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滝沢秀明、旅立ち宣言!「身長は無理だけど、大きな男になります」
girlswalker編集部
滝沢秀明にとって、最後のドラマ作品となる『連続ドラマW 孤高のメス』の完成披露試写会が2018年12月12日(水)に行われ、滝沢のほか、仲村トオル、工藤阿須加、山本美月、石丸幹二、長塚京三、内片輝監督が舞台挨拶に登場。滝沢の勇姿を目に焼き付けようと多くのファンが駆けつけた中、滝沢は自身が下した決断への思いなどを語った。
年内をもって、現役引退を表明している滝沢が現役最後の作品に選んだのはドラマ。『連続ドラマW 孤高のメス』は医療ドラマで、臓器移植をテーマに濃密な人間関係を描いていく。今回、滝沢は同ドラマで初の外科医役に挑み、1980年代の旧態依然とした医療体制の中で患者を救うという信念と向き合い続けた当麻鉄彦役を演じる。
滝沢秀明、今年の漢字は「行」
MCから”今年の漢字一文字”を質問された滝沢が選んだ漢字は「行」。「今回は大きな決断をしたので。ただこの決断は皆さんとの”さようなら”ではない、”さようなら”という言葉を僕は使いたくないので、行ってきますという意味で「行」という言葉を漢字を選びました」と、現役最後を寂しいと感じるファンの思いを汲み取る回答。その滝沢の思いに応えるかのように、会場からは滝沢を応援する温かい拍手が鳴り響いた。
そのファンからの拍手を受け取った滝沢は、「とにかく大きな男になって、まぁ身長は無理ですけど(笑)。人として大きくなっていきたいと思います。そして皆さんの期待に応えられるような男になりたいと思います」と、堂々の旅立ち宣言。その表情に迷いはなく、未来に向けた覚悟が滲み出ていた。
また、身長が低いことの自虐ネタは他でも展開され、MCから「既に大きな男だと思いますよ」と言われると、「身長は小さいんで。今回、大きな役者さんが多いので、今日はちょっと敢えて低めで設定しています、わざとですからね(笑)」と、ここでも会場の笑いを誘った滝沢。決して飾らないその姿に多くのファンが笑みを見せた。
大人が見ても楽しいドラマと自信も
今回、滝沢と初共演の仲村。ドラマを見た感想を聞かれると「甦生記念病院の顔面偏差値の高さにビックリしました(笑)。僕が患者ならキョロキョロしちゃう」と、滝沢をはじめ、精悍な顔付きのキャストが集結した感想をお茶目に表現。さらに「僕が、滝沢さんと石丸さんに囲まれるシーンがあったんですけど、その時に自分の中で湧き上がる”ここに居ていいのか感”。俺は、歌えるのか、踊れるのか、ミュージカルいけるのか、といつも思ってました」と、ミュージカルで活躍する2人に囲まれたときの印象を笑いながら振り返った。
一方、滝沢と約20年振りの共演となったのは長塚。初共演は滝沢が15歳の頃だったいうが、久々に共演した感想を聞かれると「滝沢さんは最初から芸風が変わらない。台本を信じ、深く静かに一人で情熱を秘める芸風は変わっていないなと思いました。つまり15歳にして自分の持ち味というか芸風を把握していたのかなと思います」と、まだ少年だった頃の滝沢と今の滝沢を比較しながら、滝沢の成長に眉を細めた。
最後に締めのコメントを求められた滝沢は「この作品は医療ドラマですが、色々なキャラクターが登場し、人間の生き方が描かれています。大人がみても楽しいドラマなので、ぜひお願いします!」と、最後のドラマ作品をしっかりとPR。
滝沢が現役引退を迎える年末が近づくにつれ、寂しさが募る日々だが、本ドラマの放送は年明けのため、もうしばらく滝沢の勇姿を拝むことができそうだ。滝沢の現役最後のドラマ『連続ドラマW 孤高のメス』は、2019年1月13日(日)22時から、WOWOWプライムにて放送開始。