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“Popteen戦争”の葛藤乗り越え…名古屋一可愛いJKモデル・生見愛瑠、初ピン表紙
girlswalker編集部
『Popteen』専属モデルとして活躍する生見愛瑠さんが、2019年5月1日発売の『Popteen』6月号で念願の初単独表紙を飾っています。
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生見さんは現在17歳の高校3年生。小学4年生からモデル活動をはじめ、中学2年生のときに受けた「東京ガールズオーディション」をきっかけに『Popteen』専属モデルに。当時、編集長が「この子は、将来『Popteen』を背負うモデルになる」と太鼓判を押したほどのずば抜けたスペックとポテンシャルで、その後“名古屋一可愛い女子高生”として話題を集めました。その言葉通り、4月の読者投票では「好きなモデル」ランキングで初の1位を獲得し、まさに今最も勢いのあるモデルの一人です。
そんな生見さんですが、『Popteen』専属モデル暦は約3年半と他モデルに比べても長く、この景色に辿り着くまで様々な葛藤や努力がありました。今回、初表紙の感想や、これまでの道のり、今の想いを聞きました。
目次
初の単独表紙!「未来設計ノート」に描いていた目標を前倒しで実現!
――念願の単独表紙、おめでとうございます!
ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです。
――表紙決定を知らされたときに真っ先に浮かんだお気持ちは?
「実はドッキリのサプライズで知らされたんです(笑)『Popteen』動画チャンネルの企画で、後輩にドッキリを仕掛けるべく変な嘘をたくさんついてたら、その後輩が『いや、実は私、ピン表紙決まったんですよね』って言ってきて。『え!?どういう事!?』ってめちゃくちゃパニックになっていたら、編集部の皆さんが全員出てきて、「めるだよー!!」って。もう『えーーー!?』ってさらにビックリ(笑)。“おめでとう”って書かれたボードも持ってお祝いしてくださって、めっちゃ感動しました」
――まさかの逆ドッキリだったんですね(笑)。徐々に実感が?
「今も実感が湧かないです。発売して、ファンの子達からの反応でやっと実感すると思います」
――これまでのインタビューでも、『Popteen』でのピン表紙を目標に掲げられていましたね。また4月号のコメントでは、ご自身の「未来設計ノート」に「8月にピン表紙を飾る」と書いたことを明かしていましたが、どんな風に思い描いていたんですか?
「ピン表紙を飾る2~3ヶ月前くらいに『好きなモデルアンケートで1位を取る』っていうのも書いていて、そこからどんどん『Popteen』を盛り上げていく感じの流れを考えていたんです。両方とも、ちょっと早まって叶えられたから、今は未来を考えるのが楽しい!」
――「未来設計ノート」は昔から書かれていたものなんですか?
「わりと最近で、3月の誕生日を終えてからです。今までは想いはあったけどあやふやにしていたから、高校生ラストだし、変えたいなと思って書き始めました」
――色々思い描いてきたことがたくさんあると思いますが、予想外だったことはありましたか?
「『オオカミくん』(AbemaTV『太陽とオオカミくんには騙されない』)に出ることはまず予想外でした。私が恋愛リアリティーショーに出るなんて思ってなかったし、恥ずかしいって思っていました。ピン表紙も、目標に掲げてはいたけど、こんなに早く実現するとは思っていなかったから、最近は本当に予想外だらけって感じです」
負けず嫌い精神でモデルの道へ 『Popteen』で待っていた過酷な競争
――モデル活動は小学4年生から始められたそうですね。どういうきっかけだったんですか?
「きっかけは地元のイオンモールでエイベックスが主催するモデルコンテストを受けたことです。決勝までいけなくて悔しくて、『絶対見返す!』って思って、『JSガール』っていう雑誌に自分で応募して、読者モデルになったのが最初です」
――『JSガール』で憧れのモデルの世界に入って感じたことは?
「まだオシャレとか全然わかんなくて、たくさん勉強しました。レッスンにも通っていました。メイクしてもらうのも初めてだったから怖かったですね。楽しかったけど、すごく緊張していてあまり記憶がないです(笑)」
――その後『ニコプチ』のモデルを経て、中学2年生(13歳)のときに受けられた「東京ガールズオーディション」がきっかけで『Popteen』専属モデルになりました。『Popteen』は「カバーガール戦争」などモデル同士の競争がかなりシビアなイメージですが……
「そうなんですよ。結構具体的な数字として出るから、最初は本当に過酷に感じていました。
加入してすぐにバトル企画があって、モデルのみんなとも仲良くなりたい時だったのに、本当に苦しかったです。ファンの子もあまりいない状態でやっていたので、大変でした」
――気持ちが沈んだ時は、どのように自分を奮いたたせていたんですか?
「私って今はすごく明るいとか、ハッピーオーラとか言われることが多いけど、昔はそんなことなくて、めっちゃ落ち込むこともありました。ファンの子からのリプで元気をもらったりしていましたね。あとは、お母さんと話したりしていました」
『Popteen』が教えてくれた、“自分と向き合う”ことの大切さ
――読者に支持されるために意識したことや、努力したことってありますか?
「ファンの子と近い距離を保とうと、こまめにリプ返したり、毎日InstagramとかTwitterを投稿したりしていました。それから、『Popteen』って個性やキャラクターが大事なので、初めはガーリーなファッションだったんですけど、よくわかんない服装とかもしてみたり(笑)。試行錯誤を経て、やっと“ストリート”に辿り着いて、私の好きなものを、SNSで発信し始めましたね。それでみんなが共感してくれたり、好きって言ってくれたり、ファンの子がついてくれるようになりました」
――生見さんのお人形のような顔立ちから、ストリート系のファッションテイストというのがとても意外でした。
「そうですね。『Popteen』で“90年代ストリート”っていう企画に出させてもらったとき、正直『私、ガーリーなのに絶対やだ』って思っていたんです。でも、着てみたら『意外と好きかも!』って思って。誌面で見たら、「これ盛れてるな」と(笑)それから取り入れるようになって、私なりの“ストリート”をどんどん確立していきました」
――それは『Popteen』に参加してどのくらい経ったとき?
「高2の初めくらいですね。カラコンとかメイクも変えて、ずっと黒かった髪の毛もちょっと染めてみたりして。変えてもすぐには撮影とかに呼ばれたりはしなかったけど、それがまた悔しくて、『絶対にこれを広めたい』と思って渋谷109にずっといたり、勉強したりしました。やっと今ちょっとずつ、私のストリートファッションも浸透してきていると思います」
――並々ならぬ努力を重ねて生まれたスタイルでもあるんですね。『Popteen』で一番学んだことは?
「私はめちゃめちゃ負けず嫌いで、ライバルは他人だと思っていたんですけど、編集長に『ライバルは自分だよ』って言われた事がすごく残っています。やっぱり、自分に弱いとそれがそのまま自身に表れるし、研究した分だけ可愛くもなれるし、自分と向き合う事を常に考えさせられますね。自分のことを研究している人はその分結果も出ていますし。『Popteen』は、メンタル鍛え上げられます。修行みたいな(笑)」
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