ブライトニングに有効な成分って?シミの種類によってブライトニング有効成分を使い分けよう!

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まいこ

まいこ

「すでにできてしまっているシミに効果的なブライトニング成分ってなに?」
「シミを予防するのに最適な成分って、どういうものがあるの?」
「シミのタイプによって、効果的な成分がちがうって本当?」

ブライトニングはなかなか効果が表れにくいため、このような疑問をもつ方も多いのではないでしょうか?

頑張ってケアしていても、効果が目に見えないと自分で行なっているスキンケアが本当に正しいのかどうか不安になりますよね。

女性なら誰でもあこがれる、シミのない白くて美しい肌。素肌がきれいだと化粧をするのも楽しいですし、毎日の鏡を見る時間も嬉しいですよね。

とはいえ実際はシミ予防をしているはずなのにいつの間にかできてしまったり、ブライトニング美容液などでスキンケアをしてもなかなか薄くならなかったりで、年齢を問わずシミの悩みは尽きません。

そこで今回は、シミ対策に効果のあるブライトニング有効成分について、わかりやすくご紹介します。

シミにも種類があり、種類によってシミができるメカニズムが違います。いま悩んでいるシミに合った対策ができるブライトニング成分を使用してケアすれば、ブライトニング効果がより高まります。

厚生労働省に認可されているものから、医療機関での処方が必要なものまでを幅広く解説しています。ぜひ最後まで読んで、自分にあったシミ対策のスキンケアに役立ててくださいね。

ブライトニング有効成分の定義とは?

ブライトニング有効成分は、

『メラニンの生成を防ぎ、シミやそばかすを防ぐもの』

と、厚生労働省によってきちんと定義されています。

このため、厚生労働省が認可したブライトニング有効成分が一定以上の濃度で含まれている医薬部外品医薬品は化粧品に比べて高い効果が期待できます。

一方、化粧品に分類されているものは医薬部外品に比べて効果が限定的なので、お肌のシミを見えにくくするというようなやわらかい表現にとどまります。

安全でブライトニング効果の高いものを使いたいなら、医薬部外品や医薬品に分類されているスキンケア用品を使うと安心でしょう。

ブライトニング有効成分の効果は3タイプ

ブライトニング有効成分のブライトニング効果には、主に以下の3つのタイプがあります。

  • メラニンの生成を防ぐタイプ
  • シミを薄くするタイプ(メラニン還元)
  • 肌のターンオーバーをうながしてシミを追い出すタイプ

ブライトニングしたい範囲やシミの種類によって適切なものが違うので、自分の悩んでいるシミに対して有効な成分がどれかを知っておくと、スキンケア用品を選ぶ際に役立ちますよ。

それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。

メラニンの生成を防ぐタイプ

特に、これからできるシミ予防に効果が期待できます。

シミの原因となるメラニンは、肌の表皮最下部の基底層にあるメラノサイトという細胞が活性化することで作られます。肌が紫外線などの刺激を受けるとメラノサイトが活発に働くので、メラニンがたくさん生成されてしまい、メラニン色素が肌に残ったままになります。肌に残ったままのメラニン色素が、肌よりも濃くなったものがシミです。

このため、メラニンの生成自体を抑えたり、メラニンの生成に必須な酵素であるチロシナーゼの働きを抑えたりするようなシミをできなくする成分が、シミ予防には重要になります。

《こんなシミに効果的》
・ これからできるシミ

《メラニンの生成を防ぐタイプのブライトニング成分》
・コウジ酸
・アルブチン
・カモミラET

シミを薄くするタイプ(メラニン還元)

できてしまったシミに対して、目立たなくする効果が期待できるタイプのブライトニング成分です。

有色の酸化型メラニンから無色の還元型メラニンに変化させることにより、シミを薄くします。劇的な効果はありませんが、使い続ければ次第にシミが薄くなっていくでしょう。

また、これからできるシミを予防する効果もありますので、ブライトニングケアには欠かせないタイプの成分です。

《こんなシミに効果的》
・できてしまったシミ

《メラニン還元タイプのブライトニング成分》
・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体

肌のターンオーバーをうながしてシミを追い出すタイプ

シミができてしまっても、正常なターンオーバーによって肌が生まれかわれば、メラニンは垢として排出されます。

正常なターンオーバーの周期は約4〜6週間。これより長すぎると古い角質が残ってメラニン色素が蓄積しやすくなり、逆に短すぎると肌が未熟なので紫外線などの外部刺激に弱くなってしまい、シミができやすい肌になってしまいます。

