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7年ぶりの共演!吉沢亮が語るストイックな福士蒼汰とは?「僕の周りにはこんな人いない」
girlswalker編集部
全世界シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る『BLEACH』が映画化! 2018年7月20日(金)より全国で公開されます。
主人公の黒崎一護(福士蒼汰)はユウレイが見えること以外は普通の高校生。ある日、家族が人間の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>に襲われてしまいます。そこに現れたのは死神を名乗る謎の女・朽木ルキア(杉咲花)。彼女は一護に、このまま家族とともに殺されるか、世の中の全ての人を悪霊・虚<ホロウ>から護る《死神》になるかの選択を迫ります。
《死神》として生きていく道を選んだ一護の先には、想像を超えた闘いが待ち受けていたのでした。
girlswalkerでは、一護を演じた福士蒼汰さんと、一護に敵対心を燃やす滅却師(クインシー)の生き残り、石田雨竜を演じた吉沢亮さんにインタビュー。「仮面ライダー フォーゼ」以来の共演となった2人に、壮絶なCGアクションについてのエピソードや、久しぶりに共演した感想などを伺いました。
目次
CGのクオリティが半端ない!
-役作りでこだわった部分は?
福士蒼汰(以下、福士)「ビジュアルには、こだわりました。一護は最初に、髪の色とか目の色とか分かりやすく書かれているので、それはやらなければと思って。髪の毛の色は原作の久保(帯人)先生も気にされていたようなので、自分にちゃんと馴染むように、地毛を染めました」
吉沢亮(以下、吉沢)「僕はとにかくミステリアスな存在でいること。原作だと僕が演じた雨竜って、徐々におもしろいキャラクターになっていくのですが、本作に関しては、そういう部分は特に描かれないので、敵か味方分からない不思議な存在でいようと。表情もほとんど変えず、目力も使わず、ずっと固定した表情でいることを意識しました」
-今回かなりアクションもハードだったと思いますが、いかがでしたか?
吉沢「僕は(弓矢を)ちょっとピューンって飛ばしてパンパーンとしかやってないので(笑)」
福士「しかも(CGだから)実物の弓はなくて(笑)」
吉沢「本当は弓じゃなくて刀がやりたかったんです(笑)。でも福士くんを見ていて『(アクション)やばいな』って思いました。特に最後恋次と戦うシーン。2人のすごさはもちろんですけど、CGの加えられ方も、出来上がったものを見て『こんな動きするんだ!』って、見ていて熱くなりました」
福士「1番大変だったのは、虚<ホロウ>が見えないっていうところで。1人で演舞してるような感覚でした。最後のシーンに関しては、アクション部のみなさんのアイディアが詰まったものになっていると思います」
吉沢「刀がでかいの大変そうだったね。恋次が持ってるやつとか」
福士「そうそう、あの早乙女太一が、こっちはあんなデカイのを持ってるのにすごいスピードでやって来るから(笑)」
-吉沢さんも弓矢を引っ張るシーンはCGですよね?
「そうですね。持ち手の部分以外は全部CGなので、ちゃんと引いているように見せるためにけっこう練習はしました。引いた時の肘の角度とか、引くタイミングとか。そこが合わないと、後からCGを当て込んだ時に、糸が体を貫通していたりすることもあって。地味に難しいことやってました(笑)」
-最後のシーンはみんなで意見を出し合いながら撮影されたそうですが、お2人から何か提案はあったのですか?
吉沢「僕はもう言われたことをやっていただけです(笑)。(雨竜は)気づいたら消えているし。でも僕(雨竜)が消えてからが絶対大変だよね。シーンも長いし」
福士「がむしゃらでした。勝てる実力がないって分かっているけど、刺されても斬られても立ち上がる一護の気合いというか、人柄が見えるシーンですから」
吉沢「最後のシーンのロケセットは半端じゃないなって思いました。現場では、背景は全部グリーンだったので。現場も『これ全部セットか!どんだけお金かかってんだよ!(笑)』ってぐらいすごかったのですが、グリーンの部分どうなるんだろうって思っていました。完成したものを観たらちゃんと景色として馴染んでいて、CGすごいなって思いました」
福士「アクションもCGももちろんですけど、挿入歌と主題歌のハマり方が素晴らしかったです。その曲を聞くとBLEACHを思い出します」
BLEACHと一緒に育った吉沢亮。一方福士蒼汰は……?
