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女子大生のリアルな実情!バイト先のセクハラ、SNSいじめ…身近にある法的トラブル

「強引なエステの勧誘を断り切れなかった」「バイト先でセクハラを受けたけどやめてほしいと言えず、泣き寝入りしている」「SNS上で悪口を言われて毎日つらい」など、誰にも言えない悩みを抱えていませんか?


ここでは、同じようにさまざまな悩みを抱える女子大生4人で座談会を行い、「誰に相談したらいいのか」「どんな解決法があるのか」ということを、法テラスに所属する鳴本翼弁護士を交えながら、お話しました。似たような悩みを抱えている人は参考にしてくださいね。


<座談会参加メンバー>
左から:小川奏さん(22歳)、佐藤さくらさん(21歳)、石川真衣さん(20歳)、⻑谷川莉来さん(19歳)、鳴本翼弁護士

18歳で成人になることにより、経験が乏しい若者が狙われるケースも

まず知っておきたいのが、今年の4月から、これまで20歳だった成年年齢が18歳に引き下げられること。今後、18歳以上の人は「成人」として扱われ、親の同意がなくても契約することができるようになります。このことについて話してみると…。

佐藤さくら(以下、佐藤)「クレジットカード契約の申込みや賃貸契約など、親の同意がなくてもできるようになるけど、その分、自分で責任を持たないといけないことが増えるなと思いました。自由になることもあるけど、失うものもありますよね」

小川奏(以下、小川)「アメリカに留学した時、ホストシスターは17歳や18歳なのに、すでにみんな精神的に自立していました。私は20歳になったとき、成人と言われて実感が湧かなかったし、18歳で大人と言われても、ますますピンと来ないと思うけど、日本でも一人ひとりが責任の重さを考えられるようになったら、いろんなトラブルが減っていくのかも…」

鳴本弁護士「そうですね。成人になると、社会の中でできることが増える反面、責任を伴うことも増えます。たとえば、未成年者が親の同意を得ずに契約した場合に契約を取り消す『未成年者取消権』は使えなくなりますね。これを機に、18歳になりたてのまだ知識や経験の乏しい若者を狙う悪徳業者が現れるかも。若い世代の方にも、ぜひ正しい法律の知識を身につけていただきたいです。」

バイト先のトラブルでも権利を主張できる!

girlswalkerが事前に18歳から30歳の女性にアンケートを行ったところ、「職場でパワハラやセクハラにあっている」「休みが取れない」などの悩みが多く寄せられました。女子大生たちはどうでしょうか?

石川真衣(以下、石川)「職場の上司からパワハラみたいなことをされた経験があります。最初は普通にお仕事の連絡が来ていたのですが『誕生日にあわせてご飯行こう』とか『スケジュールを把握したいから共有して』などと強要されて。いやです、と伝えても、お仕事を続けている限り、無視をすることもできず大変でした」

鳴本弁護士「パワハラやセクハラでお困りの女性は多いようですね。そういったトラブルによって精神的なダメージを負った、仕事に行けなくなった、などの被害があれば損害賠償を請求することが考えられます。また、アンケート結果によると、『バイトの休みが取れない』などの悩みも多いようですが、労働基準法はアルバイトやパートにも適用されます。『バイトだから仕方がない』と泣き寝入りしないで、労働者としての権利が保障されていることを知っておいてくださいね」

美容アイテムやエステ契約のトラブルはどうすれば?

アンケートでは、「購入したサプリの効果や内容が違った」「脱毛やエステで半年先まで予約が取れない」など、美容にまつわる悩みも多い印象でしたが…。

石川「憧れている人がSNSでおすすめしている商品を買ったら、あんまり効果が感じられなくて、個人差なのかな、と。今回は一回だけの購入でしたけど、もう少しで定期購入するところでした」

鳴本弁護士「それは、買った時の説明と、使ってみた時の効果が違ったんですか?」

石川「その人が話している効果とは違っていました。でもその後に、効果のない商品だったことが正式に発表されたんです。購入から1年以上たっていたし、使うのもやめていたので、今さら行動を起こしても仕方ないのかなと思って何もしなかったんですけど…」

鳴本弁護士「定期購入に至らなかったのは幸いでしたね。もし、誤った情報に基づいて契約してしまった場合は、消費者契約法によって契約を無効にできる場合もあります。また、脱毛やエステの契約については、クーリングオフについても知っておきたいですね。契約後、一定期間であれば、無条件で契約を解除できる制度です。ぜひ覚えておきましょう」

盗撮やストーカーのトラブル解決にもさまざまな方法が!

