うわべだけじゃない。“本当に優しい人”の特徴と言動とは?
girlswalker編集部
あなたの身の回りには、優しい人はいますか?その人のどういったところに「優しいなあ」と感じているでしょうか。できるなら、自分自身も「優しい人」でありたいですよね。本記事では、本当の意味で優しい人の特徴と、その行動についてお話していきます。身近な優しい人、目標としている人のことを思い浮かべながら読んでみてくださいね。
目次
「優しく見える人」と「本当に優しい人」は違う
一般的に「優しい」と評されるのは、どんな人でしょうか。気が利いたり、他人の気持ちに寄り添うことができたり、さまざまなことが思い浮かびますよね。
実は、「優しく見える人」と「本当に優しい人」には決定的な違いがあります。優しく見える人の優しさは、自分のための優しさ。つまり見返りを求めるような優しさです。それに比べて、本当に優しい人が持っているのが、相手のための優しさ。心から相手のことを思って行動できる人こそが、「本当に優しい人」なんですね。
本当に優しい人に共通する特徴
では、本当に優しい人にはどんな特徴があるのでしょう。本当に優しい人に多く共通する点を3つご紹介します。いつも優しいあの人、誰にでも優しいあの人。身近な人を思い浮かべてみましょう。優しい人の特徴を知ることで見えてくるものがたくさんありますよ。
過去にとても辛い経験をしている
優しい人というのは、心の痛みを知っているもの。過去に自分自身がつらい経験をしているからこそ、他人の痛みに敏感で、寄り添うことができます。心に響く言葉を投げかけられるのも、自身の経験に基づいた理由があるのかもしれませんね。
とても尊敬している人がいる
尊敬する人がいると、その人に近づきたい、あんなふうになりたい!という思いから、自然と心が磨かれるものです。本当に優しい人は、常に目標とする憧れの人がいるから、いつも同じ姿勢でいられるのかも。尊敬している人がいるのなら、その人のようになる第一歩として、他人に優しくなることを目標に行動するとよさそうですね。また、尊敬する人から受けた優しさを、同じように自分も誰かにあげたいと無意識に思っているのかもしれません。
自分が特別優しい人である自覚はない
本当の意味で優しい人は、「優しくしている」という自覚がありません。見返りを求めずに本心で接しているからこそ、周囲の人から慕われる優しさを抱けるんですね。他人からすれば「優しいな」と思えるようなことを、何でもないようにやってのけるからこそ、優しい人としての評価が出来上がるのかもしれません。
本当に優しい人が取る行動・態度
本当に意味で優しい人は、日ごろどんな行動をとっているのか、気になりませんか?ここからは、本当に優しい人が取る行動や態度について具体的にお話していきます。もしもあなたが「優しくなりたい」と思っているのなら。参考にしてみてくださいね。
また、身近にいる人の優しさが、どんな気持ちからあふれているものなのかを知り、その気持ちをちょっぴりのぞいてみましょう。
誰に対しても平等・公平
本当に優しい人が向ける優しさは、誰に対しても平等です。あの人のことが好きだから優しくする、という気持ちで行動に優しさを示すことはしません。相手が誰であっても、どんな状況であっても同じように優しく接することができるのが、本当の優しい人なんですね。職場や学校など、たくさんの人がいる空間でどんな態度をとっているのかを見てみれば、その人の優しさが本当のものかどうかわかるかも。
損得勘定に左右されない
「この人に優しくしておけば、後で得をする」なんてことを考えないのも優しい人の行動のひとつです。生きているとつい損得勘定をしてしまうのが私たち人間ですよね。しかし、それに左右されずに他人に優しくすることができる人というのは少なからず存在します。大切な人に心から優しくしたいと思う時、自分の利益のことは考えませんよね。それを周囲の人すべてに向けることができるのが、本当の意味での優しい人なのかもしれません。
物を大切にする
物も大切にできる人は、人も大切にできる人。つまり優しい人です。あなたの身の回りに、なんでも大切に扱っている人はいませんか?物持ちが良い人はもちろん、オフィスなどで共有して使う物を大切に扱う人は、優しい心を持っている可能性がとても高いです。この人の優しさがホンモノなのかこっそり確かめたい・・・なんて場合には、その人の物の扱い方を観察するのが手っ取り早い方法かも!
人のためになることを当たり前のようにさりげなくする
優しい人の最大の特徴ともいえるのが、その優しさがさりげなく、自然であること。本人は優しくしているつもりがないので、意識せずに自然と振る舞いに優しさを滲ませることができるんですね。「人のためにやってあげているんだ!」という気持ちがないので見返りを求める姿勢がなく、だからこそ周囲の人を引き付ける自然な優しさを持ち続けていられるのかもしれません。周囲の人が気が付かないようなささやかな気配りをできる人も、優しい人だと言えるでしょう。
弱者に対して無条件に親切
老人や子供など、いわゆる弱者の人たちに対して無条件の優しさを示すことができる人は、本当に優しい人です。「助けてあげよう」という目線ではなく、相手の気持ちに寄り添える低い目線を持っているからこそ、できる行動です。これこそ自分の得を考えない優しさですよね。
見栄や意地を張らない
優しい人は、余計な見栄や意地を張ることもしません。それをしても何の意味もないことを知っているからです。ありのままの自分でいることの気楽さや、すばらしさを知っているので、自然な優しさを発揮できるのかもしれません。優しい人というのは、気持ちに余裕を持った人なのかも。
おわりに
生活をしていると、さまざまな場面で、優しい人に出会います。その優しさがどんな気持ちからくるものなのか、少しわかっていただけたのではないでしょうか。他人に慕われる「本当の意味で優しい人」になるのは、案外難しいことではありません。身近な優しい人を見て、できることから始めてみましょう。