11月3日に23歳の誕生日を迎える北村匠海さん。ダンスロック...
北村匠海、母親のエゴサーチ能力がすごい!? 新田真剣佑は美声を生披露
girlswalker編集部
俳優の新田真剣佑と北村匠海が、2020年2月1日(土)、都内で行われた映画「サヨナラまでの30分」公開御礼舞台挨拶イベントに、萩原健太郎監督とともに登壇。
今月24日に封切られ、「ぴあ映画初日満足度調査」(1月25日ぴあ調べ)では1位を獲得したほか、SNS上でも鑑賞者から多数の絶賛の声が続出している本作。
1年前に死んだバンド「ECHOLL」のボーカル・アキ役を務めた新田は、「周りの方々が観てくれていて、毎回何度か泣いたという報告を受けています。3回泣いたという方が多い」と公開後の周囲の反響を明かした。
また、カセットテープが再生される30分間だけ新田扮するアキと入れ替わる颯太役の北村は、「僕は4回泣きました!」と感涙を自己申告。「自分が演じているのを見ているのに、こらえきれなかった」と感慨深げに振り返った。
SNSでは「頭が痛くなるほど泣いた」といったコメントもあると司会から紹介されると、新田は「僕も以前舞台を観た時に“頭が痛くなるほど泣いた”ことがあるんですけど、あのくらいってことですよね!? 相当ですよ!(笑)」と熱い感想コメントに喜びを噛みしめた。
北村は母親が映画の感想が載ったURLを送ってくれるそうで、「その中で『この映画はダークホースだ』と書いてくれた人がいたり、演じている僕ら以上に作品や役柄を深掘りしてくれたり、映画評論をする方々の評価が高いのは役者冥利に尽きる」と好反響に歓喜。同時に「母のエゴサーチ能力が高い」と照れ笑いを浮かべた。
萩原監督も、「いい意味で想像していたものと違うと、ダークホースという言葉は嬉しい」と喜び、「新海誠監督も観てくれて、大絶賛してくれました」とアニメ界の大監督の太鼓判に喜びをあらわにしていた。
新田&北村の「かけがえのない瞬間」とは?
劇中では美しい映像美と共にバンドメンバーの青春のひと時が色鮮やかに描かれるが、そんな映画にちなみそれぞれの「かけがえのない瞬間」について質問が及ぶと、「至福の時間といったら、カレーを食べてサウナに入って、帰って植物に水をあげながら会話する。そういう事が一番ナチュラルで好きかなぁ」と自身がこよなく愛する趣味全開のトークを展開。
一方新田は「かけがえのない瞬間は今かもしれない。ゼロから作ったものを皆さんに観てもらえるこの瞬間」と真剣な眼差しで客席へ投げかけると、直後に「今すごくいい事を言ったかもしれない!」と自らのコメントを自賛し、場内は大爆笑だった。
音楽プロデューサーandrop内澤からも絶賛の歌声を生披露!
イベントでは、本作の音楽プロデューサーである内澤崇仁氏から新田と北村へコメントが代読される場面も。
「軽く歌った声が良すぎて衝撃を受けた」「感情の表し方や表現の幅など、恐ろしさを感じた」などと絶賛された新田は「熱いですね……嬉しいです」としみじみしながら、劇中曲『瞬間』のワンコーラスを口ずさみ、美声の生披露に場内は大興奮。サービス精神旺盛に盛り上げた。
また、「妥協なく歌ってくれた」「緻密な解釈とイメージに助けられた」と内澤からの絶賛コメントが紹介された北村は、「内澤さんとは関係が長いので、オリジナル作品の音楽映画でご一緒できたのは感慨深い」と念願の“共作”を喜んだ。
劇中では様々な楽曲が披露されるが、北村はお気に入りの一曲として、プライベートでも親交の深いバンド・雨のパレードが書き下ろした本作のリード曲『もう二度と』を挙げ、「(ボーカルの福永)浩平から、今度匠海が主演する映画の曲を書くんだ、と言われて。ただの仲のいい友達と主演として前に立つ映画で一緒に組めたのは嬉しかった」とニッコリ。「雨パレが今度ライブで『もう二度と』をセルフカバーするみたいです。完全に『サヨナラまでの30分』に媚びを売ってきている………」と冗談を交えながらも感謝の思いを述べた。
「熱い想いを受け取って」映画をアピール
最後に、荻原監督は「映画を観てくれた方の人生が少しでもいいものになれば、僕らが頑張って作ってきた意味がある」とコメント。北村は周囲の反響に「役者を、音楽を続けてきてよかったと、今まで続けてきたことの点と点が一つになった気がする作品です。僕自身もこの作品に救われたので、僕らが込めた熱い想いを受け取ってもらえたら嬉しい」とアピール。新田は「この映画について評判のいいことしか聞かないので、作品の魅力と感動をより多くの人に感じてもらえれば」と、さらなるヒットを祈願した。