GENKING、左手薬指に指輪キラリ　「女の子に戻れて良かった」

タレント・GENKINGが、2018年5月14日（月）、都内で行われた「FANCL×STORY　コラーゲン リスタート 宣言イベント」に出席。2017年5月に性適合手術を受けて以降、初のメディアイベントで、気持ち軽やかに「リスタート」宣言を放った。

GENKINGは、2017年1月に性同一性障害を告白、5月に性適合手術を受けた。戸籍も女性に変更し、本名も「元輝」から「沙奈」に。この日は手術以降、初の公の場となった。

GENKINGは、同商品をイメージしたピンクのシャツに、スラリとした美脚があらわになった白いショートパンツで登場。「普段こういうピンクは着ないけど、今回初めて挑戦しました」とニッコリ。金髪だったヘアスタイルも、暗めの色でぐっと女性らしいイメージに変身。今の心境を聞かれると、「1年間ほどお休みをしていて、ちょっと生まれ変わって……再出発しました」と語り、「ギャル寄りで、やんちゃなイメージだったけど、落ち着きました（笑）」と茶目っけたっぷりに笑顔を見せた。

イベントでは、STORYモデルの秋本祐希とともに美の秘訣やアンチエイジングについてトーク。美肌の秘訣を聞かれたGENKINGは、美肌クリニックで定期的に通ったり、食べ物に気を遣ったり、コラーゲンを摂取するなどしてしっかりスキンケアしていることを明かしつつ「あとは、恋愛です」と大胆に告白。「自分の為に頑張るというよりは、好きな人の為に頑張る」と女性らしい一面を垣間見せた。

さらに、同イベントのテーマにちなみ「リスタート宣言」を行う演出も。GENKINGは、「今、女の子1年生という感覚。仕事も恋愛面も全部がリスタートして、男の子だった時にうまく出来なかった夢とかがやっと叶えられるようになった状況になった」と想いを語り、「色んな性に悩みを持つ子とか、色々な方がいると思いますが、私はメディアに出ているので、自分が目標になれるようなお仕事がたくさんできたらいいなと思っています」と決意新たに宣言した。

イベント後の囲み取材では、女性になって一番最初にしたことは彼氏への報告だったことを明かし、「戸籍も名前も変わって、世間的にも結婚できる」と伝えたという。結婚の可能性については、「そりゃしますね」と照れ笑いしたが、時期は「内緒！」。お相手についても「内緒！」としつつも、薬指に光らせるリングをチラ見せさせ、終始幸せそうな笑顔を振りまいた。

また、女性になって一番変わったことは「洋服にしても、シャワーを浴びるにしても、今まで悩んでたことが全くなくなり、名前も変わったので病院の呼び出しも気にならなくなった。日々の環境が優しくなった」と充実している様子を明かした。「ゴルフスタジオのフィッティングのロッカーキーもちゃんと女性のものを渡されるし、女の子に戻れて良かった」と女性としての喜びを噛みしめた。
共演した秋本からは、「楽しめることが増えると思うので恋愛を含め、女性を謳歌して欲しい」とアドバイスを贈られ、感激の様子をみせていた。