市川海老蔵、一番カッコいいのはV6三宅健「モテるだろうな」
girlswalker編集部
六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の製作発表会見が2019年2月4日(月)に都内某所で行われ、市川海老蔵、三宅健(V6)、三池崇史(演出)らが登壇。会見では、市川と三宅の初共演に多くの関心が集まった。
2015年2月、EXシアター六本木で幕を上げた六本木歌舞伎は、市川に加え、中村獅堂や女優の寺島しのぶが出演するなど、大きな話題を呼んできた。
第三弾となる本作は芥川龍之介の代表作『羅生門』を、市川と、歌舞伎初出演となる三宅が作り上げる。
本会見では、演じる役どころについても初解禁。市川は老婆役、三宅は下人役を中心に、それぞれが複数の役を演じることが明かされた。
三宅は「ある意味、右も左もわからない、何者かもわからないような状態で今回歌舞伎に出演させていただくことになるので、そういう意味でも何者なのかわからない下人の役は、今の自分の境遇と似ているのかなと思います」と心境を語った。
また、市川と三宅へお互いの印象についての質問が飛ぶと、三宅は「以前から海老蔵さんのテレビで放送しているドキュメントをよく見ていた。なので、テレビで見る歌舞伎役者の方という印象が強く、体も常に鍛えていてストイックな方ですので、そんな方とご一緒できてすごく嬉しく思っています」とコメント。
一方、市川は「私の方が若い頃から三宅さんのことを知ってる。色んなグループがある中で、(V6が)デビューする時に『この人、一番格好良いな』と思ったのが三宅さんでした。『この人、モテるんだろうなぁ』という第一印象でした。共演することが決まってからは人柄も聞いていて、皆さんからの評価が大変高かった。だから『モテるだろうな』と(笑)」と、三宅に対して抱いている“モテる”という印象を強調した。
記者からの質問タイムでは市川へ、三宅が出演するにあたって「歌舞伎に馴染みのない客層の来場も予想されるが、そういった客層に向けた歌舞伎の楽しみ方を教えて下さい」という問いかけがあった。市川は「三宅健を見ていれば良いのではないでしょうか? 三宅健さんを見ている中で、『歌舞伎ってこういう風にやるんだ』と興味を持っていただければ良い。なので、三宅健さんを見ていれば良いと思います」と、六本木歌舞伎らしい、新しい歌舞伎の楽しみ方を提案した。
六本木歌舞伎第三弾『羅生門』は、2019年2月22日(金)~3月10日(日)まで東京・EXシアター六本木にて、3月13日(水)~17日(日)まで大阪・オリックス劇場にて、3月21日(木・祝)~24日(日)まで北海道・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて上演する。