乃木坂46・山下美月、坂道グループ合同稽古の裏側を告白「もっともっと仲良くなれそう」

『ザンビ』が、2018年11月16日（金）～11月25日（日）に、TOKYO DOME CITY HALLで上演されました。

本作は、乃木坂46の与田祐希、山下美月、久保史緒里、梅澤美波、欅坂46の土生瑞穂、小林由依、菅井友香、守屋茜、けやき坂46の齊藤京子、小坂菜緒、柿崎芽実、加藤史帆、坂道3グループメンバー出演の、初の合同舞台。TEAM”RED”とTEAM”BLUE”の2チーム制に分かれた「ザンビ」プロジェクトの第一弾は、観客を巻き込んでの‟体感型舞台“となっており、チケット36,000枚は即完売。千秋楽は全国の映画館でライブビューイングも行われ、大好評のうちに幕を閉じました。

先日にはプロジェクト第二弾として乃木坂46・齋藤飛鳥主演の連続ドラマ化、第三弾としてスマートフォン向けアプリゲームの制作も発表され、さらなる広がりが生まれそうです。

（写真：左から齊藤京子（けやき坂46）、山下美月（乃木坂46）、土生瑞穂（欅坂46））

girlswalkerは、開幕前の『ザンビ』稽古場へお邪魔し、TEAM”RED”を代表して、乃木坂46の山下美月さん、欅坂46の土生瑞穂さん、けやき坂46の齊藤京子さんの3名にお話を伺いました。舞台のことはもちろん、初の合同企画で新発見したお互いの素顔まで、『ザンビ』への意気込みをインタビュー！

切磋琢磨して挑む、『ザンビ』舞台稽古

――『ザンビ』への出演が決まったときのお気持ちは？

山下美月（以下、山下）「坂道3チーム合同というのが初の経験なので、どんな雰囲気になるんだろうって、すごく楽しみです。『ザンビ』というコンテンツが、普段の坂道とは違うイメージなので、どんな化学反応が起きるのかなって、わくわくしています。稽古も始まっていますが、雰囲気も良く、みんなで切磋琢磨しているので、どんな舞台が完成するのかなと楽しみでしょうがないです」

土生瑞穂（以下、土生）「私は舞台を経験するのが初めてなので、普段からあまり声も大きくないし、滑舌も良くないので不安なところもあったのですが、乃木坂46さんやけやき坂46ちゃんがたくさん舞台を経験していて、普段から大きな声だし、とても勉強になることがたくさんあるので、私も少しずつ吸収していけたらなと思って稽古に望んでいます。合同舞台も初めてなので、そこに選ばれたことも嬉しかったし、最後までやり遂げたいなと思います」

齊藤京子（以下、齊藤）「私も坂道合同舞台ということに衝撃を受けました。乃木坂46さんとはご一緒させていただくこと自体初めてですし、それにわくわくしています」

――お互いの印象を教えてください。

山下「土生さんは、美しい方。雑誌やランウェイでもモデルとして活躍している土生さんを見させていただいて、スタイルが良いし、顔も小さくて綺麗だし。実際にお会いしたら、ちょっと体調が悪かったりすると声を掛けてくださったり、心もすごく優しい方なんだなって。あと、声が好きで、いつも隣に座って、こっそり癒されています」

土生「美月ちゃんは、苺とかケーキとか可愛らしい物を食べるのかなって思っていたのですが、今日はやきとりを食べてたので、おつまみ系も好きなのかなって思いました（笑）」

山下「京子さんも、声が好きです。歌も上手いですし、お芝居にも深みのあるズンとした説得力がある。あと、前髪の分け方が好きで、私も同じ感じの前髪なのですが、私は前髪を作るのがすっごく下手なので、この期間中に前髪の巻き方を盗めたらと思ってます」

齊藤「上下半分に、二段に分けて巻いています」

山下「すごい！私はいっぺんにやっているので」

齊藤「そうなんですね。分けてやると良いですよ」

山下「時間かかりますよね……（笑）」

齊藤「ちょっと時間かかりますね（笑）」

山下「是非教えてください！」

齊藤「はい（笑）。山下さんは、全てにおいてザ・アイドルなんだなって。可愛らしいところも、真面目なところも、おちゃめなところも全て兼ね備えていて、素晴らしいアイドルだなって思いました」

