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ボイメン田村侑久が“ハッピー野郎”になったワケ 「自信が持てずに逃げたこともあった」

宇都宮から誕生した“餃子”דLOVEエンターテイメント”の映画『キスできる餃子』が2018年6月22日(金)に公開初日を迎えます。本作は、宇都宮や宇都宮餃子を舞台とし、足立梨花さん演じるシングルマザーと、BOYS AND MENの田村侑久さん演じるプロゴルファーの恋愛を描いたラブコメディ。

浮気が原因で地元・宇都宮に戻り、長年閉まっていた実家の餃子屋を再開させることを決めた藤田陽子(足立梨花)。オリジナル餃子作りに励む中、ある日新聞配達にやってきた青年・亮(田村侑久)に出会い、一目惚れ。しかし離婚の反省から「男は顔で選んじゃダメ」と自分に言い聞かせますが、餃子好きの亮との距離は次第に近づいていきます。そんな中、陽子は亮のある秘密を知り、2人の中は微妙なものに-。

girlswalkerでは、人気エンターテイメント集団「BOYS AND MEN」の田村侑久さんにインタビューを敢行。出演が決まった際の裏話や、現場での足立さんとのやりとり、デビュー当時のことなどについてお話を伺いました。

亮役の候補は2人いた!もう1人はメンバーの……

-本作への出演が決まったときの率直な感想を教えてください

「オファーいただいたのが、ちょうどドラマがクランクアップしてやっと名古屋に戻れる!って時だったんですよ。マネージャーに『たむちゃん、今日東京泊まってって。明日もしかしたら映画決まるかもしれないから』って電話で言われ、『まじで!? 残る残る!』って感じで。そしたらどうやら監督が僕を指名してオファーしてくれたみたいなんですよ。でもイケメンプロゴルファー役だから、マネージャーは話をもらった時に『田村で大丈夫ですか?』って言って1回ストップかけて『もう1人イケメン担当で勇翔っていうのがいるんですけど、その子の方がいいんじゃないですかって伝えたから明日2人で行ってもらう』って言われて。ちょっと待って、みたいな(笑)。マネージャーは台本にあった『スーっと通った鼻筋で、完璧私のタイプ!』っていう(足立)梨花ちゃんのセリフを読んで『田村じゃヤバイ』ってなったらしいです(笑)。で、次の日監督にあった瞬間に『絶対僕の方がいいと思います』って勇翔が入ってくるスキがないぐらい喋って論破しました」

-それを隣で聞いていた勇翔さんの反応はいかがでした?

「勇翔は普段喋らないので、ずっとニコニコしてました」

女性からもらって嬉しい差し入れは…?

-イケメン役を演じる上で、何か意識したことはありましたか?

「とにかく自分のテンションを抑えるってことですね(笑)。普段のままじゃただの愉快なお兄ちゃんなので」

-今回の出演に関してメンバーの皆さんから何か反応はありましたか?

「“イケメン”っていう設定を伝えたら『絶対無理じゃん!』って爆笑されました。でもみんな映画観て『餃子食べたくなったわ~』って言ってくれました」

-餃子は元から好きでしたか?

「あんまり興味なかったんですけど、本作がきっかけで大好きになりました。名古屋に戻ってからも無性に食べたくなって食べたんですけど、全然違いましたね。やっぱ宇都宮がいいわ~って」

-映画の中で足立さん演じる藤田陽子が、田村さん演じる岩原亮に餃子を差し入れするシーンがありますが、田村さんは女性から何を差し入れしてもらったら嬉しいですか?

「たこさんウィンナーかな!『かわいい~』って思います」

足立梨花に怒られた!その理由は…

監督は、田村さんと足立さんの性格が真逆だったとおっしゃっていましたが、田村さん自身はどう思われますか?

「現場では、僕がふざけて梨花ちゃんがつっこむっていうやり取りがずっと繰り広げられてました。待機部屋も一緒だったので、アニメとかダーツの話で盛り上がってましたね。梨花ちゃんが寝てる時に『写真撮っていい!?』って何回も言って邪魔したりしてました」

-お互い演じた役がそのまま逆になったような感じですね!