このため、正常な肌のターンオーバーのサイクルがシミを少なくする重要な要素です。正常なターンオーバーをうながせば、シミにならずにメラニンがはがれ落ちるので、シミができにくくなるでしょう。

《こんなシミに効果的》
・でき始めのシミ

《シミを追い出すタイプのブライトニング成分》
・プラセンタエキス
・ビタミンC誘導体
・4MSK

主なブライトニング有効成分の種類と効果

ブライトニング有効成分は、たくさんの種類があります。

ここでは、

①厚生労働省の認可を受けている19種類のブライトニング有効成分
②認可を受けていないけれど有効性が確認されているブライトニング有効成分

についてご紹介します。

①厚生労働省の認可を受けているブライトニング有効成分

厚生労働省の認可を受けているブライトニング有効成分は全部で19種類あります。

ここでは、主に使われている7種類のブライトニング有効成分について、くわしく解説していきます。

ビタミンC誘導体

ブライトニング有効成分として、最も有名であるビタミンC誘導体。ブライトニングに効果があるビタミンCは、そのままでは酸化しやすく不安定で、そのまま化粧品に配合しても効果がありません。ビタミンC誘導体は、ビタミンCの安定性を高めたもので、肌に触れるとビタミンCとしての効果を発揮します。

ビタミンC誘導体は、メラニンを生成する酵素であるチロシナーゼの働きを抑制するだけではありません。メラニンを還元しシミを薄くしたり、ターンオーバーをうながしたりする効果も期待できます。

ビタミンC誘導体には、以下の3つの種類があり、それぞれに特徴があります。

水溶性(水になじみやすい)

【特徴】
・即効性が高い
・ビタミンC本来の効果が発揮されやすい

【水溶性のビタミンC誘導体】
・3-O-エチルアスコルビン酸
・リン酸 L-アスコルビルマグネシウム
・リン酸 L-アスコルビルナトリウム
・アスコルビルグルコシド

油溶性(油になじみやすい)

【特徴】
・クリームなどに配合しやすい
・持続性や保湿性が高い
・敏感肌乾燥肌の人におすすめ

【油溶性のビタミンC誘導体】
・VC-IP

両親媒性(水にも油にもなじみやすい)

【特徴】
肌によくなじみ、即効性と持続性を兼ね備えている
水分だけでなく油分も補ってくれる

【両親媒性のビタミンC誘導体】
・APPS

トラネキサム酸

シミ、特に肝斑に効果があると言われているブライトニング有効成分。もともとは止血剤などの用途で使われていた薬です。メラニンを生成する細胞であるメラノサイトに働きかけ、シミをできにくくするだけでなく、いまあるシミを薄くする効果も期待できます。

また消炎作用もあり、ニキビや吹き出物の症状を和らげてくれるので、多くのブライトニング化粧品に使用されています。

コウジ酸

醤油や味噌、日本酒の醸造過程で生成される麹菌によって作られる成分。麹を扱う人は手が白くて美しい、という口コミから研究がすすめられ、ブライトニング効果が確認されました。

紫外線などの外部刺激をメラノサイトへ伝えるエンドセリンなどの情報伝達物質や活性酸素、炎症の発生を効果的に抑えてくれるので、シミを未然に防いでくれます

アルブチン

コケモモやナシなどの植物の葉に含まれる成分。

メラニン色素を作り出すカギとなる酵素、チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を初期段階から防いでくれる効果があるとされています。

プラセンタエキス

厚生労働省に認可された初めてのブライトニング有効成分。動物の胎盤から抽出されるエキスで、メラニンの生成を防ぎ、肌のターンオーバーをうながしてメラニンを排出してくれます。

ビタミンアミノ酸も豊富に含んでおり、肌のトーンアップや肌荒れ防止効果も期待できます。

4MSK

化粧品メーカー資生堂が開発した、シミのある部分は角化し、美容成分が届きにくいことに着目して生まれたブライトニング成分。成分が肌に浸透しやすく、シミを予防し、メラニンを追い出す効果が期待できます。

カモミラET

化粧品メーカー花王が開発した、カモミラを原料としたブライトニング成分。情報伝達物質エンドセリンの働きを抑え、メラノサイトの増殖や活性化を抑制するため、シミ予防効果があると言われています。

