大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、「奪い愛、冬」など...
撮影中に榮倉奈々、野々すみ花が次々結婚!「幸せを運ぶワニ」のおかげ…?
girlswalker編集部
映画『家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています』の舞台挨拶イベントが2018年5月15日(火)に行われれ、主演の榮倉奈々、安田顕らが出席した。
同作は、2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問が話題を呼び、ボーカロイド曲に派生したのち、翌年にコミックエッセイ化。今回実写映画化したもの。主題歌はチャットモンチーが担当した。
イベントには加賀美夫婦を演じた榮倉、安田、そして加賀美夫婦と密接に関わる佐野夫婦を演じた大谷亮平、野々すみ花、そして李闘士男監督が登壇し、撮影を振り返った。
キャストは皆、黒を基調としたシックな衣装で登場。満員の観客席に向かって榮倉は「上映前に舞台に立つのは不思議だし、映画を観る前に私たちを見るのも不思議かと思いますが、楽しい時間を過ごしていただければと思います」と挨拶。安田は、「紆余曲折ありましたが、この映画が皆さんに観てもらえることになってほんっとによかったなと思います」と、感慨深げに話し、「上映前ということで、これから我々の方ですべてのあらすじを言っていきたいと思います。二度、美味しいんじゃないでしょうか」と会場の笑いを誘った。
オファーを受けた時の印象について榮倉は「コメディなのかな、と思ってたんですけど、いざ脚本を読むと予想外の産物が多すぎてびっくりした」とのこと。一方安田は、榮倉の夫役に「やったー!」と思いつつも脚本を読み「字面だけだとどうやったらおもしろい作品になるのか想像がつかなかった」と不安になったが、監督による仕上がりを観て「やられた!」と思ったという。
そんな映画のタイトルにちなんで、「必ず○○する」ことはあるかという質問が飛んだ。榮倉は「ないです!」と即答。「私の性格上、必ず○○しなきゃって思うと他のことが上手くいかないんですよ」と続けた。
安田は、「セリフを外で覚えるために、台本を全部携帯に打ち込んでいる」と、独特なセリフの覚え方を明かした。榮倉は「すごい手間を…!」と驚きつつも感心していた様子だった。たまに打ち間違えて、そのまま本番でも間違えたセリフを言ってしまうこともあるそうだ。
大谷は「家に帰ったら必ず荷物をバラして定位置に置く」と、几帳面な一面を垣間見せた。
野々は「ポストを覗くことが好きです。自分宛の郵便を見つけるのがすごく嬉しいんです」と、ちょっぴり天然なコメント。
安田は「そうなの、うん、うん」と温かい眼差しで話を聞き、「そんあ孤独でもないじゃないの、ご結婚おめでとうございます」と、2月に結婚した、野々にさらりとお祝いのコメントを述べた。
撮影中のエピソードが話題に上がると、安田は「榮倉さんがいない状態で15回も死んだフリに驚く演技をするのにうんざりした」とのこと。これに対し榮倉が「申し訳ないな、うんざりしてるなって思いながら死んでましたよ。でも、死んだフリの後のシーンはすごく好きです」と言うと、安田も「私もです!」と強く共感していた。
妻の死んだフリをして夫婦の壁を乗り越えていく加賀美夫婦。出演者自身の理想の夫婦像について聞かれると、安田は「長生きした上で、僕の方が若干先に死にたい。残されるのは絶対に嫌!」と強くコメント。母になった榮倉は「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな~って思います」と笑顔で答えた。
最後は同作のメインビジュアルにもなり、作品中にも度々登場するワニの話題に。ワニは“幸せを運ぶ神様”といわれているそう。実際に同作の製作中、榮倉や野々をはじめ、プロデューサーらスタッフも次々に結婚。メイクさんも赤ちゃんができた、と李監督が説明すると、一同が幸せの連発だったことに改めて驚いた。そんな“幸せを運ぶワニ”とともにフォトセッションが行われ、イベントは締めくくられた。
同作は2018年6月8日(金)より全国にて公開される。