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ジェジュンが明かす歌へのこだわりと、ファンへの想い 「唄うのが一番楽しい」〈ライブレポート〉

圧倒的表現で魅せる、『僕が死のうと思ったのは』

続いて披露したのは、事前に募集のあったリクエスト曲の中から選ばれたという、中島美嘉『僕が死のうと思ったのは』のカバー。衝撃的なタイトルと歌詞がかつて話題を呼んだ楽曲だが、ジェジュンは「歌詞の内容を考えれば考えるほど、自分という存在が本当に小さいものであることを感じるけど、歌い終わる頃には、『みんながいるから生きていけるんだな』という希望が感じられる曲」と紹介。続けて、「『ジェジュンがこの世界に存在していることで、私は力をもらって頑張ってるよ』と仰ってくれるファンの方々もたくさんいます。逆に僕は、皆さんがいるから、どんな大きな波がきても、いつでも乗り越えられた。皆さんがいたからこそじゃないかなと思います」と改めてファンへの感謝の想いを語った。
そうして歌った同曲、ジェジュンは声に儚げな美しさをまといながら、一気に歌の世界へ引き込むさすがの歌唱力を見せつけた。ジェジュンの口から発せられる「死」というショッキングな言葉も、どこか温かさを感じさせる迫真の歌声に飲み込まれ、ファンも息をのんで聴き入っていた。

その後は、火炎が上がるダイナミック演出の中『Mine』を披露。途中、妖艶な“エアーピアノパフォーマンス”も炸裂し会場を沸かせた。

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「あの時は素直じゃなかった」今だからわかる幸せ そして披露する『Sign』

本編最後のMCでは、ジェジュンが今回のイベントに懸けた想いを吐露。元々は単独ライブではなく『ファンミーティング&ライブ』だったそうだが、ジェジュン自身が感じたことを話しながら、その瞬間、瞬間でファンとコミュニケーションしたかったと、司会者を入れずライブをメインに立たせた理由を明かした。そして一言、「ただ、唄うのが一番楽しいんですよね」。しゃべるのが大好きと話す傍らで垣間見える、彼の確固たる意思に、会場からも拍手があがっていた。
さらにファンとの濃密トークは続き、ジェジュンはふとデビュー当時に立ち帰る。「15年前の新人のときはなんで知らなかったかなぁ。ステージに立ってファンを前にしたら笑うしかないのが当たり前なのに、あの時は、どうやればカッコイイかばっかり考えていて……」とかつての自分の回顧。「あの時は素直じゃなかったんです。15年経って、また新人の気持ちでステージに立ってみると『あ、これが幸せだ』って。毎日毎日、笑顔で過ごすことができるようになりました」としみじみ語った。

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そんな様々な想いを乗せて披露するのは、この日発売された日本ソロデビュー曲『Sign』。共に歩んできた大勢のファンに見守られ、渾身のミディアムバラードを堂々歌い上げた。大サビでは、クライマックスを盛り上げるように噴射された、祝福の金テープが舞い降りた。

『守ってあげる』はジェジュン、そしてファンのメッセージ

そして、いよいよラストの楽曲。「一緒に歌おう?」という言葉から始まったのは、自作曲『守ってあげる』だ。わかりやすいメロディと愛情溢れる歌詞で、サビはファンと一緒に大合唱するのがお決まり。ファンとジェジュンを繋ぐ大切な楽曲だ。
途中の大サビに差しかかると、開演前にスタッフよりこっそりレクチャーされていた、ファンのスマートフォンライトを使ったサプライズも実施。会場いっぱいに広がる白い輝きは、無数に輝く星のよう。ジェジュンは「綺麗……」と嬉しそうに会場を見渡すと、瞳を閉じながら、ファンの愛溢れた歌声に耳を傾けた。そして、幸せそうな笑顔で、「もう一回、歌ってみよう?」。まるで恋人に語りかけるように甘く優しい声で、2回目の合唱をリクエスト。繰り返される幸せなメロディと共に、温かな時間が流れる。「この曲は、歌っても歌っても、良い曲だね」「もっと一緒に歌う?一緒に歌ってみよう。せーの」。そう話すジェジュンの穏やかな笑顔が、ファンにとって何よりの幸せなのだろう。サビの“守りたいよ 君の悪い癖も全てが 僕を笑顔にさせる”という歌詞――。ジェジュンのメッセージでもあり、ファンのメッセージでもあった。
ハート形の紙吹雪がひらひらと舞い落ちる中、語りかけるように歌い合い、心を通わせた。

「思い出の中での再会」に込めた意味

最後は、トロッコに乗ってアリーナ席を一周。ファンと近い距離で、直接感謝の挨拶を届けて回った。
そして、「今回の(ライブの)タイトルは“思い出の中での再会”。泣きたい時も、笑いたい時もありましたけど、長い時間一緒に過ごしてきた方も、つい最近僕を知ってくれた方も、一緒に思い出をつくりながら、もっともっと長い時間、過ごしていきましょう」とメッセージ。「いつも僕のことを守ってくださって、本当にありがとうございます!」と叫び、丁寧にお辞儀。大歓声が巻き起こる中、ステージを後にした。

連日多くのTVに出演し、めざましい活躍をみせているジェジュン。親しみやすいキャラクターだけでなく、歌番組ではその歌唱力を存分にみせつけ、新たなファンも続出しているようだ。そんな好調なスタートを切ったジェジュンが、今回のライブを「思い出の中での再会」と銘打ち、これまでとこれからを全てのファンと分かち合い、新たに歩み始める決意を見せてくれた。そんな風に感じられたライブだった。

ジェジュンはその後計5都市9公演を完走。8月4日(土)、5日(日)には武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナでアンコール公演を行う予定。チケットは7月28日(土)10:00より一般販売を開始する。

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