中条あやみ、登坂広臣との初対面で「握り潰されるかと…」<映画『雪の華』インタビュー> - girlswalker
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中条あやみ、登坂広臣との初対面で「握り潰されるかと…」<映画『雪の華』インタビュー>

映画『雪の華』が、2019年2月1日(金)より、全国にて公開されます。

2003年に大ヒットしたウィンターラブソング『雪の華』。世代を超えて響く歌詞の普遍的な世界観は、アジア各国はもちろん欧米に至るまで、数えきれないほどカバーされ、歌い継がれる名曲となりました。そして、発売から15周年を迎えた今、時を経てなお一層輝きを増すこの歌に、強烈にインスパイアされた珠玉のラブストーリーで、ついに映画化が実現しました。

20190129_雪の華_中条あやみ・登坂広臣

girlswalkerは、W主演を務める登坂広臣さんと中条あやみさんにインタビュー。夏と冬、二度に渡りフィンランドで撮影された本作について、見どころをたっぷりと語っていただきました。冗談を交えながら楽しそうに対談するお二人の姿にも注目してください。

照れ交じりに語る、お互いの印象とは?

――まずは、お互いの印象を教えてください。

登坂広臣(以下、登坂)「ちょうだい(笑)!」

中条あやみ(以下、中条)「会うまでは、絶対に怖い方だろうなって(笑)。握力で握り潰されそうなイメージ」

登坂「力強そうなね(笑)」

中条「あと、絶対に話してくれないんだろうなって。でも、本読みの時に突然『よろしく』と手を差し出されたから、『おっ、これは握り潰されるんじゃないか(笑)?』と思ったんですけど、優しく握手をしてくださって。この方となら大丈夫だと思いました。笑顔もすごく優しいですし」

20190129_雪の華_中条あやみ01

――中条さんから登坂さんへのコメントに『中身もイケメン』とあります。

中条「言ったっけ、そんなこと(笑)」

登坂「言ってた、それは覚えてる! 言ってやってよ、世間にさ。良い人キャンペーン中だから(笑)」

中条「今回の現場は、女性のスタッフさんが多く、寒そうにしている方がいたら擦ってあげたりしていて、紳士的だと思いました。わざとらしい感じがなく、すごく自然にレディーファーストなことをしてくれて。なかなかそういう風にしてくれる人っていないですよね!誰にでも優しい」

登坂「ふふ(笑)」

中条「えっ、だめ? 足りない(笑)?」

登坂「いや、恥ずかしくなっただけ(笑)。あやみちゃんは、共演前にお会いしたことはなかったですが、もちろんメディアを通して拝見していました。ハーフ顔の顔立ちもあり、クールなイメージがあったのですが、会ってみたらすごく人懐こくて。『ご飯行こうよ』と誘いやすかったり、コミュニケーションが取りやすかった。印象がすごく変わりました」

中条「皆でご飯行っても、特に何か喋ることもなく(笑)」

登坂「『寒いね』とかね(笑)」

――お互いに見て、演じられた役と共通していたところは?

中条「めちゃくちゃピュアなところ。目がピュア(笑)。子犬みたいな…体はこんなに大きいのに」

登坂「さっきから完全に小馬鹿にしてる(笑)! あやみちゃんは、美雪に似てるとは思わない。美女でしたけど」

中条「それを言っとけば良いと思ってる(笑)!」

登坂「いや、見ての通り! あと、撮影の合間に僕がカメラを持って、撮影中のあやみちゃんを撮っていたんです。それで、『俺、カメラのセンスあるなぁ』と思ってたんですけど、被写体が良いだけでした(笑)。『かわいい!』って」

中条「おじさんみたいだった(笑)」

登坂「『絶対CM来るよ!』と言ったら、『もうやってます』って(笑)。すみません、そうだった……(笑)」

20190129_雪の華_登坂広臣01

夏と冬の、フィンランドでの撮影の違いとは?

