玉森裕太、「冷や汗をかいた」ド緊張シーン振り返る＜パラレルワールド・ラブストーリー＞

映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が、2019年5月31日（金）より、全国で公開されます。

実写化不可能と言われ続けてきた累計発行部数150万部を超える東野圭吾の大ベストセラー小説が、ついに待望の映画化。ストーリーは、存在する二つの「世界」の中で、主人公の崇史が恋と友情に翻弄されていく本格恋愛ミステリーとなっています。

主人公の崇史を演じるのは、Kis-My-Ft2の玉森裕太。4年ぶりの映画主演となる本作には並々ならぬ意気込みで臨んだといいます。また、物語の鍵となる謎の女性・麻由子を演じるのは吉岡里帆。映画やドラマで大活躍の彼女が、2つ世界それぞれで存在感を発揮し、観客を不思議な世界へ導きます。

girlswalkerは、主演を務めたKis-My-Ft2の玉森裕太さんへインタビュー。難しい役柄を演じきり、新たな一面を披露した玉森さんに、本作や撮影現場でのエピソードをたっぷりと伺いました。初挑戦となったラブシーンの感想も必見です！

自身とはかけ離れた崇史を演じ、新たな玉森裕太を魅せる

――本作をご覧になられて感じた、ご自身に対する率直なお気持ちは？

「最初に監督が『今までに見たことがないような（玉森さんの）表情を俺が引き出す』と仰ってくださっていたので、どの辺に今まで見たことがない玉森裕太が出ていたか、それを監督に聞いてみたいですね。まだ監督に会えてないので、是非聞きたいです」

――Kis-My-Ft2のメンバーの皆さんも、本作の公開を楽しみにしているのでは？

「もうわざわざ言わないですけどね（笑）。メンバーの作品はもちろんお互い観合うんですけど……僕も『トラさん～僕が猫になったワケ～』（※北山宏光主演）を観ましたし、（本作も）観られるのかな～と思います。毎回メンバーから『観たよ』とかメールは来ますけど、細かい感想とかは大丈夫です、受け付けません（笑）。結構恥ずかしくなっちゃうので……（笑）でも、特に二階堂はこういうお話が好きなので、楽しみにしてくれていると思います」

――玉森さんから見た崇史はどんな人？

「ピュアだなと思いました。一人の女性が原因で狂ってしまうけど、親友という大事なものを失ってでもその人を欲しいと思う……それほど人を好きになれる真っ直ぐな人ですよね。客観的には嫌な奴に見えるかもしれないですけど」

――ご自身と崇史を比べて、いかがですか？

「そんな崇史に対して素敵だとは思いましたけど、自分は真似できないなと。大事な友情を壊してまで……俺はそこまでする勇気はないです。
正反対だけど、現場では、とりあえず（自分が）崇史だということは意識していました。あまりはっちゃけることもなかったですし、いつもの現場に比べたら、大人しいモードの玉森でしたね」

――崇史は2つの世界を彷徨いますが、どちらの世界が演じやすかったですか？

「麻由子に片思いしている世界かなぁ。もう一つの世界ではずっと悩んでいますし、まだ片思いしている方が、純粋で楽でした（笑）」

人生初のラブシーンは、緊張であっという間に…。

――吉岡里帆さんの印象を教えてください。

「すごく明るい方で、ずっとニコニコしていました。眩しい人でしたね。全体を通して、決して明るく賑やかな雰囲気の現場ではなかったですが、吉岡さんがいると現場が少し明るくなった気がします。あと、吉岡さんはお弁当をいつもすごく嬉しそうに食べられていました（笑）」

――吉岡さんとのラブシーンはいかがでしたか？

「もちろん、すごく緊張しました。初めてだったのでドキドキしましたけど、結構あっという間に終わっちゃった気がします……。緊張している間に終わっていたという感じで。若干記憶が飛んじゃっているのかもしれないですけど（笑）。結構冷や汗をかいていたと思います……。でも意外と、現場では客観的に自分を見ていたかもしれません。裸で緊張している自分と、見慣れているでしょうから普通の顔をされている周りの方々との、面白い空気感があった気はしますね」

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