中村加弥乃、価値観が変化した瞬間とは「私たちの姿を見て“恋がしたいな”と思ってもらえたら」 - girlswalker
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中村加弥乃、価値観が変化した瞬間とは「私たちの姿を見て“恋がしたいな”と思ってもらえたら」

『ABEMA』で“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描くオリジナルシリーズ『恋愛ドラマな恋がしたい』(以下、『ドラ恋』)の最新作『恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~』がいよいよ後半戦に突入!

中村加弥乃

若手俳優が約1カ月の共同生活をしながら、キスシーンのある恋愛ドラマに挑戦する本作。2021年10月から放送が始まった今シリーズも、ドラマの主演を争うなかで芽生えていく恋愛模様から目が離せません。 

今回、girlswalkerでは“かやの”こと中村加弥乃さんにインタビューを敢行。気になる今後の展開など、たっぷりと語ってもらいました。

SPECIAL INTERVIEW

精神的にも体力的にもハードだった

——まずは、人気シリーズの『ドラ恋』への出演が決まったとき、そして実際に出演してみての気持ちから教えてください。

中村加弥乃(以下、中村)「決まったときは嬉しかったです!ただ、撮影が近づくにつれてドラマの主演が取れなかったらどうしようっていう不安が大きくなりました。

撮影が始まってからも、なかなか主演を取ることができなくて、どんどん追い詰められていって……。覚悟して行ったつもりだったんですけど、精神的にも体力的にも想像の4倍くらいハードでした(笑)でも、夏を満喫できて最高に楽しかったです。島に行ったり、プールや温泉に入ったり。一生忘れられない夏になりました」

中村加弥乃

——放送を観て、改めて感じることはありますか。

中村「自分ができる最大限をやり切ったと今でも思っているので『こうすればよかったかな』と思うことはないんですけど、『こんな顔してたんだ』とか、自分でも初めて見る表情が多くて悲鳴を上げながら観ています(笑)。

あと、ドラマ1話のときのオーディション。8人のなかでたくまくん(永岡拓真)が最初に泣いたんですよ。ボロボロに泣き崩れているのを見たときに、私の『ドラ恋』スイッチが入ったというか。『この人にこんな思いをさせてしまった。絶対、この人と主演取らなくちゃ』って。そんな気持ちも思い出しながら観ています」

実は、私ナナと同じ部屋だったんです!

——中間告白では、ナナ(織田奈那)さんがかやのさんと同じたくまさんを指名する波乱の展開がありました。第8話でも、主演を勝ち取ったかやのさんが相手役にたくまさんを指名。ナナさんが泣き崩れるなど、放送を観ていると女性同士でギスギスしないのかなと心配になってしまうのですが…?

中村「実は、私ナナと同じ部屋だったんです。だから、中間報告のあとにはみんなに心配されました。のぶなが(大地伸永)くんとか『大丈夫?戦争になってない?』って(笑)。でも、全然!ナナとのエピソードはたくさんあるんですけど、自分のお芝居について嬉しい言葉をかけてくれたこともあって。すごく嬉しかったです。

今だから言えますけど同じ部屋だったから、ナナの言葉の端々から『あれ?』と感じるものがあったんです。だから、中間報告のときは正直あんまりびっくりしなかったんですよね。やっぱりそうか……みたいな感じでした」

中村加弥乃

——それを聞いて安心しました。すでに友情や絆が出来上がっていたんですね。

中村「そうなんです。アミ(夏目アミリア)も年下なのにすごく周りを気遣ってくれる子で、何度も助けてもらいましたし、アユリ(吉永アユリ)にもすごく救われて。中間報告のあと、たくまが私に『ナナと組みたい』と言う場面があったと思うんですけど、あのあと実は立てないくらいダメージを受けてしまって。

そのときに、ちょうどアユリが通りかかって話を聞いてくれたんです。『4回中3回も自分とペアを組んでくれて、もう十分だって思う気持ちもあるし、自分とじゃ主演を取れないかもしれないから次はナナと組みたいっていう気持ちも分かるけど、つらい』という話をしたら、アユリが『じゃあ、たくまのキスシーンを見ないように自分が主演を取ればいいんだよ』って言ってくれたんです。

自分には、その発想がなかったから救われたし、他のペアになっても頑張りたいと思えるようになりました」

中村加弥乃

『恋がしたいな』と思ってもらえたら嬉しい

——『ドラ恋』への出演を通して、自分が一番変わったと思う部分を教えてください。

中村「考え方かなぁ。全然違う価値観を持つ人たちに出会って、刺激をたくさん受けて、自分の考え方が広がったなと思っています。あと、感情の引き出しも増えたのかなって。痛みとか、嫉妬とか。血が逆流する感じとか(笑)。そういうものも今後のお芝居に活かしたいです」

——恋愛観にも変化がありましたか。

中村「ありました!私、途中で“好き”って何だろうってすごく悩んだんです。自分が一緒にいて幸せな気持ちになる人が好きなのか、一緒にいないときに気になる人が好きなのか。最終的にGoogleとかで調べちゃったくらい(笑)。最後まで、自分の気持ちが分からなくて波乱でした」

中村加弥乃

——最後まで波乱、ということは今後、かやのさんの恋の矢印に変化があるのでしょうか。

中村「……どうでしょう(笑)。ひとつだけ言えるのは、中間告白のあとにたくまくんから『ナナともペアを組んでみたい』と言われたときに、振られたわけじゃないのに振られたような気持ちが自分のなかにあって。他の人も視界に入ってくるようになったんですよね。

でも、共同生活を通して男女問わず絆が生まれてきているし、みんな、私の気持ちはたくまくんに向いていると思っているし……。でも、自分の気持ちに蓋をしたら『ドラ恋』という番組に失礼だし。葛藤がたくさんありました」

——後半戦も見逃せない展開が続きそうですね。改めて今後の見どころをお願いします。

中村「まずは、次のドラマ5話。たくまくんとやっと取れた主演だし、いろんなことがあったので、期待していただきたいです。そして、“好き”とは何か、悩む私の葛藤を見てほしいです。

自分の気持ちに正直になろうと思った結果、自己嫌悪に陥るときもありました。そんなときに、けん(島津見)が『みんな、かやののこと嫌いにならないから素直になっても大丈夫だよ』って言ってくれて、それがすごく助けになったりもして。

恋愛関係だけじゃなくて、友情や絆がどんどん出来ていくのも見どころだと思います。しんどいこともあるけど、やっぱり恋は素敵なものだと思うので、私たちの姿を見て『恋がしたいな』と思ってもらえたら嬉しいです!」

中村加弥乃

INFORMATION

ABEMAオリジナルシリーズ『恋愛ドラマな恋がしたい~Kissing the tears away~』
2021年10月31日(日)~ ABEMA SPCIALチャンネルにて放送中

《公式サイト》https://abema.tv/video/title/90-1588

(C)AbemaTV, Inc.

文:吉田光枝
写真:有田純也

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