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初武道館をレポート! みやかわくん感涙、 「まさか動画上げてただけの高校生が……」

2019年7月19日(金)に東京・日本武道館で開催された、単独公演「大生誕祭2019 in 日本武道館」をレポート!

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新曲サプライズも。みやかわくん、夢の武道館をレポート!

「大生誕祭2019 in日本武道館」当日、雨という天気予報は見事に外れ、みやかわくんを祝福するかのような快晴になりました。

開演時間、18:00を迎えると、客席はペンライトで青一色に。

オープニング映像が流れ終わると、突如緑のレーザーの光に照らされたみやかわくんがステージに登場。『LiBERO』のイントロとともに炎がステージを囲みます。ラストの歌詞「その声で」でみやかわくんのみ照らされると、悲鳴に近い黄色い大歓声が!

続けて、『Overdrive』、『エソラゴト』、『Never Greed』と熱唱で駆け抜けていきます。

一息着いたところで、「みなさん、本日は“大生誕祭2019 in日本武道館“にお越しいただきありがとうございます。ついに僕の夢が叶う日がやってきました。今日はどうかそんな僕の夢が叶う瞬間、そして新たに生まれ変わった僕を見届けてください」と静かに挨拶。『東京シグナル』、『Wonder』を歌い終えると、舞台から姿を消しました。

バンドメンバーとダンサーの紹介タイムへと突入し、次に現れたのは映像上。水底に沈んでいくみやかわくんは幻想的な美しさ。すると、同じ衣装を身にまとい、映像からそのまま出てきたような演出で再登場。リハーサルで苦戦していたあの新曲です! 思わぬサプライズにみやなーは大興奮!

これまでの曲とは違う、心の琴線に触れるような歌声でアーティストとしての実力を見せつけました。

『aNYmORE』、『失い』ではセンチメンタルかつ色っぽい歌声によるパフォーマンスで見ている人たちの心をさらに震わせます。

背景に美しい月の映像を映し出した『Moonlight』では、この日初めて笑顔を解禁。違う人が出てきたかのように雰囲気ががらっと変わり、客席に可愛く手を振るみやかわくん。夜を思わせるシーンのまま『スピカ』へ。小さなライトが式根島の星空を連想させます。

MCでは、照れたように笑い出し、「武道館だよ? ははははっ! いやー、武道館ですよ! あんなわけわからん動画をあげてた高校生がだよ? なんで?」とおどけて見せるシーンも。

しかし、すぐに真剣な眼差しとなり、「だからね、みんなもいろんなことをチャレンジしてみて! 本当に人ってひとりひとり可能性の塊だと思っているんです。昔ツイキャスで冗談で『みんな今日は僕の武道館公演にありがとう~』とか言ってたのに、本当に今やっちゃってるからね!? だから何度も言うけど、人生はトライです! これからだよな! 俺もみんなも!」と熱いメッセージを送りました。

途中、「ちょっとお水タイム……」と水分補給をしようとすると、客席からは「のどごし~!」という無茶ぶりリクエスト。

のどごしとは、水を飲むときの音を聞かせるという、サービス精神旺盛なみやかわくんならではの一芸のことで、これにも「武道館で、のどごしやっちゃいますか?」とニッコリ神対応。「それでは聞いてください! のどごし!」と沸かせたのち、「武道館で何やってんだって!」と自らノリツッコミしていました。

タオルを回す振り付けで会場が一体となった『Spread Your Wings』では、自身も“エアー”でタオルを振り回し、「2階席~!3階席~!アリーナ~!」と盛り上げます。

勢いが加速する中、銀テープが放出された『イダテンドリーマー』で、みやなーのボルテージは最高潮に! 歌い終え、ふとスクリーンにアップになったみやかわくんは汗だく。間奏で水を飲む様子がモニターに映し出されるとおどけたように肩をすくめていました。