なお、厚生労働省に認可されているその他のブライトニング有効成分は、以下の8種類です。

ブライトニング美容成分効果効果の補足
エラグ酸チロシナーゼ活性抑制メラニンの発生を防ぐ
ルシノールチロシナーゼ活性抑制メラニンの発生を防ぐ
リノール酸チロシナーゼ分解促進メラニンの発生を防ぐ
アデノシン一リン酸二ナトリウムメラニン排出促進シミを追い出す
マグノリグナンチロシナーゼ成熟抑制メラニンの発生を防ぐ
ニコチン酸アミドメラノソーム移送抑制メラニンの蓄積を防ぐ
TXCプロスタグランジン生成抑制メラニンの発生を防ぐ
PCE-DPメラニン排出促進シミを追い出す

②厚生労働省の認可を受けていないブライトニング有効成分

厚生労働省の認可はありませんが、ブライトニング効果があると言われている話題の成分を2つご紹介します。

  • ハイドロキノン
  • トレチノイン

どちらも医療機関での受診が必要な強力なブライトニング成分で、効果が高いと評判です。頑固なシミに悩まされている方にもおすすめですが、使用には注意が必要です。

ハイドロキノン

医療機関などで用いられているブライトニング成分。肌の漂白剤とも言われ、ブライトニング効果は高いです。チロシナーゼの働きを抑制し、シミ予防にも効果的です。効果が高い反面、刺激も強く医師の処方がないと使用できないデメリットがあります。

ですが、最近では新安定型ハイドロキノンが開発され、少量でも高い効果が得られるようになりました。とはいえ、厚生労働省の認可は受けていないので、使用する前には二の腕の内側などでパッチテストをしてから使用するのが安全です。

【ハイドロキノンの注意点】
・紫外線に当たるとシミが濃くなる
・長期間の使用で「白斑」ができる場合がある

トレチノイン

肌のターンオーバーをうながして、メラニンを排出させる効果のあるブライトニング成分です。ビタミンA誘導体のひとつで、お肌のターンオーバー周期が早まります。

また、消炎作用があるため、アメリカではニキビの治療薬としても用いられています。さらに、コラーゲンの産出をうながすので、シワなどの老化予防にも役立つ成分です。

なお、ハイドロキノンとトレチノインを併用すると、相乗効果でシミが薄くなりできにくくなると言われています。

【トレチノインの注意点】
・妊娠中の使用
・長期間の使用で効果が出にくくなる

ハイドロキノンとトレチノインは、効果が高い分、副作用も出やすい面があります。使用上の注意をよく読んで、使用方法を守りましょう。

先生

先生

良いところばかりに思えるハイドロキノンとトレチノインですが、どちらも副作用が強いため医療機関で処方してもらう必要があります。個人輸入などでは使用せず、必ず医療機関で診察してもらい、安全に使用しましょう。

おすすめのブライトニング化粧品をピックアップ!

ブライトニング成分が入った、ブライトニング化粧品をご紹介します。化粧水・美容液・クリームを3つずつピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

ブライトニング成分入りの化粧水3選

オルビス アクアフォース ホワイトローション 1,980円(税込)

出典:公式サイト

プチプラなのに、しっかりとブライトニング成分であるビタミンC誘導体が入っているブライトニング化粧水です。

速攻性と持続性のダブルのビタミンC誘導体で、ブライトニング効果が高まります。

うるおい効果もあり、もちもちとした肌になる効果も期待できます。

価格(税込)1,980円
容量180mL
ブライトニング成分3-O-エチルアスコルビン酸
ビタミンC・2-グルコシド
分類医薬部外品

DECENCIA サエル ホワイトニング ローション コンセントレート 5,500円(税込)

出典:公式サイト

敏感肌のシミに効果的なブライトニング化粧水です。

日焼けによるシミができるのを、先回りして防いでくれます。

セラミドが配合されているので、ゴワついた肌にも効果的です。

うるおい肌へ導いてくれます。

価格(税込)5,500円
容量125mL
ブライトニング成分アルブチン
分類医薬部外品

ファンケル ホワイトニング 化粧液 Ⅱ しっとり 1,870円(税込)

