安田顕と山田裕貴が、地方都市で代行ドライバーとして働く男を演...
「私と、やりづらくないですか?」悩む齋藤飛鳥へ、山田裕貴が送ったメッセージとは?
girlswalker編集部
映画『あの頃、君を追いかけた』が、2018年10月5日(金)より全国にて公開されます。
2011年、ほぼ無名のキャスト、新人監督の作品でありながら200万人を動員し、社会現象を巻き起こすほどの話題を呼んだ台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。誰もが通り過ぎたあの眩かった時間、まだ何者でもない自分にいらつき、怒りや諦めに襲われながらも、なぜか明日にワクワクしていた“あの頃”を描いた同作は、その後、海を越え、アジア各地で歴史的なヒット作となりました。
そして今年、舞台を日本に移し、旬の若手俳優たちによる新たな物語が誕生。主人公の浩介は、数々の映画やドラマで、毎作品ごとに違う顔を見せ、若き演技派として高い評価を受けている山田裕貴。ヒロインには、乃木坂46の齋藤飛鳥を抜擢。数々の雑誌の表紙を飾り、グループの顔とも言える存在の彼女が、少しお堅い真愛を演じきり、女優としての才能を見事に開花させました。
今回は、主演の山田裕貴さんへ単独インタビュー。取材日に、記念すべき28歳の誕生日を迎えた彼が、この作品に懸けた思いを語ってくれました。映画、28歳の山田さんともに飛躍が確信できた熱い取材内容を、girlswalker読者のみなさんへお届けします。
共演者からの寄せ書きに……
――(取材日は、9月18日)お誕生日、おめでとうございます! まずは、28歳の抱負を教えてください。
「いつも通り、変わらずにいたいです。死んだ時に、ニュースになるのが夢なので(笑)。これからも一個一個、一人一人を大事にして、作品も、周りの人へも熱い思いを懸けて生きられたらいいなと思います」
――本作に対しては、どんな思いをお持ちですか?
「全部を、みんなと楽しくできたことが何よりも良かった。最後に、共演者7人(山田裕貴、齋藤飛鳥、松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介)で台本に寄せ書きをし合ったんです。俳優をしていて、こんな経験なかなかなくて。撮影中の、みんなとの積み重ねが、こういう出来事を生んだのだと思います。みんなからの言葉も、まぁ素敵で!」
――どんな言葉が綴られていたか、教えていただけますか?
「『本当に優しい兄貴でありがとう』『浩介のこと、本当に好きって思えた』とか。めっちゃ感動させられました」
「真愛が飛鳥ちゃんで本当に良かった」その理由は?
――ヒロインを演じた、齋藤飛鳥さんの印象は?
「第一印象は、ファンの方が言われている通り、クールだし、すごくシャイで、人見知りだなって」
――齋藤さんと真愛との共通点は、どんな所ですか?
「マドンナと呼ばれるほどの可愛さや魅力を持っていることはもちろんだし、すごく落ち着いていて、考えが大人で、頭も良い。かと言って嫌味がないんです。良い意味で普通の女の子であり、ちょっと面白い部分もあって。すごく真愛にぴったりだった。」
――撮影をしていくうちに、齋藤さんの第一印象は変わりましたか?
「作品のことをちゃんと考えてくれている、お芝居にすごく真っ直ぐな子でした。飛鳥ちゃんは映画初出演なので、『私で良いのかな? 私、大丈夫かな』と悩みを溢してくれた時もあって。そういう悩んでいる部分も、また真愛にぴったりで」
――齋藤さんに悩みを打ち明けられた時の、山田さんの対応は?
「僕の意見が入ったことによって、飛鳥ちゃんが変わってしまうのも嫌だから…。『私と、やりづらくないですか?』と聞かれた時は、『全然やりづらくないよ。飛鳥ちゃんがやる、等身大の真愛を、僕はそのまま受け取るだけだから、やりたいようにやって。真愛は、飛鳥ちゃんのままで良い』と言った覚えがあります」
――その時、齋藤さんはどんな反応をされていましたか?
「『あっ、そうなのかなぁ…』と、ちょっと考え込んでいる感じでしたよ。でも、僕は、真愛が飛鳥ちゃんで良かったと本当に思ってるんです」
浩介は、自分の生き写し!? その共通点とは
――山田さんと浩介との共通点は、どんな所ですか?
「めちゃくちゃ似てるので、役に入り込みやすかったです。こういう馬鹿な高校生いるなぁ、と思ってしまう男の子。僕もそんな学生時代でした。あと、『すごい人間になりたい。俺がいると、少しだけ世界が変わるような人間』という台詞がありますが、僕もずっと同じことを思っていて。芸能人になりたいとかではなくて、お金持ちになりたい、女の子にモテたいとか、そういう漠然とした思い。自分の生き写しなんじゃないかと思ったくらい」
――高校時代~10年後まで演じられていますが、印象に残っていることは?
「台湾で、台湾版と同じ場所で撮影ができたこと。でも、1シーンだけ撮影出来ない箇所があって、その時に、飛鳥ちゃんが、『台湾まで来たのに悔しい。あそこで撮りたかった』と言っていて、それがすごく嬉しかったんです。僕も同じことを思っていたので、俳優として、座長としても、作品を同じ思いで作れていたということが」
――台湾でクランクアップを迎えたそうで…
「その日がまさにクランクアップだったので、最後は、監督も泣いて、飛鳥ちゃんも泣いて、僕も泣いて…初めて行った台湾は、すごく印象深いものになりました。台湾では、人口の10分の1の人が見た大ヒット映画だから、日本でもそれを起こさなきゃなぁ、と思っています」
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※応募締め切りは10月19日(金)
INFORMATION
『あの頃、君を追いかけた』
2018年10月5日(金)全国公開
《出演》山田裕貴 齋藤飛鳥 / 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介
《監督》長谷川康夫
《脚本》飯田健三郎 / 谷間月栞
《原作》九把刀「那些年、我們一起追的女孩」
《製作》『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
《配給》キノフィルムズ