メイク
「トレンドを取り入れたメイクに挑戦したい！」「いつものメイク...
ゆにばーすはら、独自のメイク論「最近まじで同じような顔が多い」
girlswalker編集部
2018年08月17日 (金)
“詐欺すぎるメイク”で話題となったゆにばーす はらさんにインタビュー。2018年8月8日（水）に『欠点の数ほど美人になれる！ ゆにばーす はらの#詐欺メイク』を出版するほど、女芸人ながらメイクのプロ顔負けのテクニックを持つ彼女。コンプレックスの向き合い方から、裏技的メイクテクニックを教えてもらいました♡
目次
同じ顔はイヤ。コンプレックスを個性に、個性をキレイに♡
詐欺メイクのきっかけ
――『欠点の数ほど美人になれる！ ゆにばーす はらの#詐欺メイク』の出版が決定したときの率直な気持ちを聞かせてください！
「イエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!ですね。ハッピーハッピー！」
――Instagramに写真を投稿していたのが出版のきっかけかと思いますが、アップされているときから本の出版を見据えて……
「いやいや、全然！ 単純にアルバムみたいな感じで記録用でした。最初は裏アカウントに投稿していたんですけど、相方（川瀬名人）に『何で裏でやってんねん！ 意味がわからない』って言われて（笑）」
――なぜ裏アカウントで？
「どれぐらいモテるかな？って実験的に。顔やキャラクターごとのアカウントを何個か持っていました」
――研究が好きなんですね。
「気になることや、興味が湧くことがあると、それに集中してしまうタイプですね。メイクをし始めたのが大体9～10年くらい前で、最初はやっぱり自分の顔からかけ離れた人に近づきたくて四苦八苦していました。下手くそなメイクで色々やったりしている内に、『濃いだけなのは違うな』って気づいて、工夫するようになりました」
――メイクをして落としてっていうのを繰り返して、肌荒れはしなかったんですか？
「目だけやるとか、日によって変えて肌荒れしない程度にメイクしていました」
――ちなみに、メイク以外にすごく夢中になったことってありますか？
「下ネタ（笑）。下ネタが大好きで、性への興味がものすごいあります。なんならメイクより優れている気がします個人的に（笑）」
――こちらも研究されましたか？
「ネットとか、海外のプレゼンテーションの動画とか見たり、動物のジャンルで人間の性の勉強している感じです。どういう時期にとか、何でこういう形をしているのかとか、研究者みたいな感じで色々突き詰めて、人間はこうだけどあの動物はどうなんだろうみたいな感じで、動物の性のことまで詳しくなったりとかした時期もありましたね（笑）。性の研究でメイクに活きているところも、あります」
自分に似合うメイクの見つけ方
――コンプレックスを長所に変えようって思ったきっかけって何だったんですか？
「なんか『自分も別にキレイになれるだろ』っていう根拠のない自信が元々あったんです（笑）。自撮りをし始めて、『あ、やっぱりいけるじゃん』って思って、撮り始めたのがきっかけ」
――まずは挑戦だったと。コンプレックスがない方っていないと思うのですが、見た目のコンプレックスを克服したい場合、なにから始めたらよいのでしょうか？
「他人への憧れって誰でもあるじゃないですか。でも、それで整形とかしちゃうと、個性が消えちゃってもったいないと思います。コンプレックスはもちろん嫌だけれど、その人だという証。私だったら一重とか、ほうれい線もコンプレックスですけど、でもそれが魅力でもある。自分を証明できるポイントだと捉えることからスタートするのがいいんじゃないでしょうか」
――すごく良い言葉！
「最近まじで同じような顔が多いなって思っていて。カラーコンタクトをしなくてもメイクだけで変われるし、個性も活きます！ メイクをしていくうちに自分の顔の長所や短所が分かってきて、どんどんメイクも上手くなるはず」
――使用するのは、プチプラコスメでも大丈夫ですか？
「はい！ 私もお金がない時代からメイクしていたので、今なら信じられないような方法でやっていたりしました。『顔を1色に統一するとバランスが取りやすいかも』と思ったときに、400円くらいのピンクのアイライナーを買って、それをアイラインに引いて、チークに書いて、最後にリップに塗ったりしていました（笑）。そのメイクも画像を見た人には褒められたりしていました」
――ちなみに、自分に似合うメイクを見つけるためには、どうしたらいいのでしょうか？
「メイクって人に習わないじゃないですか。まず自分でやってみて、雑誌を見ながら勉強するっていう方がほとんど。ただ、そのメイク法が自分に合うわけじゃないんですよね。真似するっていう行為が、シンプルに失敗に繋がったり。メイク初心者さんは、まず、肌の色とシャドウを合わせるのがオススメ。肌は、イエローベースとブルーベースに分かれます。イエローベースだったら、同じ系統のオレンジとか、カーキとかオータム系」
――茶色とかでもオレンジっぽい茶色ですね。ブルーベースだと？
「ブルーベースだと、発色が良いブルー、紫、ピンクとか」
――二重の人と一重の人とかで色の選び方がまた変わってきますか？
「一重だと淡いピンクは腫れぼったくなっちゃうので、ピンクの色味を選んだりするといいかも」
――なるほど。自分に合っているか客観視するのが難しそうですが……。
「そこは、友達とか他人に見てもらって判断してもらうのが1番！」
自信に繋がる自撮りでさらにキレイに
