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瀬戸康史、YouTuber役で新境地!役作りのコツは「斜に構えた感じ」と「ハイテンション」
girlswalker編集部
俳優の瀬戸康史と高橋克実が、2019年4月16日(火)、東京・渋谷 NHKで行われた連続ドラマ『デジタル・タトゥー』の放送前記者会見に出席。YouTuber役を演じた瀬戸は様々な実在するYouTuberを参考に、役づくりを行ったことを明かした。
同ドラマは、元東京地検特捜部検事で今は弁護士の岩井堅太郎(高橋克実)と、20代の人気YouTuber・タイガ(瀬戸康史)がバディーを組み、“デジタル・タトゥー” と呼ばれるインターネット上に書き込まれて消せない誹謗中傷や個人情報の拡散により苦しむ人たちを救い出していくサスペンスドラマ。
瀬戸康史、実在YouTuberを参考に役づくり
今回、瀬戸はYouTuberを演じるにあたり、実際に様々なタイプのYouTuberによる動画を観て研究したそう。視聴者層に合わせた“テンション”がポイントであると分析し、「自分は普段落ち着いたタイプの人間だと思っているんですけど、『タイガ』はかなりのテンションでやりました」と振り返った。また、「本当はどうかはわかりませんが、(YouTuberは)どこか世の中をナメてるみたいなイメージを持った。斜に構えた感じも意識しました」と話し、やんちゃな役どころで見せる新境地に期待がかかる。
高橋克実、瀬戸康史を絶賛「全部引き受けてくれる」
ドラマ初共演の高橋は、瀬戸について、「本当にお芝居が上手。僕はわりと“飛び込んでいくタイプ”なんだけど、瀬戸くんは全部引き受けてくれる感じ。本読みの時にもスーッと入れて、相性が良いってこういうことだなって」と絶賛。
一方の瀬戸は「逆だと思っていました。僕はかなり頼らせて頂いています」と謙遜しつつ、「克実さんが(iPadを)『これはどうやって使うんだ……』とか言っているのが本当に面白くて」と和やかな撮影現場の様子を明かし、抜群のコンビネーションを伺わせていた。
2人が感じる、インターネットの怖さ
インターネットの怖さについて聞かれると、高橋は「字面だけでのコミュニケーションは伝わらないようで怖い。伝えるスピードは早いけど、物事がややこしくなる。早いし便利だけど、果たして本当に便利なの?」と疑問を呈す場面も。
瀬戸は「ソフトや操作の仕方を知っていれば色々なことが特定できてしまうのが怖い。1話でもあったけど、制服の校章からどこの学校かを特定できたり……犯罪につながるかもしれない」と、ネット上の個人情報露出に警笛を鳴らした。
瀬戸は同ドラマについて、「人が心と心で繋がらない窮屈な世の中でどう戦っていくかがテーマ。サスペンス的な面白さもちろん、勇気を与えられたら」とアピール。“ヤメ検”弁護士の高橋とYouTuber・瀬戸の化学反応も楽しみだ。
『デジタル・タトゥー』初回放送は5月18日(土)スタート。毎週土曜夜9:00~、全5回。