『略奪』のイントロが流れると、一気にダークな“わるかわくん”に。「今から僕は、ここにいるみなさんの心を奪い去ります!」と宣言し、「くれぐれも、くれぐれも、くれぐれも……油断しないように」と艶っぽい表情で忠告。曲中のキメ台詞「ねえ、油断しすぎだよ」を怪しい微笑みで言い放ち、みやなーの心をいとも簡単に奪い去りました。

ラストの『ジャック・バイパー』を熱唱し、いよいよアンコールへ。

アンコールで見せた涙の意味

「アンコール! アンコール!」の声が10分ほど続くと、『On Your Mark』 の「Oh~Oh~」へと掛け声が次第に変化。Tシャツ姿に着替えたみやかわくんがゆっくりと登場すると、「Oh~Oh~」をマネするように歌い、ニヤリ。

「はい、というわけでアンコール、ありがとうございます」と喜々として再度挨拶。舞台中央に置かれていた、自身もCMに出演しているキリンレモンを口にし、「ぷはー! シンプルにうめえ!」と少年のような反応を見せます。さまざまな歓声が飛ぶと「そんなに1度に話しかけられても俺は聖徳太子じゃねえわ!」とみやかわ節で一蹴。

「あ、そうそうちょっと聞いて」と、ふと思い出したように話出し、さっきテンションが上がって、『2階席~! 3階席~! アリーナ~!』って言ったじゃないですか。アンコールの衣装に着替えていたとき、スタッフさんに、『アリーナの次は2階席じゃないから! 1階席だから』って言われて(笑)。なんでもっと早く言わねえんだって! 俺初めてなの!」と悔しがり、会場は大爆笑。

アンコール1曲目は、キリンレモンのCMソング『風を切れたら』。歌い終えると、式根島の人たちを招待していることを明かし、「僕の事をここまで育ててくれてありがとうございました。たくさん遊んでくれて、たくさん愛をくれてありがとう。僕なりの恩返しがしたい。これからもよろしくね!」と語りかけます。

感謝の気持ちを届けるかのように、『セツナノウタ』『スターランド』と式根島での思い出を詰め込んだ2曲を披露。

最後の1曲を前に、「昨日実は、涙が止まらなかったんだ。武道館で歌う曲を練習していたら、涙があふれてきちゃって。ただの練習だったんですけど、今日の景色を思い浮かべてしまったんですよね」と静かに話し出します。

「とある曲で涙を押えることができなかったんです。原点である初めてのオリジナル曲(『On Your Mark』)なんですけど、その歌を口ずさんでいたらずっと夢だった武道館で、明日たくさんの人の前でこの歌を届けられるんだって。泣きながらこの歌を歌っている自分の姿を想像したらそんな自分にもらい泣きをして。ぼくにとっての宝は何かって聞かれたら即答で『みんな』って答えます。クサいことを言うけど、今日は勘弁してください。みんながいなかったら、辿り着けなかった。だからこうして僕は武道館という大舞台で歌を届けられているんだって…………。絶対に今日は泣かないって決めたのにな……」と、涙声に。

「頑張れー!」「泣いてもいいよ!」との優しい声援に耐えきれず涙を溢し、「みんな本当にありがとう! ずっと叶えたかった夢を叶えてくれてありがとう。みんなと一緒に、どこまでも、どこまでもキレイな景色を、大きな景色を目に焼き付けていきたいと思います」と改めて、お礼を述べました。

『On Your Mark』では、「一緒に歌ってください!」の掛け声とともに大合唱。

歌い終えると、「ここにいらっしゃる全ての人に感謝です。改めてメンバー全員でお礼を言わせてください」と前置きし、「みなさん、本日は本当にありがとうございました!」とお辞儀しながら締めくくりました。

無事、大舞台を終えたみやかわくんは、ホッとしたような笑顔を見せ、バンドメンバー全員とハイタッチ&ハグ! さらにおなじみのキツネのぬいぐるみが登場すると、再会を喜ぶようにギュッと抱きしめます。

1人ステージに残ると、後ろ髪を引かれるように全方位に手を振り、ステージを降りていきました。

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