韓国で社会現象的人気を巻き起こしている11人組ボーイズグルー...
Wanna One、活動終了まであとわずか…MAMAでみせた全身全霊パフォーマンス
girlswalker編集部
2017年11月に横浜で開催された『2017 Mnet Asian Music Awards』(MAMA)で新人賞を受賞したWanna One(ワナワン)。その1年後、さらに大きく成長した姿でMAMAに戻ってきた。
社会現象を巻き起こしたMnetのアイドルオーディション番組「PRODUCE101 シーズン2」を通じて誕生し、2017年8月にデビューしたWanna One。期間限定のプロジェクトグループとして結成された彼らは、2018年末を持って活動終了するとされている。つまり、今回のMAMAでのステージが、事実上の日本でのラストパフォーマンス。その姿を見届けようと、2018年12月12日(水)さいたまスーパーアリーナで催された『2018 MAMA FANS’CHOICE in JAPAN』ではWanna Oneのペンライトやメンバーの名前入りのスローガンを手にした数多くのファンが集まった。
MAMA10周年にちなんだオープニングのK-POPヒットメドレーでは、トップバッターで登場。 “野獣ドル”として人気を博した2PMの『Heartbeat』のカバーを披露した。ブラックスーツでキメた11人は、男性フェロモンをムンムンと漂わせてワイルドな踊りを見せた。中でも目立ったのが、Wanna Oneの絶対センターことカン・ダニエル。シャツの胸元を大きく開け、腕を大きく振るたびに胸筋がチラ見えする確信犯的な演出(=大サービス♡)に、黄色い悲鳴が上がった。
ファンによるSNS投票や、ミュージックビデオの再生回数などの総計で選出された「Worldwide Fans’ Choice TOP10」の1組に選ばれたWanna One。受賞コメントではジェファンが「去年に引き続き、MAMAという大きな舞台に招いてくださりありがとうございます。(活動終了まで)残りわずかですが、これまでいただいた期待と愛にお返しできるよう頑張ります」と、気持ちを込めてコメント。続けてジフンも「ワナブル(Wanna Oneのファンの呼称)! 賞をくださりありがとうございます。この先も頑張ります!」と決意表明。最後にリーダーのジソンが、「事務所のスタッフ、ヘアーメーク、スタイリストなど、多くの方々のおかげで僕らはこの場に立つことができています。いつも初心のような気持ちで頑張ります」としっかりまとめると、「ワナブル、愛してます!」「お父さんお母さん、愛してます!」とメンバーが口々に思いを叫んだ。
パフォーマンスでは、3部のトリを務めたBTSの前に登場。「PRODUCE 101」のテーマ曲に合わせて、デビューからこれまでの活動を振り返る映像が流れ、感情がグッと高まったところで、『Destiny(運命)』の文字が映し出される。11人が中央の円形ステージに登場すると、『Light』がスタート。曲調も振付もシックなダンス曲だが、この日のパフォーマンスはシックというより、涙腺を刺激するほどエモーショナルだ。
続く『BOOMERANG』では、感情を爆発させるようにダイナミックなパフォーマンスを見せる11人。1曲1曲がまさに入魂。会場のワナブルも、声がかれんばかりの情熱的な応援コールで彼らのステージに応える。
ラストは、Wanna Oneがワナブルに向けて感謝の気持ちを歌った『I PROMISE YOU(I.P.U.)』。バラード調の告白Ver.でしっとりとスタートし、会場のエモさが最高潮になったところで一転、明るいダンス調にチェンジ。ハートを飛ばしたり、メンバー同士で愛おしそうに見つめ合ったり……。曲間のわちゃわちゃとした姿に、会場全体がハッピーなオーラに包まれる。「ヨウォニ Wanna One(永遠にWanna One)」というファンの応援コールも決まり、感動的な雰囲気の中、パフォーマンスを終えた。
この先、別々の道を歩くことが運命づけられている11人。けれど、この日、ワナブルが精一杯届けた「永遠にWanna One」の声は、きっと彼らの耳にも届いているはずだ。