抜群のカリスマ性を誇る、キスマイ藤ヶ谷太輔が窪田正孝に嫉妬…！

■作品を撮る前と後では、テーマとなっている“人を愛する事”への思いに変化はありましたか？
F：キラには大きなトラウマがありますが、もし自分が零の立場だったらどれぐらい相手の過去を含めて愛せるのかなど作品を通して考えました。新しい未来に向けてこれから一緒に2人で歩めるのだろうかと。それを考えたら、やっぱり零ってすごいなと思いましたね。

記者：男性から見ても零はカッコいいですか？

F：カッコいいです！今では僕もいちファンです。だからこそ、中身の部分で樫野零っぽさは絶対ブレたくないと意識していたので、原作を常に読みながら撮影をしていました。

■本作には運命というキーワードもありますが、藤ヶ谷さんは恋愛においての運命を信じますか？
F：信じます。でもお互いが運命だと感じていなきゃ運命じゃないですよね。こっちが一方的に「運命だわ〜」て思ってもダメだと思います（笑）。

記者：確かに。お互いが感じるものですよね！

F：お互いが感じていたらすごい事ですよね。それは運命です！

■藤ヶ谷さんにとって人生で運命と呼べる出会いはありましたか？
F：今までだとジャニーさんですね。ジャニーさんに出会っていなかったら今ここにいないですし、たぶん幼稚園の先生かテーマパークで働いていたんじゃないかなと思います。

記者：ジャニーさんとの出会いが人生の大きなターニングポイントになったんですね。

F：そうですね！

記者：では「Kis-My-Ft2」のメンバーはいかがですか？

F：メンバーも運命です！お互い事務所に入って無かったら会ってないですし、ちょっとでも選択が違ったら一生会ってない人達です。

記者：メンバーから作品の感想などありましたか？

F：宮田がラブシーンについて、そういう姿を観る時が来るなんて思わなかったと言っていました。ガヤさんも大人になったねと。大人になったねってお前より大人だわって思いましたけど（笑）。

記者：やっぱりいつも一緒にいるメンバーのそんなシーンは恥ずかしいですよね。

F：自分でも恥ずかしかったです。観ている時に、ガッツリ観て「すごい観てる」って思われるのも嫌だし、下向いていて「このシーンだけ観てない」と思われるのもイヤじゃないですか。だからなるべく動かないようにしていました…。
一同：笑！
F：私情が入ると絶対恥ずかしいので、動かないように観ていました。

記者：撮影では恥ずかしさは大丈夫でしたか？

F：恥ずかしさもありますが、樫野零だったらこうするだろうというのを1番に考えて演じました。監督には「キレイにキレイに！」と言われながらだったのですが、でも自分ではどうキレイに映るのかわからないので難しいですよね。監督も「はい！キレイ！」とカットをかけてくれるので、今のでよかったんだな。と感じました。

■愛する人が出来ると零のように人は変わると思いますか？
F：恋人に限らず、自分の子どもが生まれたりすると変わるんでしょうね。僕の周りでも昔から知っている友達やスタッフさんで子どもが出来て変化しています。自分がどう変わるかはまだ想像出来ないです。でも男よりも、女性の方が精神的に強くなるイメージがします！男っていつでも子どもっぽいですし、お母さんになるってとても大きい変化ですよね。

記者：キラもどんどん強くなりましたね。

F：映画を観た後、マサと2人でキラの顔がドラマから映画にかけて変わってる！と話しました。恋や愛での女性の変化って早いですね、作品を通して実感しました。

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どんどんと複雑な糸が絡み合い、ただの恋愛映画では終わらない本作。藤ヶ谷さんは「皆さんが観てどう感じるかが楽しみです。ぜひ、カップルで観て彼氏が彼女に俺が絶対守るとか樫野零のように言って欲しいですね。それに対して、彼女がえ？っと笑うというやり取りがあったら見てみたいです！」と笑顔を見せていました♪

藤ヶ谷さんが演じる零はまさに漫画から出てきたような樫野零！藤ヶ谷さんしかいないのではないかと思うほど、零の持つ内に秘めた狂気やキラに向ける愛のある眼差しがスクリーンから伝わって来ます。クライマックスに向け深く表立つ感情は観ていてドキドキ。ぜひ劇場に足を運んでみて！

Information

『MARS（マース）～ただ、君を愛してる～』

2016年6月18日（土）全国ロードショー

「MARS」（マース）―それは戦いの神の名。
愛をかけて運命と戦う、究極のラブストーリー

海で奇跡的に出逢った零とキラ。過去に心の傷を抱えながら孤独に生きてきた２人は惹かれあい、恋に落ちる。そこに、零の死んだ弟・聖(せい)の親友、牧生が現れる。零とキラのよき理解者であるように見えた牧生は、実は零に対する特別な感情から彼に執着し、遂にはキラの忌わしい過去を突き止め ２人を引き裂こうとする。キラは傷つき、零に触れることさえできなくなる。
牧生は狂おしいほどに切ない想いを零に募らせる。零はキラを守り切れるのかー。零とキラ、そして牧生の運命は衝撃の結末へ─

http://mars-love.jp/

出演：藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）・窪田正孝
飯豊まりえ・山崎紘菜・稲葉友　ほか

原作：惣領冬実『MARS』（講談社「別冊フレンド」刊）
主題歌：Kis-My-Ft2「Gravity」（avex trax）
監督：耶雲哉治
脚本：大石哲也

（Ｃ）劇場版「MARS～ただ、君を愛してる～」製作委員会　（Ｃ）惣領冬実／講談社