無料で読める漫画アプリのピッコマ。
実際の評判はどうなのでしょうか。
ピッコマに関する良い口コミと良くなかった口コミの両方を調べました。
ピッコマの特徴やメリット・デメリット、本当に無料で使えるかなども詳しく紹介します。
目次
ピッコマの特徴
ピッコマはスマホアプリ版とウェブブラウザ版があり、双方を連携させることができますが、細かい仕様が異なります。
ピッコマのアプリ版とブラウザ版、それぞれの特徴を紹介します。
【アプリ版】ピッコマの特徴
ピッコマのアプリ版の特徴はこのようになっています。
- 「待てば¥0」システムで対象作品が無料で読める
- 有料作品(有料話)はアプリ内通貨「コイン」を消費することで読める
- コインはデイリーボーナスやイベントなどで無料でもゲットできる
- 「コインチャージランク」制度でランクが上がるほど優遇される
無料で漫画が読めるサービスはたくさんありますが、ピッコマの特筆すべき特徴は「待てば¥0」というシステムとランク制度といえるでしょう。
待てば¥0とは
「待てば¥0」とは、作品の話数リストの右側に「待てば¥0」というアイコンが表示されている作品(話数)を無料で読むことができるシステムです。
閲覧後23時間が経過すると「チャージ完了」状態になって、また無料で続きが読めるようになります。
「待てば¥0」で読める作品は1日1作品ではなく、何作品も読むことができ、一度読んだ作品は72時間以内なら何度でも読み返すことが可能です。
23時間待たなくてはいけないというのは面倒ともとれますが、隙間時間を利用して毎日少しずつ読むスタイルの方にはぴったりでしょう。
イベントや毎日の定期配布でもらえる「¥0+券」を利用すれば、チャージが完了していなくても「待てば¥0」作品をすぐに読むことができます。
コインの金額
ピッコマで有料話を読む場合や「待てば¥0」のチャージを待たずに読みたいときにはコインの購入が必要になります。
コインの金額は以下の通りです。
金額 | チャージされるコイン |
---|---|
160円 | 160コイン |
480円 | 576コイン |
800円 | 960コイン |
1,200円 | 1,140コイン |
2,800円 | 3,360コイン |
4,000円 | 4,800コイン |
6,600円 | 7,920コイン |
12,800円 | 15,360コイン |
26,800円 | 32,160コイン |
コインを購入すると、480円以上の金額から購入ボーナスとしてチャージされるコインが多くなり、金額が高くなるほどコインのボーナス額も大きくなっていきます。
高額なコインを購入するほどお得になりますが、当然、使いきれないほどのコインを買ってしまうと無駄になってしまうので、どれだけコインが必要か考える必要があります。
また、ピッコマではコインを無料で手に入れられる手段がいくつかあります。
- 動画を見てデイリーボーナスでコインか「時短アイテム」をもらう
- 「無料コインGET!」へ登録する
- イベントの報酬で手に入れる
デイリーボーナスは1日2回まで動画を見ることでコインか「時短アイテム」のどちらかがもらえるシステムです。
「時短アイテム」とは、「待てば¥0」のチャージ時間を短縮できるアイテムです。
無料で漫画を読みたいときにはとても便利なアイテムですね。
デイリーボーナス以外にも、毎週日曜日の0時になると登録アカウントに10個が定期配布されます。
あくまで「チャージ時間の短縮」なので、有料話を読むことはできませんし、すべての作品で即座にチャージが完了できるわけではありません。
また、定期配布された時短アイテムの上限は10個で、使いきれなかった場合にも持ち越しはできません。
コインチャージランクとは
「コインチャージランク」とは、チャージしたコインの金額によって毎月ランクが決まり、ランクが上がるほどコインの還元率や時短アイテムなどの報酬が上がるシステムです。
ランクはレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナムの5段階。
