可愛すぎ注意?佐津川愛美の魅力に濱田岳もドキッ! - girlswalker
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可愛すぎ注意?佐津川愛美の魅力に濱田岳もドキッ!

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■打って変わって、終盤に向けて迫り来る恐怖。この部分に対しての演技はいかがでしたか?
H:撮影はほぼストーリー展開と同じ流れで撮っていたので、森田と岡田が二人で飲むシーンは会話の噛み合わない感じが本当に気持ち悪かったです。あの不気味さはさすが森田さんだなって思いました。僕はずっと楽しいシーンを佐津川さんとムロくんと撮ってきて、森田さんはそれまで散々なシーンを撮ってきました。後半にかけて一緒の撮影が増えてきたのですが、撮影の待ち時間に無言で座っているのもなと思って、森田さんに「いやぁ、あんなシーンばっかり毎日撮っていて気が滅入ったりしませんか?」と軽く聞いたんですね。そしたら映画の森田のトーンで、「そりゃ滅入りますよ。」って言われて(笑)。しまった…!と思いました。
一同:笑!
H:とても怖かったです…。でもそれくらい自然と物語の空気を作れるスタッフさんのはからい、森田さんのお芝居の取り組み方でした。玄関を開けてバッと中に入った時に、あの仲良しだった佐津川さんが哀れもない姿で森田に襲われている。あの光景を見た時には役とわかっていてもひとりの人間としてかなりショックだったので、どう演技をしたというよりもあの光景を作っていただいた僕以外のみんなに、勝手にお芝居をさせていただいたという感じでした。
S:ユカちゃんは森田の事を「ストーカーっぽいんです」と言っているけど実際そんなに危機を感じていなくて、ちょっと気持ち悪いなってくらいで本当に襲われるとは思っていません。私自身ビビリなんですけど、普通に生活していていきなり誰かに襲われるだろうと思って生きていません。どこかで「まぁ大丈夫」というくらいで生活していて実感出来ていない所がリンクして、すごくリアルだったと私は思っていました。森田が来たシーンでは、今一体何が起きているかわからない、という始まりでした。殴られるシーンも、なんで私いまこんな目に合っているんだろうと理解出来ずにいて。濱田さんが部屋に来てくれた時は「来た!!」って思ったのがその時とっさに出てきた感情で、あのシーンは本当に必死でした。

記者:助けにきた岡田くんは格好良く見えましたね。

H:まじですか!
S:とても自然な演技で、岡田くんの守り方もリアリティがありました。森田さんの演技の影響が大きかったですね。
H:それは本当に大きかったです。自然とそうなった感じが強いです。

 

■森田の狂気。理解出来る部分はありますか?
H:僕は森田への理解まではいきませんでした。でも観終わった後に怖いと思ったのは、ちょっとした後悔とか自分にもそんな負い目があるからで、それは誰しもが通ってる事。物事の大小の差はあるけれど、お客さんもなにかしら感じとってくれるんじゃないかなと思います。
S:私は、正直に人間ってわからないなと思いました。最後のシーンを観るとなおさら果たして森田がこんな風になってしまった原因がわからなかったです。自分ですらどうしたいかもわからないのに、他人のことなんてもっとわからないじゃないですか。子どもの頃はもっと単純に人間関係を作れていたはずなのにと考えましたし、人と接することは難しいですね。今回いろいろ考えさせられました。

 

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■はまり役だった岡田とユカ。役を通じてのお互いの印象を教えて下さい!
H:中高生の時にずっと女の子について友達と妄想をしていたので、ユカちゃんと恋愛できて、嘘みたいな日々でした。「いかんいかん、お芝居お芝居」って思いながら(笑)。わかっていてもやっぱり自然と嬉しくなっちゃいますね。でも1番ウキウキしていたのは監督で、ウキウキ具合が半端無かったです!監督の理想を具現化するのは相当難しかったと思います。その努力の甲斐あって男たちは、みんな佐津川さんにメロメロでしたね。

記者:佐津川さん自身にユカちゃんらしさってありますか?

S:私はユカちゃんと全然違うと思います。
H:確かに、天使ちゃんでは無いよね?ユカちゃんと質が違って、天真爛漫という言葉のイメージがぴったりな方だなと思います。

記者:佐津川さんが感じた濱田さんの印象はいかがですか?

S:最初すごくプレッシャーがあって意気込んで力んでいた部分があったのですが、もっと気楽にやってもいいのかなと思わしてくれたのが濱田くんとムロさんでした。すごく緩い空気のお二人なので、何でも受け入れてくれる気がしました!なので、自由にさせていただきましたし、私の事を天真爛漫って言ってくださいましたけど、喋れる人がいない現場だとずっと黙っているタイプなので、今回お二人がそうしてくれました。それに濱田くんは全然岡田くんっぽくなくて、もっと男らしいです。

記者:では岡田のような男性はいかがですか?

S:結構な短期間で岡田くんを好きになるのはすごいなと思いました。リードして貰えることはないですが、ユカちゃんからするとそういう所が可愛いくて好きなんでしょうね。その部分に関しては私と違う部分でもあります。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

実力派のおふたりだからこそ描けた、リアリティ溢れる日々は必見♪濱田さん曰く、佐津川さん演じるユカちゃんは“男の夢”!仕草や言動でモテを学ぶのもあり!?

 

全然繋がらない2つの日常がすれすれのところで繰り広げられている。もしかしたら、見えないだけで自分の隣に潜んでいる現実かも知れない。観る人の心を根こそぎ持っていく森田さんの演技にも注目!果たして誰に共感するか?ひとりひとりにしっかりと余韻を残す本作、ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

Information
『ヒメアノ~ル』
2016年5月28日(土)全国ロードショー
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捕食者と被食者。この世界には、2通りの人間しか存在しない。
「なにも起こらない日々」に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田。同僚の安藤に、想いを寄せるユカとの恋のキューピッド役を頼まれて、ユカが働くカフェに向かうと、そこで高校時代の同級生・森田正一と出会う。ユカから、森田にストーキングされていると知らされた岡田は、高校時代、過酷ないじめを受けていた森田に対して、不穏な気持ちを抱くが…。岡田とユカ、そして友人の安藤らの恋や性に悩む平凡な日常。ユカをつけ狙い、次々と殺人を重ねるサイコキラー森田正一の絶望。今、2つの物語が危険に交錯する――。 日常と狂気が交錯する、緊迫の99分。あなたの心は耐えられるか?

http://www.himeanole-movie.com/

出演:森田剛 佐津川愛美 ムロツヨシ 濱田岳
原作:古谷 実「ヒメアノ~ル」(ヤングマガジンKC所載)
監督・脚本:吉田恵輔
音楽:野村卓史
[R15+指定]
(C)2016「ヒメアノ~ル」製作委員会

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