――冬のフィンランドでの撮影はいかがでしたか?

中条「ほぼ2人のシーンで、2人でこの作品を作っていかないといけないという感じはありました。実は、クランクインしたのが、エンディングのフィンランドでの撮影だったので難しかったり、大変なことが多くて。一番辛かったのは、最後のシーン。-15℃の中で撮っているので本当に寒くて、凍え死んじゃうかと思ったくらい。なので、悠輔が現れた時には、『本当に助けに来た…』という気持ちになれたし、そこで体を寄せ合うシーンでは本当に寒さを忘れて、あったかい気持ちになれました」

登坂「寒くて口が回らないので、お湯を含んでから台詞を話したりと工夫はしたのですが、大変でしたね。でも、今回は台本の内容に加えて、シーン毎に毎回2人で相談もして、それを監督に提案していました。なので台詞は結構変わりましたけど、やりやすかったですし、そういう部分はあやみちゃんとだからこそできたのかなとも思っています」

中条「そういう意味では、何でも相談し合える方で良かった。登坂さんの性格にも救われました」

登坂「でしょ(笑)?」

中条「あはは! 訂正します(笑)」

登坂「いや、太字で書いてください(笑)」

20190129_雪の華_中条あやみ02

――再度夏のフィンランドにも行って、撮影されていますね。

登坂「冬と夏のシーンの撮影の間が2ヶ月近く空いたので、冬のシーンで一旦クランクアップしたような気持ちがあって。夏のデートシーンが残っていたけど、間にお互い違う撮影もありましたし、夏のシーンの入りは大変なのかなと思っていました。実際、夏のフィンランドは冬のフィンランドと全然違って、冬は白とグレーの世界でしたけど、夏は白夜ということもあって、時間を忘れるほどカラフル。街も綺麗なので、フィンランドの夏の雰囲気にいると、自然に悠輔と美雪に戻れました。夕暮れの中、手を繋いだシーンは印象的でしたね」

中条「私も、他の仕事をしたり全然違うことをしていて。でも、フィンランドに行くと街がロマンチックで、登坂さんも悠輔のままそこにいたし、スイッチを戻すのは大変ではなかったです」

――撮影が空いた2ヶ月は連絡を取り合うなどされていたのですか?

登坂「連絡はしていましたし、TGCでも会いましたけど、作品のことには触れませんでした。『金髪にしたよ』と言われて『どうした?』って話したり、僕もフィンランドに行く直前にアメリカでミュージックビデオの撮影をしていたり、お互い別の仕事をしていたので大変だねというのはありましたけど……フィンランドへ行けば何とかなるだろうと(笑)。各々やっていたことをフィンランドに行って、パッと悠輔と美雪に切り替えた感じでした」

20190129_雪の華_登坂広臣03

INFORMATION

映画『雪の華』
2月1日(金)より全国公開

《出演》登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、田辺誠一
《監督》橋本光二郎
《脚本》岡田惠和
《音楽》葉加瀬太郎
《主題歌》中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
《製作》映画「雪の華」製作委員会
《企画・制作プロダクション》エー・フィルムズ
《配給》ワーナー・ブラザース映画
©2019映画「雪の華」製作委員会

STORY

東京-フィンランド。余命1年、最後の恋に涙する。
奇跡の赤いオーロラを見たい一心でフィンランドを訪れる、余命一年の美雪と100万円で1カ月限定の恋人になった悠輔の旅を、多くのアーティストにカバーされた中島美嘉の名曲に乗せて描く大人のラブストーリー。

幼い頃から病気がちで、ついに余命1年を宣告された美雪(中条あやみ)。彼女の夢は2つ――1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドで奇跡が訪れる赤いオーロラをみること。そしてもう1つは、最初で最後の恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす悠輔(登坂広臣)に助けられる。悠輔が男手ひとつで妹弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と持ちかける。何も知らないまま“期間限定”の恋に応じる悠輔だったが・・・。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。

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