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“透明感溢れる”注目女優、夏子!TOKIO松岡の主演舞台で新たな挑戦

マクドナルド てりたまのCMで“桜の精”を演じ、「透明感がすごい」と話題をさらった夏子さん。芸能活動をスタートさせたのは、ファッション誌の専属モデルでした。今年5月6日からは舞台『
東京ゴッドファーザーズ』(東京・新国立劇場)にヒロイン役で出演します。

長編アニメーション映画の傑作として全世界の人たちに愛され、今回はじめて演劇化される本作。物語に登場するのは、年齢も性別も異なる3人のホームレスたち。クリスマスの夜に新宿のゴミ溜めでかわいい赤ちゃんを見つけた3人は、赤ちゃんの親を探して東京中を走り回りますが——。

夏子さんが演じるのは、ホームレスの一人である家出少女のミユキ役。上演に向けて、どんな稽古が行われているのでしょうか? 夏子さんのかわいさに迫るお話やこれまでのエピソードも聞きました。

SPECIAL INTERVIEW

一生懸命生きている人たちを観てほしい

――すでに舞台の稽古に入っているそうですね。ホームレスの家出少女・ミユキ役を演じていかがですか?
夏子「最初は原作の文脈に引っ張られていましたが、稽古をするうちに、目の前のキャストの皆さんたちと対話できるようになってきました。疑似家族のお話なので、松岡昌宏さんが演じる元ドラァグクイーンのハナちゃん、マキタスポーツさんが演じる元競輪選手(自称)のギンちゃんと、より家族らしくなってきたと思います」

――お芝居では先輩のお2人ですが、スゴイと思うところは?
夏子「お2人とも、本当にスゴイです! 松岡さんは舞台の全部が見えているというか、舞台上のこともキャストのことも1つひとつを丁寧に見てくださる方。松岡さん自身、演じられるハナちゃんのキャラクターに近くて、私は「お母さん」だと思ってます(笑)。マキタさんはもう、おもしろい方ですね(笑)。なんとも言えない素朴なおもしろさがギンちゃんらしくて。稽古場でも、そのままの3人でいられるような気がしてます」

――松岡さんがお母さんっぽい!?
夏子「いつもお芋を買ってきてくださるんです。お芋が好きな役者さんがいて、松岡さんが毎日買ってきてくれていたんですけど、ついにみんなの分まで。松岡さんにいただいたお芋を食べながら稽古しています(笑)」

――待ち時間は3人でどんなお話をするんですか?
夏子「よく話すのは、おいしいお店や飲み屋さんのお話。3人とも大衆酒場が好きなんです。今の時期はなかなか行けないのですが、そんなお話ばっかりしています」

――盛り上がりそうですね! 原作とは違う舞台版の見どころとは?
夏子「実写化が難しいと言われる作品なので、演劇になるなんて想像がつかないと思うんですよね。でも今どんどん出来上がっていて。あのアニメーションの描写が見事に立体的になり、テンポ感のよい舞台になりそうです。今敏さんの作品はどれも世界観がかっこよくて、たくさん魅力がありますけど、『東京ゴッドファーザーズ』の一番の魅力はキャラクターかなと思います。幸せではないけど不幸に酔わない、目の前のことに一生懸命生きている人たちをぜひ観てほしいです」

“みんなと違う”がかっこいいと思っていた高校時代

――モデルになるためにがんばっていたことは?
夏子「流れに身を任せていて…。ただの大学生で事務所にも所属してなかったんですけど、今は休刊してしまった『SEDA』の編集長が専属モデルに誘ってくださいました。当時は、がんばるとか、そういう自覚がなかったんです。でも今はお芝居をやっていきたいという目標ができたので、そのための努力をしています」

――モデルから始めた夏子さんが、お芝居に興味をもったきっかけは?
夏子「2年前の初舞台「BACKBEAT」(翻訳・演出:石丸さち子)が大きなきっかけになりました。いろいろうまくいかなくて、終わった後に『悔しいな、もっとお芝居やりたいな』と感じて」

――モデルを始めたのは19歳でしたね。学生のときに夢中になっていたことはありますか?
夏子「高校の放課後に、ひとりで単館系の映画館に頻繁に通っていました。よく理解できていない映画もたくさんありましたけど、それがカッコいいと思っていて。みんなで同じ方向を向いて同じことをするのがイヤで、みんなと違うことをしたい年頃でした。でも結局、何も違わないんですけどね。思春期という独特の時期だったんだなって思います」

――思春期ならではの悩みも?
夏子「悩み多き時期だったと思います! 通学で電車に乗るのも苦手で。でもそういうときに救ってくれたのが映画や本や音楽でした」

「素直でいること」を心がけています

――Instagramではアートや写真など幅広い趣味にふれていますね。いま最も興味を持っていることは?
夏子「特に舞台の稽古中は 、夢の中にも出てくるくらい、稽古のことしか考えられなくて。舞台は、常に動きながらセリフを言うことが多いので、肺活量をあげるためにも毎日ジムに行っています。小さいときはサーフィンやクラシックバレエをしていたし、キックボクシングをしていた時期もあったくらい運動は好きなのでリフレッシュになっています。最近はコンテンポラリーダンスもしています」

――忙しい時期、肌荒れは気になりませんか?
夏子「顔にはあまり出ないほうですけど、果物はよく食べています。稽古場でみんながリンゴを食べたり、バナナを食べていたら、松岡さんが『ここは動物園か!』って(笑)」

――本当に楽しそうな稽古場ですね(笑)。食生活以外にも、「輝き続ける秘訣や意識していること」はありますか?
夏子「私が教えてほしいくらいですけど(笑)。素直でいることかなと思います。顔と心はつながっているから、心が素直であれば、自然と表情も柔らかくなるのではないかと思います」

――ありがとうございます! 舞台『東京ゴッドファーザーズ』、楽しみにしています。ぜひ、読者へメッセージーをお願いします。
夏子「おもしろい舞台になるという実感があるので、たくさんの方に観ていただきたいです。それぞれの登場人物が過去を清算していくというお話の中で、私が演じるミユキはその中でも一番大きく成長する役。私自身もこの物語を通して大きく成長できたらなと思っています」

舞台は5月12日(水)からスタート。チケット情報は新国立劇場の公式サイトでチェックできます!

INFORMATION

tokyogodfathers

舞台「人を思うちから 其の弐『東京ゴッドファーザーズ』 」 [新作]

《日程》
5月12日(水)〜30日(日)

《スタッフ》
【原作】今 敏 【上演台本】土屋理敬 【演出】藤田俊太郎
《キャスト》
松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子
春海四方、大石継太、新川將人、池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナー

《公式サイト》
https://www.nntt.jac.go.jp/play/tokyo-godfathers/

【ストーリー】
物語の舞台は東京。登場人物は元ドラァグクイーンのハナちゃん、元競輪選手(自称)のギンちゃん、家出少女のミユキ、そして3人をとりまく東京に住む人達。ある年の聖夜、ホームレスの3人は新宿のゴミ溜めで可愛い赤ん坊を見つけます。拾った赤ん坊の親を探して、3人は東京中を走りまわり、様々な事件に遭遇し、ドタバタのコメディが繰り広げられます。やがて3人は、新しい命と出会い、またそれぞれ大切な人との奇跡の再会を果たし再び生きていくことを選びます。

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