注目俳優 瀬戸利樹の心を癒すマイルール！「家に帰ったら必ず…」＜映画『シグナル100』＞

映画『シグナル100』が、2020年1月24日（金）より、全国で公開されます。

原作は、『不能犯』『虐殺ハッピーエンド』の宮月新、近藤しぐれによる同名コミック。25万部以上を売り上げるベストセラー作で描かれるのは、平和な日常が崩れ去るリアルな恐怖と「シグナル100」の謎……。ゲームは動き出したら、止めることができない。実写映画では原作とは異なるオリジナルの結末へと、主演を演じる橋本環奈を中心に、2020年に活躍が期待される若手俳優陣らが想像を絶する物語が展開していきます。

girlswalkerでは、和田隼役を演じられた瀬戸利樹さんをピックアップ！　クールな性格の持ち主でクラスメイトたちからは一歩距離を置く役どころを担当した彼ですが、実際の素顔は……？　映画のことからプライベートがちらりと見える話題まで、さまざまなお話をしていただきました。

SPECIAL INTERVIEW

和田は役者としてやりがいを感じた役だった。その理由は？

――本作で演じられた和田は、これまでの瀬戸さんのイメージを覆すようなダークな役どころでしたが、演じてみていかがでしたか？

こういった作風の映画に出演するのも初めてでしたし、自分にないものばかりの役柄で、今まで以上に悩みました。人物像を明確にするために監督や脚本家の方と何度も話し合い、和田の生い立ちや台本に書かれていないバックボーンの部分を作り上げていきました。

――今回は、映画と原作で和田のキャラクター像もまったく違っているんですよね。

そうなんです。原作がある作品は、もとのキャラクターに肉付けをしていくことが多いんですが、本作ではほとんど一から作っていったので新鮮でした。想像する部分が多かったからこそ演じる楽しさもあって、役者としてやりがいを感じた役でした。

――お芝居をするうえで何か意識していたことはありますか？

監督から言われた「カッコよく、美しく」ということは常に心がけていました。一見簡単そうですが、いざやってみるとすごく難しくて。和田が決めポーズのような仕草をする場面では、普通だったらこんなことしないだろうなと思いつつも（笑）、少しクサく見えるくらいを意識しました。

――劇中では壮絶なデスゲームが繰り広げられますが、もしもご自身があの状況になったとしたら……？

和田みたいに1人では行動できないですね……。やっぱり怖いじゃないですか。自分からは積極的に動かず、周りの流れに任せちゃうと思います。絶対に最後まで生き残れないタイプです（笑）。

恋人に求めるNG行動は…

――映画で描かれるシグナルは「やってはいけないこと」ですが、瀬戸さんが恋人に求めるシグナル（＝しないでほしい行動）は？

礼儀正しくない行動。食事のときにきちんと「いただきます」が言えるかとか、箸の持ち方なんかも結構見ちゃいますね。

――本作に登場する3年C組のクラスの掟にちなみ、瀬戸さん自身のマイルールを教えてください。

家に帰ったら必ず音楽をかける。最近は、ドハマりしているSHE’Sさんの曲をよく聴いています。心地良い歌声で、とても癒されるんです。

――では、お仕事に関するマイルールは何かありますか？

撮影の前日は食事に気をつけてます。男性とはいえ、顔が浮腫むとよくないと思って……（笑）。定番メニューは納豆、豆腐、もやしナムルで、それをベースに控えめにするようにしています。

2019年の大活躍から、2020年への成長に期待！

――昨年はドラマ「偽装不倫」で注目を集めるなど、役者として大きくステップアップした1年だったかと思います。改めて2019年を振り返ってみていかがでしたか？

たくさんの作品に関わらせていただいて、演じるうえでの奥深さを痛感しました。楽しさが倍増した分、自分に足りないものも見えてきたのかなと。様々な役柄を通して引き出しの数は増えましたが、それをしっかりものにできているかというと、まだ少し不安な部分があるので、学んだことを活かせるようにしたいです。

――最後に、今年の目標を教えてください。

作品はもちろん目で見るものですが、僕は耳から入ってくる情報もすごく大事だと思うんです。“瀬戸利樹が演じている”役になってしまわないよう、キャラクターによって声の雰囲気を変えたり、もっと役と同化していけるようになりたい。演技中はどれだけ瀬戸利樹の要素を消せるかが今後の目標です。

INFORMATION

映画『シグナル100』
2020年1月24日（金）全国公開

《出演》橋本環奈
小関裕太　瀬戸利樹　／　中村獅童
《原作》宮月新、近藤しぐれ『シグナル 100』（白泉社・ヤングアニマルコミックス）
《監督》竹葉リサ
《脚本》渡辺雄介
《配給》東映
《公開情報》R15
《公式サイト》https://www.signal100.jp/
（C）2020「シグナル 100」製作委員会