あのCMで話題、池松壮亮&門脇麦が裸族に…！？

人気劇作家、三浦大輔が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の代表作『愛の渦』がついに映画化。着衣時間が全編中たった18分ほどという日本映画史上、最もハダカな作品の誕生です。今回は、ダブル主演を演じた池松壮亮さんと門脇麦さんに独占インタビュー！滑稽なまでの性を描く過激な作品にも関わらず、出演を決めた2人の素顔とは…！？

互いに感じていた、同じ空気感

■　過激なシーンが多い本作ですが、出演の決め手は何ですか？

池松：僕は監督・脚本の三浦大輔さんの名前に惹かれたし、台本を読んだら面白かったからです。だから過激さは入り口だけかなって思っていました。

門脇：私も最初に台本を読ませて頂いて、それが面白くてオーディションを受けに行くことになったんです。凄く緊張感のあるオーディションだったんですが、そこでお会いした三浦さんと直感的に「合うな」と感じたんです。それで一緒にお仕事がしたいなと思いました。

■　お二人は今回が初共演ですが、お互いの印象を教えて下さい。

池松：知れば知るほど、なんとなく自分と似た部分があるなと感じました。具体的にどこがって聞かれると難しいんですけど…。あと麦ちゃんて、何やってても寂しそうなんですよね。なんか笑ってても寂しそうだし…。

門脇：あの…私そういう顔なんですよ（笑）。

池松：いや、でもそこがいいなぁと。信じているものと信じていないものが混在しているような…複雑な感じ。あとは綺麗な部分も汚い部分も持っていて、綺麗な役を演じていても汚い部分が見えたり、逆に汚い役を演じていても麦ちゃんの綺麗な部分がこぼれ出るような人間味を感じますね。

門脇：池松さんは、ぱっと見あんまりどんな人か見えてこないけど、ずっと観察しているとわかってくる感じですね。上手く言葉にできませんが、とにかくステキな方です。自分も、初めて池松さんとお会いした時からどこか通じるところがあるなと感じていたので、撮影中もそれが拠り所だったんだと思います。

門脇麦、家では裸族…！？

■　裸でいるシーンがほとんどですが、現場の雰囲気はいかがでしたか？

池松：現場は本当にいい雰囲気でした。それが裸だからかはわかりませんが…（笑）でも無意識に開放感を得ていたのかなぁとは思いますね。

門脇：始めはやっぱり、裸でいるのが恥ずかしかったです。でも人間て慣れてしまうもので、何日かしたら意識しなくなっていましたね。たぶんみんな、最後の方は裸でいることをなんとも思ってなかったと思います。

■　なるほど…唐突ですが、プライベートでも裸族派だったりしますか…？

門脇：裸族…とまではいかないですが（笑）、でも家にいる時とか、家族の前だったら下着だけで歩きまわったりもします。もともとクラシックバレエをやっていたので、薄着でいるのに慣れているのかもしれませんね。バレエの時って、着ていてもレオタードだったり、人がいてもスタジオで着替えちゃったりするので。

池松：僕はバレエを…やってないので（笑）。寒がりですし、できるだけ服は着たい方です（笑）。

■　池松さんは、ニートという役柄に合わせて体型をだらしなくするようにと指示があったそうですが…？

池松：何をして太ったのかと皆さんに聞かれるんですが、実は何もしていないんですよね。

門脇：あれ？でもお弁当とか頑張って食べようとしてたよね？なんか「太らなきゃいけないから、食べなきゃ。」とか言っていたような…

池松：あ、あれは太ろうとしてるフリだよ。

一同：（笑）

池松：頑張っている雰囲気をだそうと思いまして…（笑）。

■　最後にこれから作品を観る人にメッセージをお願いします！

池松：なかなか手が伸びないタイプの作品だとは思います…。でも三浦さんを筆頭に、関わった者はみんな、変態映画を撮ったつもりはないです。大袈裟じゃなく、人間参観として関心をもってもらえたら嬉しいですね。不純な映画じゃないですよということと、とりあえず面白いから観てみて頂きたいなと思います。

門脇：とっつきにくいかもしれませんが、実は友達同士でも、カップルでも観て頂ける映画です。怖いもの見たさで、軽い感じで観に来てくれればいいなと思います。女子会の時に観たら、観た後はいろいろガールズトークのネタにもなると思います！
池松壮亮
ヘアメイク：宮田靖士
スタイリスト：纐纈 春樹
門脇麦
ヘアメイク：遠山美和子（THYMON　inc.）
スタイリスト：檜垣健太郎 (little friends)、KENTARO HIGAKI (little friends)

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Present

なんと、今回インタビューに応じてくれた池松壮亮さん＆門脇麦さんのサイン入りポラロイドももらってきちゃいました♪応募期間は3月4日（火）〜3月11日（火）まで！お楽しみに♪
http://girlswalker.com/cp/static/present/

Information

『愛の渦』

2014年3月1日（土）よりテアトル新宿他にて公開

公式サイト：http://ai-no-uzu.com/