ランクは直近の過去3ヶ月のコインチャージ額が最も多かった月の金額によって決定されます。
3ヶ月間の累積ではない点に注意が必要です。
ピッコマは会員登録をしなくても無料で漫画が読めて、コインもチャージできますが、会員登録をしていない状態でのチャージはコインチャージランクの判定外になるので注意してください。
【ブラウザ版】ピッコマの特徴
ピッコマのアプリ版と共通点も多くありますが、課金に関する点に違いがあります。
- 「WEB待てば¥0」システムで対象作品が無料で読める
- 有料作品(有料話)はコインではなく「ポイント」を購入して消費することで読める
- ポイントの購入は月額コースと都度購入の2通り
「WEB待てば¥0」はアプリ版の「待てば¥0」と同じシステムで、対象作品が無料で読めて、23時間たつと次の話数が読めるようになる仕組みです。
「待てば¥0」とシステムは同じですが、それぞれ対象作品が一部異なります。
そして、有料作品または有料話を読みたい場合はポイントを購入する必要があります。
紛らわしいのですが、アプリ版のコインとブラウザ版のポイントは別物で、コインをポイントに、ポイントをコインにといった換金や同期は一切できません。
月額コースの料金
月額コースの料金は7種類で、月額料金と同額のポイントが毎月付与されます。
さらに初めてピッコマで月額コースを申し込むと、金額に応じた登録初月ボーナスポイントも付与。
月額料金 | チャージされるポイント | 登録初月ボーナスポイント |
---|---|---|
300円 | 310ポイント | 20ポイント |
600円 | 660ポイント | 100ポイント |
1,000円 | 1,200ポイント | 220ポイント |
2,000円 | 2,450ポイント | 500ポイント |
5,000円 | 6,200ポイント | 1,500ポイント |
1,0,000円 | 12,500ポイント | 4,000ポイント |
20,000円 | 25,500ポイント | 9,500ポイント |
複数の月額コースを申し込むことも可能で、例えば300円コースと600円コースを同時に利用することもできます。
注意点として、300円コースで登録初月ボーナスを受け取っている場合、600円コースに追加で申し込んでも600円コースの登録初月ボーナスはもらえません。
月額コースでもボーナスを多くもらおうとするなら、より金額が高いコースに登録した方がお得になるようになっています。
都度購入の金額
また、ポイントが必要な時にその都度購入することもでき、金額は以下の通りです。
金額 | チャージされるポイント |
---|---|
300円 | 300ポイント |
600円 | 600ポイント |
1,000円 | 1,030ポイント |
2,000円 | 2,080ポイント |
5,000円 | 5,250ポイント |
10,000円 | 10,600ポイント |
20,000円 | 21,500ポイント |
30,000円 | 32,500ポイント |
都度購入の場合も、購入金額が大きいほどチャージされるポイントにつくボーナスポイントが増えていきます。
ピッコマの評判【良い口コミ】
ピッコマの特徴を説明しましたが、では実際に使ってみてどうなのでしょうか。
ピッコマに関する良い口コミを紹介します。
ピッコマが合っている人
ピッコマが良かったという口コミから、どんな人がピッコマに向いているのかが分かります。
- ちょっとした隙間時間に漫画を読みたい
- スマホで縦スクロールの漫画を読みたい
- 無料で多くの作品を試し読みして、気に入った漫画を見つけたい
- アニメの原作漫画、または漫画版を試し読みして、アニメを見るかどうか決めたい
このような人にはピッコマはおすすめです。
「待てば¥0」は1作品につき1話ずつ読み進めていくという特徴から、通勤時間などのちょっとした隙間時間に気軽に漫画を楽しめるという意見が特に多く見られました。
