「月刊デザート」(講談社)にて連載中の玉島ノンによる「モエカ...
Snow Man岩本照「甘えてきたり弱みを見せられると…キュンとする」恋愛映画出演にメンバーから反響も
girlswalker編集部
『月刊デザート』(講談社)にて連載中の玉島ノンの同名漫画を映画化した映画『モエカレはオレンジ色』が7月8日(金)より全国公開されます。「2022年1番の胸キュンラブストーリー」と銘打った本作は、Snow Manのリーダーである岩本照が主演を務め、モデルで女優の生見愛瑠がヒロインを演じていることでも話題沸騰中!
本作は岩本さん演じる蛯原恭介が生見さん演じる素直でまっすぐな萌衣と出会い、恋に発展していくラブストーリー。『おそ松さん』以来の映画出演となる岩本さんは、本作が映画単独初主演となっています。
初の映画単独主演を務めた岩本さんに、本作の胸キュンポイントや恋愛観についてお話を伺いました。
目次
SPECIAL INTERVIEW
映画出演は「壮大なドッキリかと思った」
——『モエカレはオレンジ色』は「胸キュン」がテーマになっていますが、今回お話を聞いてみて率直にどう感じましたか?
岩本「最初聞いたときは本当なのか壮大なドッキリを仕掛けられるのかどっちだろうと思いました(笑)。徐々に顔合わせとか、いろいろ進んでいくにつれて本当なんだと実感しましたね」
——原作は読まれましたか?
岩本「もちろん読みましたよ!僕は漫画とかでキュンキュンすることがあんまりないんですけど、久々にキュンキュンしましたね。演じさせてもらうときは、恥ずかしい気持ちがあったんですけど、しっかりとキュンキュンの要素を落とし込んで演じなければいけないと思いました」
——岩本さんから見て蛯原恭介はどういう人物ですか?
岩本「何事も譲れないところがあるし、変にムキになるような熱いところもあるし、真面目で不器用で嘘がつけない人ですよね。僕はそんな蛯原がすごく素敵だなって思います」
——今のお話を聞くと岩本さんとも似ているなと感じます。
岩本「似ていますよね。僕も蛯原と同じで甘いもの好きですし、身長も誕生日も近いんですよ。あと何か悩みがあったら身体を動かして忘れようとする性格なのは僕も一緒なので共感しました。原作を読んだ友達からも『お前そのままだね』って言われましたね」
——メンバーのみなさんからはなにか反響はありましたか?
岩本「『すごいイメージに合っているよ』と言ってもらいました。公開が近づいていろんな情報が出てくるにつれて、メンバーからいじられる気がしています」
——特に誰からイジられそうですか?
岩本「深澤(辰哉)ですね(笑)」
——それは胸キュン映画を岩本さんが演じることに対してイジるといった感じなんでしょうか?
岩本「そうですね。(向井)康二とかふっか(深澤辰哉)がキュンキュンするシーンを再現しそうな気がするし、意外とラウールとかも何か突っついてきそうな気もします。僕がちょっとやめてほしいことを、あいつらは最近わざと楽しんでる気がするんですよ(笑)。ちょっと良くないですよね……!」
消防士の訓練は良い経験だった
——今回、実際に消防士の訓練をしたそうですが、実際に体験してみていかがでしたか?
岩本「めちゃめちゃ楽しかったです。ロープを使って登ったり、空気ボンベを背負ったまま人を担いだり、普段できないようなことができて新鮮でした。人を担いで上に運ぶためには身体の上半身と下半身の連動が大事なのですが、毎日いろんな訓練を積んできた消防士の方たちだからこそできることだなっていうのは、身に沁みて感じましたね」
——実際に訓練を経験することで、消防士としての説得力も出ますよね。
岩本「そうですね。あんな身体していて消防士ありえないでしょうと思われないように筋トレにも力を入れましたし、実際に消防士の方たちが見たときに、『いやこれは違うよ』と言われないように気をつけながら動きとかを意識しました。原作があるので演じる上で難しさはあったんですけど、『これやるときはこうだよ』というのをその場で実際に教えていただきながら撮影させてもらえたので、すごい良い経験でした」
甘えられたり弱みを見せてくれたりしたらキュンとします
——岩本さん的に“ここは胸キュンポイントだ”と感じる印象的なシーンはありますか?
