読めば猫の遺伝子丸わかり。「このネコは“キジブチ”で遺伝子は“wwooA”だな」とつぶやきたくなる1冊
girlswalker編集部
『ネコもよう図鑑 -色や柄がちがうのはニャンで? 1,400円(税抜)』(浅羽宏著)が、2019円8月8日(木)に発売となる。
8月8日(木)はIFAW(国際動物福祉基金)が制定した「世界ネコの日」。ネコの写真集や図鑑はたくさんあるが、この本はひと味違った、ネコの模様が決まる遺伝のしくみがわかる本になっている。
といっても難しい解説書ではなく、さまざまなネコたちの姿を写した写真を楽しみながら遺伝のヒミツが理解できるのが魅力。
ネコの模様は、1本1本の毛色とその配置をつくりだす遺伝子の組み合わせによって決まるのだとか。本書は、その遺伝子の働きにもとづいてネコの模様パターンを11通りに分類。この分け方で考えると、なぜその模様になるのかがとてもよくわかる。
「二毛・三毛にはなぜメスしかいないのか」「同じ母親からいろいろな模様の子ネコが生まれるのはなぜか」という疑問もすっきり解決する。
また、巻末には、親から子を、子から親を推測する「遺伝子当てクイズ」も用意。楽しみながら学べる。
本書を最後まで読めば、ネコの姿を見ただけでどんな遺伝子をもっているかがわかるようになる。いままでは、道端などでネコを見かけたとき、「かわいい」「愛おしい」と思っていた人も、本書を読んだ後には、「このネコは“キジブチ”で遺伝子は“wwooA”だな」などと思わずつぶやいてしまうはず。
すでにたくさんのネコの本を読んでいる目の肥えたネコ好きにも、目から鱗の1冊となること請け合いのサイエンス図鑑。お楽しみあれ。
Information
『ネコもよう図鑑 -色や柄がちがうのはニャンで?』
《発売日》2019円8月8日(木)
《著者》浅羽宏
《価格》1,400円(税抜)