出典:公式サイト

無添加で肌に優しいため、敏感肌の方でも安心です。

防ぎにくい居座りジミの原因を解明し、効率的なケアをしてくれます。

浸透性にすぐれたビタミンCが安定した状態で肌に届くので、よりブライトニング効果を高めます。

価格(税込)1,870円
容量30mL
ブライトニング成分持続型ビタミンC誘導体
分類医薬部外品

ブライトニング成分入りの美容液3選

資生堂 HAKU メラノフォーカスV 11,000円(税込)

出典:公式サイト

メラニンの生成を防ぎ、シミ・そばかすができるのを防いでくれるブライトニング美容液です。

15年周年を迎えるロングセラー商品で、確かな実績があります。

美容液はなめらかで肌に密着し、乾燥や肌荒れを防いでくれるだけでなく、ブライトニング成分をすみずみまで行き渡らせてくれます。

価格(税込)11,000円
容量45g
ブライトニング成分4MSK、トラネキサム酸
分類医薬部外品

オルビス リンクルホワイトエッセンス 4,950円(税込)

出典:公式サイト

シミを薄くしてくれるだけでなく、今あるシワにも効果的なブライトニング美容液です。

オルビスが注目したWナイアシンというビタミンが、ブライトニング効果や肌荒れを予防してくれます。

体温でスーっと伸びるテクスチャでベタつかないのもおすすめポイントです。

価格(税込)4,950円
容量30g
ブライトニング成分ナイアシンアミド
分類医薬部外品

ちふれ ブライトニング美容液 W 1,210円(税込)

出典:公式サイト

アルブチンビタミンC誘導体が配合された、シミ・そばかすを防ぐブライトニング美容液です。

コスパが良いのでたっぷり使えます。

保湿成分のヒアルロン酸トレハロースも配合されており、肌がうるおう効果も期待できます。

価格(税込)1,210円
容量30mL
ブライトニング成分アルブチン・安定型ビタミンC誘導体
分類医薬部外品

ブライトニング成分入りのクリーム3選

富士フイルム アスタリフト ホワイトクリーム 5,500円

出典:公式サイト

ブライトニング成分アルブチンが配合されたブライトニングクリームです。

保湿力のあるクリームが、しっかりと肌にうるおいを与えてくれます。

ベタつかないので、一年中使えるのも嬉しいポイントです。ダマスクスローズの香りがリッチで、スキンケアの時間を癒しの時間にしてくれますよ。

価格(税込)5,500円
容量30g
ブライトニング成分アルブチン
分類医薬部外品

キュレル ブライトニングケア フェイスクリーム 2,670円(税込)

出典:公式サイト

カモミラETの効果でシミ・そばかすを防いでくれるブライトニングクリームです。

無香料・無着色・アルコールフリーなので、乾燥性敏感肌の方にもおすすめできます。

しっとりするのにふんわりとした使い心地です。

価格(税込)2,670円(Amazon価格)
容量40g
ブライトニング成分カモミラET
分類医薬部外品

無印良品 敏感肌用薬用ブライトニングクリーム 1,390円(税込)

出典:公式サイト

無印良品の敏感肌用のブライトニングクリームです。

無香料・無着色・アルコールフリーなのでお肌にやさしく、リーズナブルなので安心してたっぷり使えます。

ビタミンC誘導体が配合されており、プチプラながら日焼けによるシミ・そばかすを防いでくれる優れものです。

価格(税込)1,390円
容量45g
ブライトニング成分ビタミンC・2-グルコシド_
分類医薬部外品

シミのタイプにあったブライトニング有効成分を選ぼう

これまでの内容をまとめてみましょう。

  • シミ予防をしたいならメラニンの生成を防ぐものがおすすめ
  • いまあるシミを薄くしたいならメラニンを還元するタイプや肌のターンオーバーを促すタイプのものがおすすめ
  • シミ対策に有効はブライトニング成分には主に2種類
    ・厚生労働省が認可しているプラセンタなど19種類
    ・医療機関の処方が必要なもの
  • 一定以上の濃度でブライトニング有効成分が配合されている医薬品や医薬部外品を選ぶと効果的

ご紹介したどのブライトニング成分も効果が認められていますが、医療機関での処方が必要なハイドロキノンとトレチノインには副作用もあり、肌に刺激が強すぎたり妊娠中は使用できなかったりするので、使用には医師の判断が必要です。

自分のシミの悩みにあったブライトニング成分をかしこく選んで、正しく使用し、美しい素肌を手に入れましょう。

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