作品数・作品ジャンルともに豊富なため、気に入る作品に出合う確率が高くなり、ついついたくさん課金してしまう人も少なくないようです。
中には、アニメ化した作品の原作漫画が無料で読めることを利用して、アニメを見るかどうか決めるといった活用法をしている方もいました。
ピッコマの評判【良くなかった口コミ】
ピッコマはおおむね好評ですが、良くなかったという口コミもあります。
無料では同じ作品を一気にまとめ読みすることができないので、待っている間に話の展開を忘れてしまうという人は少なくないようです。
縦スクロール用に書かれていない漫画を縦スクロールにしたことで読みにくくなったという意見も。
アプリとブラウザで通貨が共通でない点が不便だという指摘も見受けられました。
ピッコマに向いていない人
ピッコマの良くない口コミからも、どんな人がピッコマに向いていないのかが分かります。
- 1つの作品をまとめて読みたい
- 横スクロールの漫画は横スクロールのままで読みたい
- 漫画アプリをアプリ版とブラウザ版の両方で読みたい
上記にあてはまる人のすべてがピッコマに向いていないというわけではないでしょうが、ピッコマのこういった点に不満を持っている人がいるのは事実です。
縦スクロールの漫画はまだ浸透しているとまではいかず、漫画は見開き、または横スクロールで読みたいという層も一定数います。
ピッコマのアプリ版とブラウザ版の両方を使いたい場合には、通貨が共通でないため、利便性は下がってしまうでしょう。
ピッコマのアプリとブラウザ版は別物
ピッコマで有料話を読む際に必要な「コイン」はピッコマアプリ内の通貨で、ウェブブラウザ版ピッコマ内の通貨「ポイント」とは別物です。
コインをポイントに、またはポイントをコインに変換することは一切できません。
ですが、ピッコマアプリで購入した作品はブラウザ版でも閲覧が可能で、ブラウザ版で購入した作品もアプリでの閲覧が可能です。
とはいえ、家ではパソコンで、出先ではスマホで漫画を読みたい方や、複数のデバイスで自由に漫画アプリを使いたい方にとっては不便な仕組みといえるでしょう。
ピッコマはなぜ無料で読めるのか?
そもそも、ピッコマはなぜ無料で読めるのでしょうか?
過去には著作権法違反の違法コピー漫画を無料公開して物議をかもした「漫画村」。
「たくさんの作品が無料で読めるなんてピッコマは怪しい会社なのでは?」という意見もたびたび目にします。
ピッコマの運営会社
ピッコマの運営会社は、LINEと同じような機能を持つSNSアプリ「カカオトーク」を運営している「株式会社カカオピッコマ」。
株式会社カカオピッコマの親会社は「Kakao Corp.」という韓国の会社です。
Kakao Corp.の公式サイトの情報によると、2022年度の連結営業利益は日本円にして156億4,660万円(2023年2月現在のレートで換算)の大手会社です。
また、ピッコマを運営する株式会社カカオピッコマは、掲載作品の著作権者からコンテンツの使用許諾を得たことを示すABJマークを取得しています。
ABJマークは正規の電子書籍配信サービスである証明で、「dマガジン」や「楽天kobo」「少年ジャンプ+」など多くの大手電子書籍サービスもABJマークを取得しています。
ピッコマの運営会社は大手企業で、掲載作品も著作権法違反のない、正規のサービスであることが分かります。
「漫画村」のような違法で怪しいサイトではないので、安心して利用することができますね。
無料で読める仕組み
ピッコマが無料で読める仕組みを大まかに説明すると、このようになります。
- 大々的な広告や無料サービスでユーザーを集める
- 無料で読めるタイトルを増やすことでユーザーの離脱を防ぎ、有料作品へ誘導する
- 総ユーザーが増えることで、相対的に有料ユーザーも増える
このような手法は多くの企業で行われており、最近では楽天モバイルの無料プランが話題になりました(現在は有料プランのみ)。
まずは広告や無料サービスで消費者の目を引き、一般に周知させ、無料サービスを提供することでユーザーを集めます。