「そうですね。僕がミスするたびに『ちょっと!しっかり覚えてきてもらっていい!?』って冗談みたいな感じで怒られてました。楽しい現場でしたね」

宇都宮の地元愛に感動。「俺も負けられないなって思った」

-宇都宮でのオールロケということですが、名古屋と比べていかがでしたか?

「僕たち名古屋で活動してて、『地元愛がすごいんだ!』って言ってますけど、宇都宮の皆さんの地元愛にふれたときにちょっとビビりました」

-エキストラさんも地元の方が多かったんですよね?

「そうですね。みなさん本当にいい人で、一体感がありました。僕も地元愛に関しては負けられないなって思ったと同時に、宇都宮のことがめっちゃ好きになりました」

「おもしろくない」って言われて悩んだ時期もあった

-本作で演じた亮との共通点はありましたか?

「プレッシャーに耐えられず逃げ出す気持ちは共感しました。僕も、今だからこそ“ハッピー野郎”みたいな感じですが、昔は自信が持てずに逃げてたりしたので。でも、やるって決めたらけっこうやれちゃうタイプなんですよね。言っちゃった♡(笑)」

-田村さんがプレッシャーに打ち勝つ方法は?

「自分の周りが頑張ってたり、応援してくれる人がいると、頑張れますね。そうやって今までやってきました」

-最近1番最近緊張したことは?

「んー……ないですね!」

-舞台挨拶などでも?

「それは楽しくてしょうがないです、どうやって荒らそうかって(笑)。真剣な空気感をぶち壊したくて仕方ないんです!」

-デビュー前から今みたいに明るかったんですか?

「デビュー前はもうちょっとおとなしかったんですけど、今の僕が素なんですよ。デビュー当初は、とにかくファンの方にいい風に見られて、人気をつけなきゃなので、下ネタとかはやめたほうがいいなって思ってて。テレビとかラジオでも全然喋れなくて、みんなから『おもしろくない』って言われてめっちゃ悩んだ時期があったんです。でもある日、全部解放して素の自分を出してみたら意外と反応が良くて。それからは、素直に生きるようにしました。今では素直すぎてよく怒られてますけど(笑)」

田村侑久の理想の女性像は…?

-今回、バツイチ子持ちの女性に惹かれる役を演じられましたが、田村さん自身が理想とする家庭像はありますか?

「奥さんは、真面目で元気な人がいいです。で、俺は早く結婚して子供の運動会で頑張りたい。『あのパパかっこいい~足超はや~い』って言われたい。早く結婚しないとそろそろ体力的にダメになってきちゃうから、ビールっ腹になって(笑)」

-好きな女性のタイプも、元気で明るい方ですか?

「女の子っぽい子が好きです。ぶりっ子とかじゃなくて、女性としての品格がある人。言葉遣いが汚いのが1番だめかもしれない。『うるせぇ』とか、暴言みたいなのは嫌ですね。なのでその辺しっかりしてて、『ありがとう』や『ごちそうさま』がちゃんと言える礼儀をもった人がいいです」

田村侑久の野望!「名古屋をディズニーランドみたいにしたい」

-最後に今後の目標を教えてください

「エンタメおじさんになりたいです。僕、元サラリーマンなんですけど、なかなか脱サラする勇気が持てずにいたんです。僕はたまたまボイメンに出会えましたけど、やりたことがあってもなかなか一歩が踏み出せない、当時の僕と同じ境遇の人ってたくさんいると思うんです。だから僕はエンタメおじさんとしていろんなところで活動して、『この人元サラリーマンなのに、夢追いかけて今こんな風にやってんだ。じゃあ俺もやってみようかな』って思ってもらいたいです。最終的には、名古屋をディズニーランドにしたいです。街中が夢をもった人で溢れるような」

SPECIAL MOVIE

映画の見どころについて、コメントをいただきました! ハッピーパワー全開の“田村節”にご注目ください! 以下ムービーをチェック♪


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INFORMATION

『キスできる餃子』
2018年6月22日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
6月15日(金)栃木先行公開


《出演》足立梨花・田村侑久・佐野ひなこ・中島広稀・古川凛・大石五郎・佐藤美希・勇翔(BOYS AND MEN)浅野和之・麻生祐未
《脚本・監督》秦建日子

スタイリスト:大関涼子

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