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SNS上の誹謗中傷やいじめ、バイト代の未払い…5人に1人の女性が法律的なトラブルを経験

girlswalker総研では、全国の18歳~30歳の女性を対象に『法律的なトラブルに関する若年層女性の意識調査』を実施。「自分や友だちが日常生活において法律的なトラブルにあったことがある」と答えたのが、5人に1人にものぼることがわかりました。

あると回答した人の約4割が「美容に関するトラブル」を経験

■「美容」に関するトラブル

多くの人が関心を持っている「美容」というテーマですが、意外にもトラブルにつながってしまうケースがあることがわかりました。

一番多いのは、「脱毛やエステなどの強引な勧誘」(17.0%)。ほかにも、「化粧品やサプリで思わぬ定期購入縛りとなっていたケース」(13.3%)などがあります。

脱毛やエステについては、勧誘のほかにも「説明と料金や内容が違う」(11.0%)などの回答もありました。

10代・20代前半に多いトラブルは「SNS」「アルバイト」「性犯罪」

10代から20代前半の女性で特に多いのは、SNSやアルバイト、性犯罪に関するトラブルでした。

■「SNS」に関するトラブル

まず、SNS関連のトラブルについて、学生の間で特に目立っていたのは「メッセージアプリ上の誹謗中傷やいじめ」。ほかに、「SNSのDMで執拗なストーカー被害を受けた」というネットストーカーの深刻な悩みもありました。また、「気が付かないうちに自分がSNSで著作権を侵害していた」と、自分が被害を与える側に回ってしまうケースもあるようです。

■「アルバイト」に関するトラブル

また、学生のアルバイトに関しては、「バイト代をしっかり払ってもらえなかった」や「残業代がまったく出なかった」といった金銭にまつわるトラブルや、「休みがまったく取れない」「セクハラを受けた」などハラスメントに関するトラブルも。

■「賃貸」に関するトラブル

さらに、一人暮らしの学生さんには、賃貸マンション・アパートにまつわるトラブルもあるようです。グラフを見ると「騒音」が約4割を占めています。ほかにも、入退去時の「原状回復」に関するトラブルは16.1%、家賃が払えず立退きを迫られるトラブルを経験している人も2.6%いることがわかりました。

■「犯罪被害」に関するトラブル

また、トラブルにあったと回答した人のうち、なんと7割近くの女性が、過去に自分や友人がなんらかの犯罪被害に巻き込まれたことがありました。特に、痴漢やストーカー、盗撮などの被害が多くみられます。

例えば、電車の中で写真を撮られたという盗撮被害や、元カレに職場や家で待ち伏せされたなど、執拗なストーカー行為を受けたケースもあります。

法律的なトラブルで困ったら「法テラス」へ

■法律的なトラブルに巻き込まれた場合の相談先

法律的なトラブルに巻き込まれた場合に、誰に(どこに)相談するかという質問では、1位が親(30.3%)、2位が友達や同僚(27.1%)という回答に続いて、「誰にも相談しなかった(14.1%)」という回答が3位となっています。困っていても誰にも相談できず、一人で問題を抱えてしまったり、泣き寝入りをしている人が少なくないことがわかります。そんな「どうしたらいいかわからない」「誰に相談すればいいの?」というトラブルにあってしまった時に頼りたいのが、「法テラス」です。

「法テラス」は、国が設立した機関で、問題を解決するための法制度や手続き、相談窓口を無料で案内しています。また、一定の要件を満たした方には、無料の法律相談や、弁護士・司法書士費用の立替えもしてくれます。

電話での問い合わせは、0570-078374(おなやみなし)。平日は9時から21時まで、土曜日は9時から17時まで受付中。メールは法テラス公式HPから24時間受付中。友だちが悩んでいる時にも教えてあげよう!

Information

girlswalker総研 第5弾「法律的なトラブルに関する若年層女性の意識調査」
調査期間:2022年2月10日(木)〜2月16日(水)
調査対象:18歳~30歳の女性
調査方法:WEBアンケート
有効回答数:347
調査元:girlswalker総研(東京ガールズコレクション公式メディア「girlswalker」編集部)

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