最旬アーティスト勢揃い！「レコチョク上半期ランキング2019」が発表

音楽配信サービスの「レコチョク」は、「レコチョク上半期ランキング2019」を、2019年7月5日（金）に発表した。

同ランキングでは、昨年下半期から今年にかけて話題になったテレビCMやテレビドラマの主題歌、またその関連楽曲が上位に数多くランクインした。今回、各ランキングの1位をご紹介。

「レコチョクランキング（シングル）」と「アーティストランキング」の1位には、米津玄師の『Lemon』が輝いた。同曲は「レコチョク上半期ランキング2018」「レコチョク年間ランキング2018」でも1位を獲得している。米津は昨年末の『紅白歌合戦』出演を機にさらにファン層を広げたことが、関連曲のダウンロード推移にも繋がったとみられる。このまま2年連続制覇の偉業を成し遂げるのか、今年後半もその動向に目が離せない。

米津は、「ありがたいことです。とっくの昔に自分の想像を飛び越えた曲になっていましたが、一体どこまでいくんだろうか、と興味深く感じています。自分の曲という意識はもうほとんどありません。末長くみんなに愛される曲になっていってほしいです」と、喜びのコメントを寄せた。

「アルバムランキング」は、back numberの『MAGIC』が1位を獲得。同アルバムは、3月27日（水）の配信開始からわずか5日間で3月度の月間ランキング1位に初登場し、続けて4月度も1位を飾った。その後も、5月度は2位、6月度もランキング上位をキープし、ロングヒットを記録している。

メンバーの清水依与吏は、「ありがとうございます。丹も精も込めまくって作った作品なのでとても嬉しいですし、心から光栄に思います。これからまた感覚と腕を磨いて、さらに気に入ってもらえるような音楽を作れるように頑張ります」とコメント。

「新人アーティストランキング」には、miletが1位に輝いた。メジャーデビュー曲にしてドラマのオープニングテーマに起用された『inside you』は、洋楽のような洗練された楽曲と、それを堂々と歌い上げる歌唱力が瞬く間に話題に。今年上半期で最も注目された新人アーティストとなった。

miletは、「この度、レコチョク上半期新人アーティスト1位を受賞でき、大変光栄に思います。同時に、多くの方に私の大切なデビュー曲である『inside you』を聴いていただけたことに、とても感動しています。あふれるほどある音楽の中で、私の歌に耳を傾けてくれて、そして近くに置いてくれて本当にありがとうございます。これからも、聴いてくださる方の心の中に、何か少しでも残るような歌を歌っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」と、意欲を語った。

「洋楽ランキング」では、Backstreet Boysの『I Want It That Way』が1位に。1999年リリースの世界的大ヒットアルバム『Millennium』に収録されたこの楽曲は、90年代を象徴すると言っても過言ではない1曲だ。

昨年結成25周年を迎え、18年ぶりに全米1位を獲得した最新アルバム『DNA』リリース時の今年1月には、プロモーション来日も果たしたばかり。その際、空港に多数ファンが駆けつける様子がメディアで取り上げられるなど話題となる中、『ミュージックステーション』出演時には新曲とともに同曲を披露した。今年10月には約6年ぶりのジャパンツアーも予定しているBackstreet Boysのさらなる活躍に期待したい。

「ハイレゾシングルランキング」は、菅田将暉の『まちがいさがし』が1位を獲得。同曲はドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌で、米津玄師による作詞・作曲・プロデュースでも注目された。車椅子生活を送る主人公のピュアな恋心を描いたメッセージ性の強いドラマとの親和性が高く、第1話放送時に解禁されるとネットでも即話題に。5月に行われたドラマのスペシャルイベントでは生披露され、松坂桃李、山本美月らキャスト陣も絶賛していた。

菅田は、「たくさんの方に『まちがいさがし』という歌が届いていること、素直に嬉しいです。みなさんの日常の何気ない瞬間に聴いてもらえますように」とコメントを寄せた。

「ハイレゾアルバムランキング」は、ONE OK ROCKの『Eye of the Storm』が1位となった。9枚目のオリジナルアルバムには、テレビCM「ONE OK ROCK×Honda『Go, Vantage Point.』」篇テーマソングの『Stand Out Fit In』をはじめ、映画『キングダム』主題歌の『Wasted Nights』、映画『フォルトゥナの瞳』主題歌の『In the Stars（feat. Kiiara）』といった話題曲を収録。

制作陣に海外プロデューサーを迎え、大きく進化を遂げた世界標準のサウンドは各メディアでも絶賛され、まさしくハイレゾ音源で聴くに相応しい作品となった。