ですが、いくら無料でも作品がつまらなかったり、アプリが使いづらいとユーザーは離れていき、定着しません。
無料で面白いコンテンツを次々と多く提供することでユーザーの離脱を防ぎ、満足度を高めることで、お金を出しても有料作品を読みたいサービスであるとユーザーに感じさせることが必要です。
そして、全体のユーザー数が増えるほど、相対的に有料ユーザーも増えていきます。
また、有料ユーザーをランク付けすることで「あと少し課金すれば上のランクに行ける」というユーザーの心理を巧みに突き、有料ユーザーの課金額を上げることにも成功しています。
ピッコマはこういった手法をうまく機能させることで、無料でも読める仕組みを作り出しました。
有料で利用するユーザーが多数いるから、無料でサービスを提供する余裕があるということです。
ピッコマを利用するメリット
ピッコマを利用するメリットはこのような点が挙げられます。
- 作品数が多く、無料で読める作品も多い
- 作品のジャンルが幅広い
- オリジナル漫画SMARTOONがフルカラーで読める
- 画質が良い
- 読んでいる途中で広告が出ない
作品数・無料で読める作品数が多く、作品ジャンルが幅広い
ピッコマを運営する株式会社カカオピッコマ公式サイトに記載されている会社概要によると、ピッコマの作品数は11万作品以上。
コミックシーモアなどの早くから漫画アプリ業界に参入したサービスに比べると、作品数は少ないですが、品揃えとしては十二分に多いといえる数です。
ピッコマがサービスを開始したのは2016年4月。
対してコミックシーモアは2004年からサービスを提供しており、後発参入したピッコマの開始時期や作品数の伸び方を考えると、今後も作品数は右肩上がりに伸び続けることが予想できます。
今後の期待値は高いでしょう。
全体の作品数だけでなく、無料で読める作品数も数ある漫画アプリの中では多い方で、個人で漫画を読む分には十分に充実しています。
また、作品ジャンルが多く、万人受けする漫画アプリであることも特徴です。
ピッコマの掲載ジャンルは少年/青年、少女/女性、ファンタジー、恋愛、アングラ、日常、TL、BLなど多岐にわたります。
普段読まないようなジャンルの作品が充実していることで、新しい好みの漫画をみつけることができる点がユーザーのサイト内の回遊率を上げ、ユーザーの離脱を防ぐ要素の一つになっています。
SMARTOONがフルカラーで読める
「SMARTOON(スマトゥーン)」とは、スマートフォンを指す「SMART」とアニメ・漫画を意味する「CARTOON」を合わせたピッコマ独自の造語。
つまり、スマートフォンでの閲覧に最適化された漫画コンテンツです。
縦スクロールで読むことを前提に作られていて、スマートフォンで漫画を読む際の快適性と、全ページをフルカラーにすることでアニメのような臨場感を感じられることが特徴。
SMARTOONにはオリジナル漫画が多く、ピッコマでしか読めないため、他の漫画アプリとの差別化およびユーザーの定着率の向上につながっています。
画質が良い
ピッコマは漫画の画質が良いことに定評があり、ユーザーに高く評価されています。
画質が良いことは単に見た目が良いだけではなく、読みやすさや快適さにも関係するため、ユーザーの満足度を満たすために必要な要素といえるでしょう。
読んでいる途中で広告が出ない
ピッコマの広告が出てくるのはホーム画面や無料アイテムをゲットするための無料ガチャ(デイリーオーナス)などです。
作品を読んでいる最中に広告が出てこないのは、ユーザーからすると非常に快適です。
ピッコマに限らず、無料で利用できるサービスは広告を挟むことで収益を上げ、無料サービスを提供できるようにしています。
無料動画配信サービスのYouTubeが良い例でしょう。
どんな会社であれ収入がなければ無料サービスを提供することは不可能ですが、広告の挟み方によってユーザーの利便性や満足度は大きく変化します。
ピッコマは広告の挟み方をユーザー目線にすることで満足度を高めつつ、収益を確保しています。
