ファスティングを効果的に行ってより良いダイエットライフを送ろう
girlswalker編集部
短期間で体重を落としたり、身体のデトックスをすることで人気のファスティング。
でもいざ始めようと思ったときに、「効果的にファスティングをするにはどうしたらいいの?」「ファステイング後の回復食は?」など疑問も出てきますよね。
そこでファスティングを効果的に行うコツ、本当に意味で健康で理想的な体型に変わるファスティング方法についてお伝えしていきます。
目次
ファイスティングを効果的に行うために
ファスティングはやり方によって様々なルールがありますが、このトピックでは準備編として効果的にファスティングをおこなうポイントを紹介していきます。
ファスティングを始める前から腹5分目に
ファスティングを失敗する人にありがちなのが「急激な食事制限に耐えられない」ということです。
急激な食事制限はからだの栄養不足に陥ったり、空腹のストレスでイライラしてしまうなど心身ともに大きな負担がかかってしまいます。
ファスティングを安全に効果的におこなうためには、ファスティングを始める2〜3日前から腹5分目を意識して過ごすことがおすすめです。生活リズムと照らし合わせながら、徐々にからだを慣れさせていきましょう。
生理中など体調不良時は避ける
生理中はホルモンバランスが乱れ、身体がだるく感じやすかったり精神的にもしんどくなりやすい時期です。それ以外にも貧血になる可能性が高かったり、無理なダイエットでストレスを感じてしまうと生理後の大事な痩せ期に影響を及ぼしてしまう可能性があります。
一番効果的なタイミングは生理後の1週間です。
生理後は、脂肪の燃焼を促す働きがある「エストロゲン」というホルモンが分泌されているので、効率の良いダイエットやファスティングができるようになります。
生理周期を上手く活用してファスティングの効果を最大限上げていきましょう。そのためにもファスティングを実施する前に体調のチェックはおこなってくださいね。
自分にあったファスティングを選ぶ
一口にファスティングと言っても、種類やルールは様々です。
人によって身体はそれぞれ違うので、自分にあったファスティング方法を選ぶようにしてください。
初めてファスティングを行う人であれば、まずは半日から試してみるのがおすすめです。気軽に試してみて徐々に日数を増やしたり、本格的なファスティングにシフトしていくといいでしょう。
また、空腹を感じた場合はヨーグルトや野菜など特定の食べ物はOKなど自分にあった方法を選んでくださいね。
ファイスティングをするときに気をつけること
ファスティングは身体への負担も大きいです。
無理をしすぎてしまうと、頭痛など体調を崩すトラブルも起こしてしまいます。
ファスティングを無理なく成功させるためには自己流で行わず、注意すべき点は事前に把握しておきましょう。
水分は十分に摂る
ファスティング期間は特にこまめな水分摂取は欠かせません。なぜならなにも飲まなかったり、水分を十分に摂らないと脱水症状により体調を崩してしまうからです。水分は体内の毒素や老廃物を尿や汗によって、体外へ排出するのに重要な役割を担っています。
ですが身体の水分が失われると、
- 運動能力の低下
- 食欲不振
- 疲労感
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
などの症状が現れます。
これらを防ぐためにもしっかりと水分を摂っていきましょう。目安としては1日1,5〜2リットルを飲むよう心がけてください。しっかりと水分をとっていけば、身体のデトックスもありファスティングを効果的におこなえますよ。
「何も食べない」はNG
何も食べず身体に必要な栄養が摂れていないと、腸内環境が悪化して基礎代謝が落ちてしまいます。
正しいファスティングは「何も食べない・飲まない」ことではありません。身体に必要な栄養を適切に摂りながら、体内環境を整えていくものです。
腸の動きを活発にしエネルギーを全身に送るためにも、ファスティング中も身体に必要な栄養はしっかりととっていきましょう。
自己流でやらないこと
安易な自己判断でのファスティングは、心や身体のバランスを崩してしまうので絶対にやめましょう。
例えば「水だけで◯日間過ごす」「長期間おこなう」「ファスティング中に激しい運動をする」などの自己流は、思っている以上に身体に負担をかけています。その結果抵抗力が落ちたり、エネルギー不足に陥ったり、貧血や脱水症状など危険な事態を引き起こしかねません。
くれぐれも自己流で極端なファスティングは実行しないようにしてください。
ファスティングを終えるときのポイント
リバウンドを防ぐためにも回復期間の正しい過ごし方を知っておくことは重要です。そこでファスティングを終えるときポイントをまとめました。
ファスティング後も気を抜かない
ファスティングが終わったからと言って、急に通常食に戻してしまっては危険です。
ファスティング中は普段働き続けている胃腸が休んでいる状態なので、急に通常食に戻してしまうと身体は入ってきた栄養をたくさん吸収し身体に溜め込もうとします。特にパンやご飯、パスタなどの炭水化物は血糖値を上げて太りやすくなるので注意が必要です。
消化に良いおかゆを食べたり、ゆっくり時間をかけておかずから食べるなど、最後まで気を抜かないことがファスティングを成功させるポイントです。
きっとファスティングをする前とは違った味覚や食欲、身体の変化も一緒に感じられると思いますよ。
ファスティング期間と同じ回復期間をとる
ファスティングを終えた直後は、取り込んだエレルギーを身体に溜めこみやすい時期です。ファスティングと同じ日数分の回復期間をとることで、リバウンドを防ぐだけでなく健康な状態も維持できます。
ファスティングでクリアになった身体に大きな負担がかからないよう、回復期間をしっかりとって徐々に身体を調整していきましょう。
「まごわやさしい」食材がおすすめ
回復食をとらずいきなり通常の食事に戻してしまうと、食事の量は抑えたとしても脂質などが多いためリバウンドへとつながってしまいます。
そこで覚えておきたいのが「まごわやさしい」です。まごわやさしいとは「豆類、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸、芋類」の頭文字をとった食材。これらの食材は食物繊維・タンパク質・カルシウム・ビタミン・ミネラルなど栄養バランスもバッチリです。
「まごはやさしい」を取り入れたメニューとして、「野菜たっぷりのお味噌汁やスープ」、「豆腐・ゴマ・わかめを使ったサラダ」、「ひじきの煮物」などおすすめです。上手く食材をとり入れながら身体と栄養のバランスを整えていきましょう。
ファスティングのポイントをおさえて、より良いダイエットライフを
ファイスティングは体重を落とすだけでなく、身体をリセットすることでフェスラインがすっきりしたり、むくみが解消されたり、肌がきれいになったり女性にとって嬉しい魅力がいっぱいです。
しかしファスティングにはしっかりとした準備や知識が必要です。負荷をかけ過ぎてしまうものや自己流のファスティングは、身体に被害を及ぼすだけでなく本当の意味で健康的にはならないのでやめておきましょう。もし身体に異常を感じたときは、思い切って中断する勇気も必要です。
今回お伝えした「効果的にファスティングを行うためのポイント」「注意事項」「回復期間の過ごし方」をふまえて、正しいファスティングでより良いダイエットライフを過ごしてくださいね。