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芦田愛菜、5年ぶりの実写映画主演! 映画『星の子』が製作決定
girlswalker編集部
女優・芦田愛菜の5年ぶりとなる実写映画主演作『星の子』 の製作が決定した。
5歳で出演したドラマ『Mother』(NTV系・2010年)で脚光を浴びて以来、幅広いフィールドで活躍を魅せる芦田。そして、待ちに待った実写日本映画への主演作となる本作で芦田が演じる主人公は、本人同様、中学3年生の「ちひろ」。少女から大人へと成⻑していくかけがえのない瞬間を生きる「ちひろ」と芦田。まさに運命的とも言えるキャスティングが実現した。
⼤好きな両親から愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成⻑していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く……。
芦田は、「原作を読ませて頂いて、信じるという事について深く考えました。 自分の考えとは違うと思っていても、大切な人の考えを信じてみようと思ったり……。正しいか間違っているかの判断だけでなく、人はその人と、その周りをとりまく環境や人の想いによって見え方が変わってしまったり……。誰かを、何かを、たとえそれが自分の大切な人でも迷わず信じ続けることはとても難しい。そう感じました。私が演じさせて頂くちひろは、少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います。これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で、信じるという事は何なのか? ちひろと共に探していきたいと思います」とコメントしている。
原作の今村夏子は、第24回三島由紀夫賞受賞、第155回芥川賞候補に。同原作で再び第157回芥川賞候補、第39回野間文芸人賞受賞、2018年度本屋大賞7位に。そして最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞と、いま最も次作が気になる最注目の気鋭の小説家。 今村の原作が映像化されるのは本作が初めてだ。
監督・脚本は、樹木希林の遺作の1本となった『日日是好日』で報知映画賞の最優秀監督賞を受賞した大森立嗣が務める。
少女ちひろの成⻑と家族の行方。2020年の注目作になりそうだ。
Information
映画『星の子』
《公開時期》2020年全国公開予定
《出演》芦田愛菜
《監督・脚本》大森立嗣
《原作》今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日聞出版刊)
《製作幹事》ハピネット、ヨアケ
《製作プロダクション》ヨアケ、ハーベストフィルム
《共同配給》東京テアトル、ヨアケ
《公式サイト》hoshi-no-ko.jp
(C)2020「星の子」製作委員会