――ちなみにメイクでコンプレックスが解消されて、変わったなって感じたことはありますか？
「自信を持てました。Instagramや周囲での反響を感じて、間違っていなかったんだなと確信しましたね。周りからもキレイになったって褒めらてもらえたり。自撮りをしていると自分を好きになれる時間も増えて、自然と表情も柔らかくなっている気がします」
――自撮りをして、自分を良い女だと思い込むとよりキレイに近づけそうですね。
「そうそうそう！ 『イイ女だ』って言ってくれる男の人がいなかった分、私は自分でずっと慰めて、全部作りあげてきた感じですね。」
――それを実践していたら、男性にも『キレイになったね』っていう言葉をもらえたと！
「良い女って思い込むことで（※思い込みすぎ注意）、自信に繋がって、その自信が男性から魅力的に映ったりするのかも。自分のコンプレックスを受け入れている分、より良い女に見える気がします」
――メイクで参考にしている方はいらっしゃいますか？
「『M･A･C』（@M·A·C Cosmetics）のInstagramは、投稿やストーリーでメイク過程を事細かにアップしてくれていて、勉強になります。あとは海外のメイクさんのInstagramとか。まあ英語だから何喋っているかは分からないんですけど（笑）、動作は大体一緒なので、そこから取り入れたりしています」
実践へ！メイクテクニックを披露
――これから詐欺メイクに挑戦しようと思ったときに、最初に揃えるべき3つのコスメを教えてください。
「まずは、つけまつげ。100円ショップので大丈夫です。あとは3色くらい入っているアイシャドウ、チークにもリップにも使える赤系のクリームタイプ。私が使っているのはチャコットの500円くらいのものです」
――プチプラ系ばかりなのが嬉しい！ 最近お気に入りのプチプラコスメは？
「“天まで届け！マスカラ”です。絶対に落ちないので、夏にピッタリ。その分クレンジングが大変なんですけど、本当にそれぐらい落ちません。伸びもいい！」
――海やプールで重宝しそう！ 次は、ありがちなメイク、コスメのお悩みについて教えてください。まず、夏って通勤や通学時にすぐファンデーションがヨレてきてしまうかと思うのですが、はらさん流対策は？
「女子からしたら、ヨレずに1日過ごすってまじ無茶な話ですよね。1回、『どうしたらいいんだろう？』って思って調べたときに、『とにかく汗をかかずに歩くこと』って書いてあって、いやいや無理でしょって（笑）。だから、ヨレているってバレないくらい薄めに顔を作るのがいいんじゃないでしょうか？ 厚塗りすると逆に目立つらしいので」
――薄めに何層にも重ねていくイメージ？
「そうですね。だから下地を重視して、ポイントでコンシーラーとかリキッドちょこんと塗るくらいがいいかもしれません。ファンデーションを選ぶときは、肌馴染みがするクッションファンデをチョイス！ あと、水で濡らしたスポンジで馴染ませると密着力が高くなりますよ」
――続けて、色が合わないリップを買ってしまった時の対処法は？
「あーもう、友達とトレード！『これ合うんじゃない？』って言って（笑）」
モテたいなら肌質から
――交換すればお互いハッピーになれますね。また、夏はビアガーデンやプールなど、男子に接触するイベントとか増えてくると思うんですけど、そういうときに、“ここだけ押さえとけばモテるぞ！”みたいなメイクのポイントってありますか？
「肌質！ 絶対肌質！ 男の人って肌のハリで健康状態を見ているらしいんですよ、本能で。これ、ちょっと性の方で学びました（笑）。ツヤとした肌がいいらしいので、クリームタイプのハイライトでツヤを足しましょう。パールっぽい上品なラメのものを選ぶとナチュラルに仕上がりますよ。もし顔が荒れていても、自信のある部分だけ出して見せるだけでもだいぶ違うと思います。肩でも脚でも。体だったらオイルを塗っちゃいましょう！」
色気が欲しいならツヤを足せ！
――色気が欲しいときはどうしたらいいんでしょうか？
「やっぱりツヤです！ でも、ツヤツヤしすぎていると怖いので、バランスは見た方がいいです。肌をツヤっとさせたら、目元はマットめにして派手に見せない工夫を。リップは保湿力の高いカラーレスを使うぐらいで良いと思います」
――はらさんの裏技的メイクテクニックがあれば伝授してください！
「ピンク系のチークを頬にブラシで乗せたあと、ちょっと残っている部分で、鼻先と顎先にちょんちょんって乗せると顔色が良くなります。優しい印象になりますよ。ピンクが入ることで、化粧なじみも良く見えるみたい。これは可愛く見せたい人向けのテクニックです。プロのメイクさんが言っていました」
――最後に、コンプレックスに悩んでいる女子にアドバイスをお願いいたします。
「コンプレックスは誰もが持っているので、諦めずに頑張りましょう。方法は絶対にあるので、自分を研究していきましょう！ 自分が1番見つけやすいと思うんで、それを見つけて行きましょう！ イエエエエエエエエイ!!!!!!!!!」
――ありがとうございました！
Information
欠点の数ほど美人になれる！ ゆにばーす はらの#詐欺メイク
《出版社》世界文化社
《販売価格》1,300円（税抜）
ゆにばーす単独ツアー「新世紀ハランゲリヲン～優勝補完計画～」
8月23日（木）オオサカ作戦
《時間》18:40開場 19:00開演
《場所》なんばグランド花月（大阪）
9月24日（月）サッポロ作戦
《時間》13:30開場 14:00開演
《場所》ターミナルプラザ ことにパトス （札幌）