ピッコマを利用するデメリット
ピッコマのデメリットも紹介します。
- ポイントとコインが別物で互換性がない
- データ容量が大きく、通信環境によっては快適に利用できないことがある
- 無料だと、一つの作品をまとめて読めない
データ容量が大きいのは画質が良いことの裏返しで、画質が良いのも一長一短であることが分かります。
有料作品を読むのに必要なアプリのコインとブラウザのポイントが別物で不便だという点は大きなデメリットです。
ポイントとコインが別物で不便
ピッコマアプリ版の通貨・コインとブラウザ版の通貨・ポイントは全くの別物で、お互いを交換したり同期したりという互換性がありません。
コインとポイントのどちらかで買った作品はアプリでもブラウザでも閲覧できます。
しかし、複数のデバイスを使ってピッコマを利用するユーザーにとっては、買うのはどちらかに絞るか、両方の通貨を管理しなければいけなくなります。
昨今、一つのサービスを複数デバイスで利用するのが当たり前になっている中、この点に特にユーザーの不満が集まっています。
データ容量が大きく、サクサクと快適に利用できないことがある
ピッコマは画質が良い分、データ容量も大きくなっています。
そのため、Wi-Fi環境がない場面やWi-Fi速度が遅いときなどは快適に利用できないこともあります。
これはピッコマ側だけの問題ではなく、ユーザーの通信環境によるところも大きいですが、繋がりにくく快適に利用できないのは多くのユーザーにとって不便やストレスになります。
無料で読む場合、一つの作品をまとめて読めない
無料でピッコマを利用する場合、「待てば¥0」をメインに漫画を読むケースがほとんどだと思われます。
「待てば¥0」はチャージ完了まで23時間待つ必要があるため、実質1日で読めるのは1作品につき1話ということになります。
何作品も並行して読むことはできますが、どの作品も毎日1話ずつ読み進めていくというスタイルになります。
このシステムが合うか合わないかは人によりますが、続きが気になるのにチャージ完了まで待たなくてはいけない点はどうしても不満が集まりやすくなります。
ピッコマとしては何の制限もなく無料で読めるようにしてしまうと、当然ビジネスとして成り立たなくなりますよね。
なので、早く続きを読みたいというユーザーにお金を払ってもらうことで無料サービスを成立させています。
無料で漫画を読めるアプリはどれも「お金を払ってでも続きを読みたい」と思えるコンテンツを提供することで成り立っています。
その前段階である無料で読めるシステムは各社ごとに異なるので、ピッコマのやり方が合わないと感じたなら、他の漫画アプリを試してみるのもいいでしょう。
ピッコマ以外の無料まんがアプリを比較
ピッコマ以外で人気が高いものを中心に、無料の漫画アプリを比較しました。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
LINEマンガ | ・作品数が約43万点と多い ・ファンタジー、恋愛、バトル、ギャグなど作品ジャンルも幅広い ・無料作品がダントツで多い |
めちゃコミック | ・400誌以上のレーベルの作品が読める ・ジャンルや雑誌、ランキングなど多数のカテゴリから好きな作品を絞れる ・オリジナル作品が多い |
コミックシーモア | ・ジャンル分けが細かく、好みの作品を探しやすい ・作品ジャンルは豊富だが、女性向けジャンルが特に充実している ・NTTグループが運営している老舗 |
comico | ・全ページがフルカラー縦スクロールで読める ・まだメジャーになっていない作品が多く読める |
少年ジャンプ+ | ・「NARUTO」「SPY×FAMILY」などのジャンプ作品が読める ・デビュー前の、まだ世に出ていない作品が読める ・電子版「週間少年ジャンプ」を定期購読できる |
マンガMee | ・少女漫画やBLに特化した女性向けのラインナップ ・「りぼん」など少女漫画雑誌の昔と今の人気作が読める ・オリジナル作品が豊富 |