アンケートでは、自分や友人がトラブルに巻き込まれたことがあると答えた人のうち、なんと7割もの人が何らかの犯罪被害にあっていたことがわかりました。女子大生たちにも、このような被害にあった経験があるかを聞いてみると…。

佐藤「同じ学校の男子が女子トイレを盗撮して、退学したんです。傍から見ると警察沙汰にもならず、罰を受けずに去っていった様子で、そのことが今でも腑に落ちません」
小川「盗撮はけっこう多いよね。私自身も勝手に写真を撮られて、DMとかで送られてくることがあります。でも投稿者の特定ができなくて…」

鳴本弁護士「相手がわかっていれば、精神的に苦痛を受けたことなどを理由として金銭的な請求をしていくことが考えられます。誰が投稿したのか分からないという場合でも、投稿した人を特定するための手続を利用できる場合がありますよ」

長谷川莉来(以下、長谷川)「私は電車の中で、そんなに混んでいないのに男の人が近づいてきて、LINEのQRコードを無言で突き出してきたんです。追加しろってことだと思いますけど、絶対にイヤだったので、車両を変えようと思ったんですが、ずっと追いかけてきて…。なんとかギリギリのところで乗り換えましたけど、ストーカー行為というか、本当に怖かったです」

鳴本弁護士「つきまとい行為が繰り返されるような場合には、ストーカー行為といえるかもしれませんね。様々な法律の処罰対象になりうる行為なので、まずは警察に被害届を出すのがいいかもしれません。特に、身の危険を感じるような場合には、ためらわずに警察に相談してくださいね。また、犯人の処罰とは別に、それによって精神的なダメージを受けたなどの被害があれば、損害賠償を請求し、金銭的な解決を図るという方法もあります。加害者にふさわしい処罰を考えるための刑事的な手続と、被害者の救済を求めるための民事的な手続の2つの側面から対応していくことが考えられますね」

誰にどうやって相談したらいいの?

誰にも言えない悩みは4人にもあるようで…。誰に、どんな風に相談したらトラブルが解決できるのかを話してみました!

小川「トラブルってけっこう細々とあって、でも親に話すと心配かけちゃうし、友だちも、巻き込んじゃうかもしれないから、あまり話せなくて」

佐藤「私は親と祖父母が近くにいるから最初に話すかな。法的なことは友だちにはあんまり話さないかも」

石川「仕事関係は親に相談しやすいけど、交際している人とのトラブルは友だちのほうが共感してもらえるから相談しやすいなって。で、『やばくない?』って言われたら親に相談したり」

鳴本弁護士「今はSNSやネットのツールも発達しているので、若い人たちが犯罪やトラブルに巻き込まれやすいんです。トラブルを誰かに相談するのは勇気がいりますよね。『法テラス』は国が設立した機関で、困りごとの駆け込み寺です。法テラス・サポートダイヤルは電話やメールで匿名の問合せができて、通話料はかかりますが、利用料はかかりません。守秘義務があり、情報が外部に漏れることもないので、法的なトラブルかどうかにかかわらず、まずは気軽にお問合せしていただけたら。もし法的なトラブルであることが分かれば、法律家の相談につなぐこともできます」

長谷川「今日は弁護士の方とお話するのが初めてで、しかも法テラスのことを詳しく知らなかったので、実際に気軽に相談できるところがあることを知れてよかったです」


石川「今までの相談相手は親や友だちで止まっていたけど、それ以外にも選択肢があるんですね。これから何かあった時には相談したいです!」

小川「友だちから相談を受けた時に、どこに相談したらいいのか抱え込んじゃうことがよくあるので、そういう時には友だちにも、すすめてみたいなって思いました」

プライバシーを守りながら相談できる「法テラス」

「どうしたらいいかわからない」「誰に相談すればいいの?」というトラブルにあってしまった時に頼りたいのが、「法テラス」です。「法テラス」は国が設立した機関で、問題を解決するために役立つ法制度や相談窓口を無料で案内しています。一定の要件を満たした方には、無料の法律相談や、弁護士・司法書士費用の立替えも行います。

たとえ法律にかかわる問題じゃなかったとしても、トラブルの内容にあった相談窓口を調べてくれるので、問題解決のヒントが見つかるはず。

電話での問い合わせは、0570-078374(おなやみなし)。平日は9時から21時まで、土曜日は9時から17時まで受け付けています。メールは法テラス公式HPから24時間受付中。友だちが悩んでいる時にも教えてあげよう!

また、「事情を話しにくい」「思い出すのがつらい」といった犯罪の被害に関するトラブルは、経験豊富なオペレーターが対応する犯罪被害者支援ダイヤル、0570-079714(なくことないよ)へ。こちらも平日は9時から21時まで、土曜日は9時から17時まで受け付けています。

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