DaiGoに直撃！一発で男のウソを見抜くポイント

こんにちは、ガーリーベアです！
今回は、映画「グランド・イリュージョン」の字幕監修を担当した、日本唯一のメンタリスト・DaiGoさんに突撃取材！
「グランド・イリュージョン」は、“ザ・フォー・ホースメン”と名乗る４人組のスーパーイリュージョニスト・チームが、次々とショーを仕掛けながら不可能とも思える強盗を行うなど壮大且つ痛快エンタテインメント作品。『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、ジェシー・アイゼンバーグをはじめ、注目の俳優陣がズラリ。
映画についてはもちろん、メンタリズムを使った男をうまく落とすコツまできいちゃいました！

■ 映画「グランド・イリュージョン」の作品を観ていかがでしたか？

映画の中で、僕たち観客をもひっかける仕掛けがたくさん組まれていて、感動しました。
僕がやっているものとは少し違うのですが、エンターテイメント寄りのトリックやパフォーマンスが織り交ぜられた作品ですね。作った人は相当マジック好きなんじゃないかな、実際にあった出来事をベースにストーリーも展開されているんですよ！

■ そうなんですね！実際、私達素人にはメンタリズムとマジックの違いが分からないのですが…

人を驚かせて楽しませるのはマジック、失敗は許されません。そして、メンタリズムは相手の心を掴んで動かすもの、失敗も武器にします。相手の動きを直感で判断して誘導していくんです。

■ 誘導ですか…実際に、日常生活で使うことはありますか？

いつもしてますよ（笑）昔は、お仕事をする際に金額交渉も自分でしていたので、交渉相手の目をみてギリギリを探って、判断・誘導していました。
例えば、好きな人に次のデートコースを選ばせたい時、「●●に行く？（行かない？）」としてしまうと断るという選択肢ができてしまいますよね。そうではなくて、「次行くなら、●●か、▲▲か、■■のどこがいい？」と選択肢の中から選ばせるようにすると次につながりますよ。

■ 他に効果的なテクニックがあれば、是非教えてください！

まず、好きな子とデートする場合、1回目に着てはいけないのは「白」。
なぜなら「白」は威圧感や緊張感を感じさせるからです。3回目くらいのデートに着ていくと、ただの都合のいい女性に見られずうまくいくかもしれません。

あとは、騙されたフリをすることです。相手の言っていることが本当なのかを突き止めるには、始めは疑ってだまされた振り…で、相手の反応をみるんです。

通常は疑われると不機嫌になります。彼が話が本当だった場合、彼は疑われたといって「無言になる」「不機嫌になる」「声のトーンが下がる」ということが通常です。これでウソは付いていません。
彼の話がウソだった場合、上機嫌でいらないことまでベラベラ話してくれるかもしれませんよ。

■ かなり勉強になります！現在、DaiGoさんはおひとりで活動されていますが、本作のようにチームでやってみたいと思ったことはありますか？

ないですね、自己完結したいんです。でももし、メンタリスト同士が組むとココロの読みあいになるので、たぶんめんどくさいんじゃないかな（笑）僕は研究目的でやっているので、エンターテイナー寄りの方とは違いますが、僕が持っていない技術があるのはすごいなって思います。

■ 違う部分はありつつも、共感したことはありますか？

メンタリストであるメリットが、チームの中でも少し浮いている情景があります。そこがメンタリストっぽいなと思いました。
本来メンタリストは、マジシャンとは違って心理学や学術的なモノなので、チームの中でやっていることも複雑なんじゃないかな…と。

■ 奥が深いですね、もう一度観てみたいと思います。最後に、メンタリスト的見どころがあれば教えてください！

様々なマジックやメンタリズムが本作の中で出てきますが、彼らが暗示をかける際の、声のトーンや表情、スピードをみるとより面白いと思います！

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Information

『グランド・イリュージョン』

10月25日（金）新宿ピカデリー他全国ロードショー！
http://www.grandillusion.jp/
配給：角川書店
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