きちっとしてなきゃ気が済まない？！几帳面な人の長所と短所

皆さんは自分の性格を客観的に捉えたことってありますか？友達や家族から「几帳面だね」と言われたとき、自分自身に自覚がなかったりすると、なかなか理解できませんよね。

そもそも、几帳面な性格というのは、一体どの様な特徴があるのでしょうか。今回は、几帳面な人の特徴と長所・短所、几帳面な人との上手な付き合い方についてご紹介していきます。

几帳面って言われるけど・・・

自分ではそれほど自覚していなかったけれど、他人から「几帳面な人だね」と言われたことってありますか？几帳面って言われても、なかなか客観的に見られないこともありますよね。几帳面な人の特徴とは、いったいどのようなものなのか詳しく見ていくことで、自分と照らし合わせることが出来るかもしれません。

几帳面な人の特徴

自分の癖や自分のルーチンワークなどから、几帳面な正確かどうか見えてくるかもしれません。まずは、几帳面な人の特徴について詳細を以下にまとめましたので、是非参考にしてみてください。

最初から最後まできっちり計画し、その通りに行う

まず几帳面な人というのは、計画性をしっかりと持って行動しています。そのため、仕事であってもプライベートであっても、最初から最後までしっかりと計画を立てます。

旅行などにおいては、旅行のしおりを作ってしまうくらい几帳面です。自分の計画の通りに行動しないと気が済まない部分もあり、計画通りに進まなかったらそれはその人にとっての失敗です。

自分に厳しくストイック

几帳面な人は自分のことに対しては厳しい傾向にあります。自分が決めたルールは徹底して守りますし、妥協を許しません。勉強も仕事もプライベートも、自分が「こうするんだ」と決めたら決して曲げることがないのです。

「今日くらいは良いよね」と感じることがあっても自分に甘くするのが耐えられないので、一瞬心が揺らいだとしても自分には厳しくいられます。何をするのにも自分に対してストイックなのが几帳面な人の特徴です。

ルールや約束は絶対

自分が決めたルール以外にも、私たちの生活の中では決めごとがたくさんあります。大きなものでは法律ですし、学校に入れば校則があります。会社に入れば会社のルールがあるでしょう。それぞれ環境によりルールや約束が存在しますが、すべての人間がそれを守っている、とは限らないでしょう。

几帳面な人はそういったルールや決まりごとを守ることにかなりうるさい傾向があります。絶対に約束を破ったりしませんし、たとえ家族間の小さな決まり事であっても絶対です。ルールを放棄することは、もやは悪だと捉えています。

責任感が強い

几帳面な人はストイックで厳しい分、責任感をきちんと持っています。仕事でも責任のある行動や発言をしますし、責任感ある姿勢で信頼を得ているのです。

ルールを守っていることも、責任感の表れだと言えますよね。無責任な行動は絶対に行わないので、周囲からは「この人だったら大丈夫」と熱い信頼を得ています。

几帳面な人の長所

几帳面な人と聞くと、細かいことが気になったり神経質でうるさいといったネガティブなイメージを持つ人も珍しくありません。しかし、几帳面だからこそポジティブに感じられる長所はたくさんあります！

几帳面な人の長所について、詳しくまとめました。

細かい仕事ほど得意

几帳面な人は大雑把な作業や仕事をしません。そのため、細かい仕事であるほど得意であり、本領を発揮してしっかりとこなしてくれるのです。几帳面ではない人にとってはただの苦痛に感じる仕事でも、ミスをすることなく淡々とこなしてくれるでしょう。

細かい作業やミスが許されない作業においては、何度も確認をし完璧に出来ていることを確認したうえで仕事を仕上げてくれるはずです。仕事の正確さからも信頼度を上げていくのが几帳面な人です。

正確でミスなく行うことができる

几帳面な人は何度も何度も確認をしてくれるので、ほとんどの作業においてミスがありません。細かい作業が得意でありミスをしないので、確実に成果を上げていきます。

几帳面さが発揮される場面ですし、ミスした後のことを考えながら行動できるわけですから、当然ミスをしません。途中でミスを見つけてもきちんと直しておきますし、一緒に仕事している人のミスがあったとしても、見つけて指摘したり直してくれるでしょう。

周囲から信頼される

何度か述べていますが、几帳面な人は信頼を得ます。仕事では能力を認められますし、プライベートでは約束を破ったことが一度もありませんから、信頼できる人だと認識してもらえますよね。

旅行などでも、しっかりと周りをリードして計画を立ててくれますから、信頼を持って任せられる人だと感じさせてくれます。

几帳面な人の短所

長所があるということは、当然短所も存在します。几帳面だからこそ感じてしまうデメリットについても、徹底解説していきますよ。

要領が良いとは言えない

几帳面で仕事を確実にこなしてくれるのが几帳面な人ですが、要領が良いとは言い切れません。細かい作業をミスなく仕上げてくれるのですが、几帳面がゆえに、妥協することが出来ないのです。

そのため、他の人よりも仕事が遅く感じてしまうこともあります。ミスがない方が良いのですが、目立って仕事が遅いと、妥協が必要になってくる部分もあるでしょう。

割り切ったり切り上げることができない

確実に締め切りにまで間に合わない、今日中には仕上がらないとわかっていても、割り切ったり切り上げたりすることが几帳面な人にはできません。

「もう今日はここまでにして、続きは明日頑張ろう」と考えることができず、自分が納得できるまで作業を続けてしまいがちです。また他人がそれを指摘しても、自分に厳しいがゆえ、几帳面さんはなかなか聞き入れられません。

融通がきかず几帳面さを人に押し付ける

自分自身に厳しいだけならまだしも、几帳面な人はつい他人に几帳面さを押し付けてしまうことがあります。融通がなかなかきかないのです。「こうあるべきだ」と自分に確信させてしまったら、それ以外のものが見えてこなくなり、他人にも要求してしまいます。

几帳面な人との上手に付き合うには？

親しい人や同僚に几帳面な人がいた場合は、まずその人の前だけでも時間やルールをしっかりと守って行動しましょう。几帳面な人は、約束を破られたり遅刻されるのをとても嫌がりますから、良い関係でいたいならば、少なくとも常識に近い部分は守っておきましょう。

おわりに

几帳面さが目立つ人は、確実に仕事をこなしてくれますし、ルールや時間を守ることを徹底している人です。こちらも、誠意をもって接していれば、プライベートでも仕事でもお互いに信頼を持って行動できますよね。妥協できずに困っていたら、妥協する方法を教えてあげるなど、助け合って過ごしましょう。