映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』豪華俳優陣が集結した場面写真を一挙公開！

2019年9月13日（金）公開の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の場面写真が、7月16日（火）に解禁された。

天才作家・太宰治が死の直前に完成させた小説『人間失格』は、累計1,200万部以上を売り上げ、歴代ベストセラーのトップを争う。この度、その小説よりも遥かにドラマチックだったという“誕生秘話”を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化。

監督は世界で活躍する写真家の蜷川実花は務める。構想に7年を費やし、太宰のスキャンダラスな恋と人生を大胆に描く。

主人公の太宰を演じるのは、小栗旬。蜷川監督と初タッグを組み、大幅な減量を敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれたかつてない太宰像を創りあげた。

太宰の正妻・美知子に宮沢りえ、作家志望の愛人・静子に沢尻エリカ、最後の女・富栄に二階堂ふみと、それぞれの世代を代表する女優たちが、一見太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きる様を圧巻の演技力で魅せる。さらに、太宰と女たちを取り巻く男性陣に成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら超豪華キャストが集結。

今回解禁された場面写真には、正妻・美知子（宮沢）と2人の子どもに囲まれる一方で、愛人の静子（沢尻）と恋人のような甘い空気で見つめ合う姿や、富栄（二階堂）と密着する太宰のスキャンダラスな恋を感じさせる姿が映し出されている。

また、無頼派を代表する作家で同志である坂口安吾（藤原）から「地獄に堕ちて書いているか？」と発破をかけられ、心を許す親友作家・伊馬春部（瀬戸）と酒を酌み交わし、若き小説家・三島由紀夫（高良）に挑発されながら”本当の傑作”を追い求める様子も。

一方で、太宰の子どもを身ごもった静子の弟・薫（千葉）からは認知を迫られる。そんな太宰に対し、若手編集者・佐倉潤一（成田）は「書いてください！　『人間失格』。先生にしか書けない、どこまでも罪深い小説を！」と言い放つ。

そして、雪が降りしきる中、虚ろな表情でただずむ太宰の姿も。蜷川しか作りえない至極の艶やかな世界観に染まった豪華実力派俳優たちが、本編で魅せる圧巻の演技に期待が高まる。