と付き合って、海外に飛び立っていきます。悲しい事件です。

■最後にメッセージをお願いします！
U：男性からしたら、最強に最高な映画だと思います。ですが女性も十分楽しめる映画だと思います。ぜひこんな不器用な男と付き合って欲しいですね、男から見てもカッコいいと思う魅力がありますから。女性同士で観に行って、どの男の生き方が良かったか教えて欲しい！
Y：結婚するなら！ってところも含めて考えて欲しいですね（笑）。
U：1番は僕を観て欲しいかな。綾野剛くんDAISくんに目がいっちゃうのはわかるけど、ワイルドボーイの魅力もぜひ。
Y：ワイルドボーイ（笑）。あとは最後まで観た時、タイトルの「日本で一番悪い奴ら」の“奴ら”が果たして諸星のことなのか、それぞれ感じることは違うと思いますがいろいろ考えて貰えたらいいなと思います。

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弾丸トークを飛ばしまくる植野さんに対し、ニコニコと楽しそうに話しに頷いているDAISさん。とっても相性のいいお二人、居心地の良い抜群な空気感を放っていました。劇中の諸星と“S”の4人でいる一時も、こうした空気感の中に生まれたのでしょう。

実話をもとに描かれる最高にエンターテイメントな本作は、始まった瞬間、引きずり込まれるかのように見入ってしまうこと間違いなし。果たして“正義”とはなんなのか？劇場で“ワル”たちにグラグラと頭を揺さぶられ、なにかに気付かさせられてみてはいかがでしょうか？

Information

『日本で一番悪い奴ら』

6月25日（土）公開

大学時代に馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の敏腕刑事・村井から刑事の“イロハ”を叩き込まれる。それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、Ｓ（スパイ）をつくれ。」というものであった。言われるがままに“Ｓ”を率い、「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外のヤバすぎる捜査をまっとうしていく諸星だが――。

http://www.nichiwaru.com/

出演：綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄（デニス）、ピエール瀧
監督：白石和彌
原作：稲葉圭昭「恥さらし　北海道警　悪徳刑事の告白」（講談社文庫）
配給：東映・日活

（Ｃ）2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会