マンガBANG! | ・毎日8話の漫画が無料で読める ・「バキ」など男性向けのジャンルが特に充実している ・少女漫画、女性向けジャンルもある |
どれも作品数・無料で読める作品数が多いものばかりです。
それぞれの漫画アプリの特徴から、どんな人がどのアプリに向いているのかをまとめました。
各漫画アプリに向いている人
「LINEマンガ」はたくさんの作品を読みたい方、いろんなジャンルの作品を読みたい方におすすめです。
漫画アプリの中でトップレベルのシェア率を占めているだけあって、万人受けするアプリといえます。
「めちゃコミック」はいろいろな漫画雑誌の作品を読みたい方や他では読めないオリジナル作品をたくさん読みたい方におすすめ。
「コミックシーモア」は好みのジャンルから作品を絞って読みたい方、女性向けジャンルを中心に読みたい方にぴったりです。
「comico」はメジャーな作品を読みつくした方や、まだメジャーになっていない作品を自ら発掘したい方にはうってつけです。
フルカラーの縦スクロール漫画を読みたい方にもおすすめ。
「少年ジャンプ+(プラス)」は、ジャンプ作品が好きな方にはたまらないでしょう。
デビュー前の有望な新人の作品が多く読める点もジャンプならではです。
「マンガMee」は少女漫画の往年のヒット作・現在の人気作を読みたい方におすすめです。
BL作品も充実しているので、女性向けの漫画が好きな方のための漫画アプリと言ってもいいでしょう。
「マンガBANG!(バン)」はアングラや社会派など、男性向けジャンルを中心に読みたい方におすすめ。
特に充実しているのは男性向けジャンルですが、少女漫画など女性向けジャンル作品も多数あるので、男女問わず読めるアプリです。
漫画アプリの今後
現在、漫画アプリは多数あり、消費者は選択肢が多すぎてどのサービスを利用するか迷ってしまうほどです。
今後、終了するサービスも出てくるでしょうが、まだ新しいサービスは増えていくことが予想されます。
実際、電子コミックの販売数は順調な伸びを見せています。
出版業界の公的機関である公益社団法人 全国出版協会の統計によると、2021年の電子コミックの販売数は2020年の1.2倍、2020年の販売数は2019年の1.3倍と、コロナによる「巣ごもり需要」も受けて大きく伸びています。
ここ数年の電子コミック以外の電子書籍は、電子書籍(電子コミックをふくまない)の販売数はやや増加傾向、漫画をふくまない電子雑誌の販売数は微減と、電子コミック以外の伸びは大幅な伸びとは言えず、漫画以外の雑誌に至っては減少傾向が続いています。
参考元:公益社団法人全国出版協会
電子書籍全体の販売数は順調な伸び方ですが、その多くを電子コミックが占めているという状況です。
今後、各社ともにサービスの充実や独自性で新規ユーザーの獲得およびユーザーの定着率にしのぎを削ることが予測されます。
新しい業界ということもあり、画期的なサービスがこれからも誕生することでしょう。
【まとめ】ピッコマはおおむね好評!安心して利用できる無料まんがサービス
ピッコマの特徴と評判についてまとめました。
- 作品数が多く、無料で読める作品も多い
- 同時並行で複数の作品を無料で読める
- 縦スクロール・フルカラーのオリジナル漫画が充実している
- 口コミではおおむね好評
- 運営会社は大手企業で安心して利用できる
ピッコマはたくさんの作品を無料で読むことができ、多くのユーザーに支持されている人気の漫画アプリです。
良くなかったという口コミもありますが、どんなサービスにも合わないという人は一定数いるものです。
特にアプリとブラウザの両方で使いたい場合には、それぞれの通貨であるコインとポイントが別物であることに注意は必要でしょう。
ですが、漫画アプリがひしめく現在、高いシェア率を誇るピッコマは多くのユーザーに選ばれていることの証左です。
ピッコマの特徴を理解して利用すれば、楽しくお得に漫画を読むことができるでしょう。
試しにピッコマを使ってみてはいかがでしょうか。