――稽古場の雰囲気はいかがですか？

山下「交流自体は初めてですが、坂道の血が流れているといいますか、親戚みたいな気持ちでいて、スタッフさんからも色んな話を聞いていて、この方はこういう方なんだというのも教えていただいていたので、初対面という感じよりかは、皆さん先輩なんですけど、学校のクラスみたいな、そういう稽古場になっているんじゃないかなと思っています。これからもっともっと仲良くなれそうだなって」

土生「皆さん、すごくおしゃれなので、普段のレッスン着もおしゃれにしていかないとなって（笑）。食べ物にもこだわったり、意識が高くなりました。美意識もだし、姿勢をもう少し良くしてみようとか。見て学ぶことが多いです」

――役作りで心掛けていることはありますか？

山下「ちょうどこのお話を聞いた時に、セーラームーンの舞台に出せていただいていて。月野うさぎちゃんという、めちゃくちゃ明るくて、お団子頭の女の子をやらせていただいていたので、次（ザンビ）への気持ちの切り替え大丈夫かな？と思っていのですが、自分は楽観的な方なので、シリアスな場面ではわざと嫌なことを思い出して気持ちを作るようにしています」

土生「欅坂46の衣装はかっこいいデザインが多いので、こういう紫色の清楚な制服を着ることができてすごく嬉しかったです。あとは、髪の毛をショートカットにしたんですけど、6人の中では髪の毛が短いのは自分一人なので、そういうところや身長も生かして、かっこよく演じられるように努力しています」

齊藤「後輩の役なので、口調が敬語なのですが、乃木坂46さんと欅坂46さんにタメ口で話す人が普段からいないので、すごく言いやすいです。結構真面目な役で、声が低いので話している声だけ聞くと大人っぽいと言われるので、それを生かして頑張ります」

――舞台出演に関して、目標にしている人や、参考にしたアドバイスはありますか？

土生「本当に初めての経験なので、色々体験している方から話を聞くことが大事なんだなって思って。レギュラーラジオをやらせていただいているのですが、そのメンバーに宝塚の方がいて、その方にアドバイスを頂いたり、乃木坂46さんやけやき坂46ちゃんは後輩なのですが、舞台に関しては先輩なので、たくさん見て学びたいと思いました」

齊藤「このお話をいただく前に、同じグループの松田好花が主演の舞台『七色いんこ』を観劇させていただいて、その時めちゃくちゃ久々に舞台を観ました。松田好花は、けやき坂46の女優代表の子なんですけど、迫力がすごくて、こんなに演技上手かったんだってくらい声も出ていたし……これは私も生かそうと思いました」

坂道ってみんな可愛い！　私物やランチ事情

――稽古場で気になった、お互いのファッションや持ち物は？

山下「坂道ってみんな可愛いんだなって思ったくらい、持っている物とか食べている物とか全部が可愛いですし、稽古場では土生さんの隣に座らせていただいてるのですが、タッパーを置いていて」

土生「えっ、見たの（笑）？」

山下「何かな？と思ったら、マスカットが入っていて…。タッパーでマスカット持ってくるんだ！みたいな」

土生「えっ、持ってこない？」

山下「持ってこないです。私、今日はコンビニのやきとりを朝ごはんとして食べていたから、これからは朝ごはんをタッパーに入れて持ってこようと思って。そういうところも学んでます」

土生「私は、みんなが意外な洋服を着ているなって。きょんこ（齊藤）とかも、モノトーンが多くて、今日は全身真っ黒なレッスン着で来ていました。美月ちゃんもピンクのゆるっとしたトレーナーを着ていたり、普段はカジュアルなのかなと思っていたのですが、結構可愛いめで、知らないことを知れるので見ています」

――ありがとうございました！

INFORMATION

「ザンビ」プロジェクト第一弾
2018年11月16日（金）～11月25日（日）
TOKYO DOME CITY HALL

＜TEAM“RED”＞
乃木坂46：与田祐希、山下美月
欅坂46：土生瑞穂、小林由依
けやき坂46：齊藤京子、小坂菜緒

＜TEAM“BLUE”＞
乃木坂46：久保史緒里、梅澤美波
欅坂46：菅井友香、守屋茜
けやき坂46：柿崎芽実、加藤史帆

岡田あがさ、大胡愛恵、國森桜 / 水橋研二、柿丸美智恵 / 酒井敏也

脚本：高山直也
演出：児玉明子