-BLEACHの原作がスタートした時、お2人は小学生ぐらいだったかと思いますが、当時盛り上がったりはしましたか?
福士「(吉沢を見ながら)読んでたでしょ?」
吉沢「読んでた」
福士「自分は読んでいませんでした」
吉沢「むしろ漫画とか読む人だったの?」
福士「少年ジャンプは週刊でしょ? 週刊で買うお金はなかったので(笑)。漫画は友達に借りて読んでいました」
吉沢「僕はアニメも見ていたし、本も買っていたし、BLEACHと一緒に育ったといっても過言じゃないぐらいめっちゃ好きでした」
-『BLEACH』にはどんな印象を持っていましたか?
吉沢「熱い部分がありながらも、クールでかっこいいイメージでした。刀とか技とか、今思い返しても、めちゃめちゃスタイリッシュだなって思います。侍とか、妖怪がすごくスタイリッシュに描かれていて、海外ウケしそうですし」
福士「海外からも人気なのは知っていたので、プレッシャーは感じました。予告が公開されている動画サイトとか見ていると、世界中の言葉でコメントがきていて。シアトルにいるアメリカ人の友達からも『やるんだね!』って連絡がきたりもしました」
吉沢亮は、初共演当初から人見知り?
-本作のキャストが発表された時、「(仮面ライダー)フォーゼの2人だ!」とかなり話題になりましたが、久しぶりの共演はいかがでしたか?
福士「7年ぶりの共演で、その間会ってなかったわけではありませんでした。ご飯行ったり、カラオケ行ったり。でも仕事を一緒にするのは本当に久しぶりだったので、どんな感じかなっていうのはあったのですが、(吉沢は)全然変わっていませんでした。相変わらず人見知りでしたし(笑)。付き合いのない人とは全然話さないんです(笑)。ライダーの時も、途中から登場するキャラクターだったというのもあって、最初の頃はほとんど話していませんでした」
吉沢「福士くんもいい意味で変わってなかったですね。同世代だけど、現場にいると大人っぽい雰囲気があります。見た目もそうですが、立ち位置的にも、周りに馴染んでいるようでちゃんと俯瞰して見ているような。ライダーの頃からそういう感じでした。久しぶりの共演でしたが、お互いの温度感が合っているのか、すごくやりやすくて楽しかったです」
-当時の距離感を思い出したりしましたか?
福士「距離感は、ライダーの時の役柄と似ていました。自分が熱くて、亮くんがクールで。それもあって、懐かしさは感じました」
吉沢「ライダー以降の福士くんが出た作品を見ていると、割とクールな役が多かったりしたのですが、僕の中ではずっと弦太朗のイメージがあります。だから今回みたいな、熱くて真っ直ぐな役の方が、僕は福士くんにぴったりだと思っていて。主演が福士くんって聞いたとき、ハマりそうだな、楽しみだなって思いました」
ストイックな福士蒼汰に吉沢亮感服!?
-お互い当時から成長したなと思う部分や、自分自身成長したなと思う部分はありますか?
吉沢「ヒゲはめっちゃ伸びるようになりました(笑)」
福士「そうなんだ、見たことない(笑)」
吉沢「当時は全然だったけど、今は1日放置しただけでだいぶ伸びるからね。福士くんは、よりストイックになったと思います。当時から、待ち時間には楽しそうに台本読んでいたりして、芝居好きなんだなとは思っていましたが、その後武術やったり、英語も勉強していたり。20代のうちから先のこと見据えて何かを始める人って僕の周りにはまず他にいないです」
福士「自分もヒゲ伸びるようにはなりましたが(笑)」
吉沢「前は15秒ぐらい剃ればよかったのに、今は2分ぐらいかかるからね」
福士「かかるね。ヒゲの成長はあるのと、亮くんは本当に変わってないなという印象が強いです。(吉沢の顔を覗き込みながら)ずっとこんな感じで、ニヤニヤしてたりとか(笑)」
吉沢「ほんと変わんないもんね」
福士「変わらないでいることが逆に大人なのかもしれないと思います。年を重ねるにつれて、大人っぽくしようとする人が多いと思うのですが、亮くんはずっとこのままでいるので、それは心が大人になっているということなんだろうと思います」
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— girlswalker (@girlswalkernews) July 19, 2018
INFORMATION
『BLEACH』
2018年7月20日(金)全国ロードショー
《監督》佐藤信介
《脚本》羽原大介、佐藤信介
《原作》「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )
《主題歌》[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会