ジェジュン、TGC音楽フェスで大トリ 中島みゆきの『化粧』カバーで魅せた圧倒的表現力〈TGM 2018ライブレポート〉 - girlswalker
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ジェジュン、TGC音楽フェスで大トリ 中島みゆきの『化粧』カバーで魅せた圧倒的表現力〈TGM 2018ライブレポート〉

アーティストのジェジュンが、4月1日(日)、横浜アリーナにて行われた音楽フェス「TOKYO GIRLS MUSIC FES.2018」(以下:TGM)」に出演。ジェジュンはこの日フェスの大トリとして登場。温めていたテンションを爆発させるかのように、熱狂のステージを繰り広げた。

ジェジュン①

ジェジュンが登場するカウントダウンがスクリーンに映し出されると、割れんばかりの大歓声。今回販売されたジェジュン専用グッズのひとつ、緑色のペンライトの光が客席一面に広がった。2月に日本で開催されたファンミーティングではその歌声は‟おあずけ”。久々のライブに多くのファンが胸を高鳴らせる中、ステージにジェジュンの姿が現れると、悲鳴にも近い歓声が沸き起こった。

妖艶な眼差しで客席を見渡しながらスタートしたのは、パワフルな歌声を響かせる『Just Another girl』。熱のこもったステージで魅了した。

ジェジュン③

1曲を歌い上げると、「皆さん、こんばんは~!ジェジュンと申します」と挨拶。続けて「東京ガールズミュージックフェスって、長いですね(笑)何時間くらい楽しんでますか?」と、歌っている時とはうって変わった柔らかな表情で問いかけた。さらに「僕は楽屋で、1時間くらい…ちょっと、寝ちゃったんですよ」と暴露。「みんなはご飯も食べず!お手洗いもいかず!こんなに頑張って応援してるのに、僕ひとりだけ寝ちゃってごめんね!」と茶目っ気たっぷりに謝罪した。
また、今年の6月26日(火)、27日(水)に単独ライブを開催することを発表。嬉しい報せに会場はどよめき、歓声に包まれた。

ジェジュン④

さらに「次の曲いっちゃいますか!ゆっくりできる曲だから、大変だったら座って、じっくり聴いてくださいね」と観客を気遣い、『Run Away』を披露。ファルセットを効かせしっとりと歌い上げた。

続いて披露したのは、中島みゆきの『化粧』。ジェジュンが2013年に初めてコンサートで披露して以来、ファンの心を掴んで離さない大切な楽曲だ。別れた男に最後に逢いに行く女の心情を歌った同楽曲は、ジェジュンの切ない歌声と感受性豊かな表現力を最大限に際立たせた。全身全霊で歌う、まさにそんなイメージだ。観客も、恍惚とした表情でその歌声に聴き入っていた。

ジェジュン⑤

その後のMCでは、「『今夜死んでもいいから』という歌詞があるんですが、僕は今日ここで死にたくないです!」と笑顔をみせ笑いを誘った。

そしてしっとりした空気から一変、「まだ、力残ってますか?全力でいきますよ!」とエンジン全開モードで意気込むと、すっかりライブの起爆剤となった人気曲『Good Morning Night』を披露し、会場のボルテージは最高潮に。ジェジュンはステージを駆け、飛び跳ねながら客席を煽り、あらかじめレクチャーしたコール&レスポンスを何度も繰り返し会場を揺らした。「皆さんのおかげで僕もめちゃくちゃ楽しいです」と、顔をくしゃくしゃにしながら楽しむジェジュンの表情が印象的だった。

続いて披露したのは『守ってあげる』。自らが作詞した愛情溢れる歌詞にジェジュンの優しい歌声が重なり、会場はうっとりとした雰囲気に。ファンと合唱する定番曲にもなっており、この日も会場の観客と大合唱が生まれた。終盤のサビでは、アカペラで1コーラスを歌う演出も。息をするのを忘れるほどの神々しい歌声で観客を引きこんだ。

ジェジュン②

続く『MINE』では曲調も一転、マイクスタンドを激しく揺らしながら色っぽい視線で会場を魅了。途中のピアノソロでは、毎度の見せ場でもあるジェジュンが鍵盤をなぞる仕草をみせ、そのセクシーな指先に黄色い悲鳴があがった。大サビでは金テープが噴射され、盛大な‟フィナーレ”が告げられた。
しかしこれだけでは終わらない。この日は「エイプリルフール」。直前に「残りはあと2曲」と言っていたのは‟嘘“で、会場から「ジェジュンコール」が沸く中、「ごめん、脅かした」とジェジュンは戻ってきた。そうして披露した『One Kiss』。パワフルな歌声と声量で、再び会場を圧倒させた。

本当のフィナーレを迎え、最後は、「気をつけて帰ってくださいね。また会いましょう!」と晴れやかな笑顔で深々とお辞儀。ステージを後にし、TGMは大盛況のうちに幕を閉じた。

(C)TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2018

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