3年に1度だけ。現代アート国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020」開催
girlswalker編集部
「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020」が、2020年11月18日(水)〜24日(火)まで、オンライン、「横浜市役所新市庁舎」で開催される。
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020
同イベントは、3年に1度開催される、“障害者”と“多様な分野のプロフェッショナル”による現代アート国際展。
コロナ禍の状況を受けて、従来の展示空間ではなく全プログラムオンラインでも鑑賞できるスタイル。なかでも、BOOK PROJECT「そのうち届くラブレター〜わかりあうことの不可能さと、あきらめないことについての考察〜」は、本という形式で作品を紹介。会期中、一部作品が展示される「横浜市庁舎」で1000部無料配布している。なお、公式ウェブサイトから無料でダウンロードも可能。
BOOK PROJECTは、6名の作家が作る「作品」に対して、8名1組が作品を見て感じたインスピレーションをもとに、各々の表現で「作品」に応答するプログラム。作家・井口直人の作品は、料理家・アーティストの船越雅代が、井口さんの作品への応答として、色とりどりの野菜を薄くスライスして重ねた料理を作った。ライトを下から当てることで野菜を透かせ、井口が使用しているコピー機を連想させるような作品に。
また特設サイトでは映像や音の作品を紹介するほか、ロバートキャンベルや篠原ともえが、目の見えない人やろう者と作品をナビゲートする、新しい情報保障の取り組みが行われる。
「横浜市庁舎」では作品を展示
「横浜市庁舎」では、山本高之、鎌江一美、杉浦篤、川戸由紀、華雪らの作品も展示される。
ステージを使用した特別イベントも開催予定なので、特設サイトでチェックしてみて。
Information
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020
《開催期間》2020年11月18日(水)〜24日(火)
《場所》オンライン、横浜市役所新市庁舎
《特設サイト》https://bookproject.paratriennale.net/