岩本「女の子が見た胸キュンと男の子が見た胸キュンはちょっと違うと思うんですが、萌衣をギュッてするシーンや萌衣が体調を崩すシーンなんかは胸キュンなんじゃないかな。あと、僕がトレーニングしてるシーンを見てキュンって思ってくれたら嬉しいですね。胸キュンポイントが幅広い映画なので、男女ともに楽しめる作品だなって思います」
——岩本さんがされてキュンとする仕草や行動はありますか?
岩本「急に甘えられたり、急に恥ずかしがられたりしたら、何そのかわいい感じと思っちゃうかも。普段強がっている人が急に甘えてきたり、相手が弱みを見せてくれたりしたらキュンとしますね」
——撮影以外の部分で何か印象に残っている出来事はありますか?
岩本「浮所(飛貴)がみんながちゃんとメイキングに映れるように率先して動いてくれていたのが印象に残っていますね。初めましての共演者が多い中、そうやって動いてくれたのが有り難かったですし、弟キャラみたいな感じがかわいいんですよ。浮所も含めて、思いやりで溢れた現場だったので撮影の期間が終わってしまうのが寂しかったです」
恋のライバルになりたくないメンバーは?「ふっかですかね(笑)」
——本作には恋のライバルが現れる展開があるかと思いますが、岩本さんは恋のライバルが現れた場合はどうしますか?
岩本「僕は譲らないと思います。もしライバルが知らない方だったら余計に譲れないですね」
——もしそのライバルがメンバーや友達だったとしたら?
岩本「メンバーと同じ人を好きになるってあまりないシチュエーションで難しいんですけど、もしそうだった場合、一度話し合いますね。しっかり話し合った上で、僕はメンバーがライバルになるのであれば身を引いて応援する側になると思います」
——ライバルになりたくないメンバーを挙げるとするなら誰でしょう?
岩本「ふっかですかね(笑)」
——それはどういうところが?
岩本「みんな優しいですけど、その中でも優しいんですよ。高校が一緒だったのでプライベートもよく知っていて、ふとしたときに『ずるい』って思うような仕草を見てきたので。2人で同じ人を好きになったらライバルにするのは嫌ですよね。でも2人の関係性に亀裂が入るぐらいだったら、お互い手は出さないんじゃないかなって思います」
——岩本さんはライバルの存在は歓迎ですか?
岩本「いや、正直いないほうが良いですよね。でも逆にいてくれたら、ライバルだけを意識すればいいから戦いやすくはあるかな。一番嫌なのはライバルだと思っていなかった人が横取りするパターンじゃないですか。いいとこ取りみたいなのが一番嫌いなので(笑)」
——蛯原と萌衣はお互い支え合う関係性ですが、岩本さんは誰かがいたから乗り越えられたという経験はありますか?
岩本「それこそ応援してくれるファンの人やメンバー、家族がいたから乗り越えられたと思います。これまで何度もグループをやめようと思ったし、韓国とかアメリカに行ってグループ組んでやろうかと思ったし、踊りじゃない何かを始めた方がいいんじゃないかって思ったときもたくさんありました。でも、みんながいるからこそ困難を乗り越えられてきたので、そうした人の存在は本当にありがたいですよね。
自分の人生だし、自分のやりたいことだけしていればいいやと思っていたら、多分今ここにいなかった。家族やファンの人を始め、ダンスが好きですとか、元気もらえましたとかっていう手紙が僕をこのアイドルの道に留めてくれたなっていうふうに思います」
INFORMATION
映画『モエカレはオレンジ色』
7月8日(金)
《出演》岩本照(Snow Man)、生見愛瑠、鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、古川雄大、藤原大祐、永瀬莉子、高月彩良、晴瑠、笛木優子
《原作》玉島ノン『モエカレはオレンジ色』(講談社「月刊デザート」連載)
《監督》村上正典
《脚本》山岡潤平
《主題歌》「オレンジkiss」Snow Man (MENT RECORDING)
《製作》「モエカレはオレンジ色」製作委員会
《配給》松竹
《公式サイト》https://movies.shochiku.co.jp/moekare-movie/
© 2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会 ©玉島ノン/講談社
文:川崎龍也