歯を白くする方法でおすすめは?簡単に黄ばみが取れるホワイトニングを解説

7 min

歯を白くする方法・歯を白くする裏ワザは?
ホワイトニングで真っ白にしたい。犬歯を白くしたい。
歯を自分で白くきれいにするには?簡単な方法はある?
でも歯科医院のホワイトニングはハードルが高い、自宅で歯を白くする方法はないかな?

ユーザー

ユーザー

とそんな悩みを持つ方に、自宅で歯を白くする方法と、歯科医院でのホワイトニング方法をご紹介します。

編集部

編集部

ホワイトニングの費用の相場や施術時間など、詳しく解説しているので、自分にあったホワイトニングを見つけましょう!

歯の黄ばみは印象が悪い!?

皆さんは、歯がきれいで真っ白な人と、黄ばんだ歯をしている人、どちらの方が良い印象になりますか?

人は歯の色で印象が大きく変わり、歯が黄ばんでいる人は実際よりも老けてみられるというデータもあります。

そこでまずは、歯が白い人の印象と黄ばんでいる人の印象を見ていきましょう。

歯が白い人の印象
  • 清潔感がある
  • 実年齢よりも若く見える
  • 笑顔が素敵
  • 仕事ができそう

など、歯が白いだけで好印象なのがわかりますね。

では、歯が黄ばんでいる人の印象はどうでしょうか。

歯が黄ばんでいる人の印象
  • 不潔感がある
  • だらしなさそう
  • 老けて見える
  • 仕事ができなさそう

と、歯が黄ばんでいる人の印象は良くなく、全体的に自己管理が出来ず、だらしないという印象を抱く人が多いです。

そもそも歯が黄ばんでしまう原因は何?

そもそも歯が黄ばんでしまう原因は何なのでしょうか。

特に歯の黄ばみになる原因を4つピックアップしてみました。

歯の黄ばみの原因①食べ物によるステイン

まず、歯の黄ばみの一つ目の原因はステインです。

歯磨き粉などにもよく記載されている「ステイン」とは、食べ物や飲み物に含まれている色素が、歯の表面に付着している汚れで、着色汚れともいいます。

歯がステインで着色した状態が続くと、沈着して普通の歯磨きでは落としにくくなります。

歯の黄ばみの原因②タバコ

タバコで歯が黄ばむ原因は、タバコの中に含まれているタールが原因です。

タバコで歯が黄ばむのは、部屋の中でタバコを吸うと壁紙が黄色くなるのと同じです。

そしてタールは、ネバネバとした性質で、接着剤のように食べ物や飲み物の汚れを引っ付けてしまい、歯が黄色く着色してしまいます。

歯の黄ばみの原因③加齢

加齢が黄ばみの原因となる理由は、年齢とともに歯の象牙質の色が透けて見えるからです。

象牙質は、エナメル質に覆われていますが、年齢とともにエナメル質は薄くなり、黄色い象牙質が透けて見え、歯が黄ばんだように見えてしまいます。

歯の黄ばみの原因④抗生物質

抗生物質による黄ばみの原因は「テトラサイクリン」という薬の物質を一定期間服用することにより起こります。

テトラサイクリンが原因で歯が変色している場合は、グレーや茶色、黄色など全体的に黄ばんでいるような歯になります。

このテトラサイクリンという抗生物質は、かつてマイコプラズマ肺炎や百日咳、風邪薬のシロップに使われておりましたが現在ではほとんど使われておりません。

自宅でできる歯を白くする6つの方法

「歯の黄ばみが気になるけれど、歯医者やホワイトニングサロンに行くのはハードルが高い…」

そんな方に自宅でも歯を白くすることができる方法を6つご紹介します!

1.ホワイトニング用の歯磨き粉

ドラッグストアでも数多くの種類が販売されており、購入しやすい価格帯のホワイトニング用歯磨き粉です。

ホワイトニング用歯磨き粉は、ステインを除菌して歯を白くするものが多く、歯の本来の白さを取り戻す効果が期待できます。

歯医者さんのホワイトニングに行くのはハードルが高いという方にも、挑戦しやすいホワイトニング方法です。

価格相場数百円〜2,000円
メリット・ドラッグストアや薬局ですぐに手に入る
・挑戦しやすい価格帯
・歯磨き粉なので虫歯予防にも効果的
デメリット・汚れが酷い場合は白くなりにくい
・歯医者で行うホワイトニングのような効果は出にくい
注意点

ホワイトニング用歯磨き粉の注意点は、研磨剤も配合されているものもあるため、歯の表面のエナメル質が傷が付くこともあります。

あまりエナメル質を削ってしまうと知覚過敏になってしまう恐れもあるので注意しましょう。

2.歯の汚れを落とす消しゴム

歯の汚れを落とす消しゴムとは、ホワイトニング消しゴムとも呼ばれており、研磨剤が含まれたシリコンで作られています。

手軽に使用できることから、気になる部分があれば、その都度使用できるので、手軽にホワイトニングをしてみたい方にも始めやすいのが特徴です。

使用方法

  1. 歯磨きをする
  2. 水分をしっかり拭き取る
  3. 気になる着色部分を優しく擦る
  4. うがいをする

使用したホワイトニング消しゴムは洗ってからしっかり乾燥させましょう。

価格相場数百円〜1,000円
メリット・気軽に出来る
・気になる部分の汚れをピンポイントで落とせる
デメリット・元の歯よりも白くはならない
・強く擦ると歯の表面を傷付ける恐れがある
注意点

ホワイトニング消しゴムの注意点も、ホワイトニング用歯磨き粉と同様に研磨剤が含まれているため、擦りすぎるとエナメル質まで傷付けてしまいます。

強く擦らず、優しく擦りましょう。

3.歯のホワイトニングマニキュア

ホワイトニングマニキュアとは、歯の着色を落とすものではなく、歯の表面に白い塗料を塗ることで歯を白く見せるものです。

見た目は本物のマニキュアのような形で刷毛が付いていたり、ペン型タイプのものもあります。

すぐに歯を白くできるのが特徴で、結婚式など、今すぐ歯を白くしたいときにおすすめです。

使用方法

  1. 歯磨きをする
  2. しっかり水分を拭き取る
  3. 1本ずつ歯の根元から先に向かってひと塗りする
  4. 乾かす
価格相場1,000円〜数千円
メリット・即効性がある
・研磨剤などで歯を削らなくて済む
・自分好みの白さを選べる
デメリット・持続効果は短い
・色ムラが出やすい
・ホワイトニング用歯磨き粉などよりも相場が高め
注意点

ホワイトニングマニキュアの注意点は、持続効果が短く、歯磨きをすると取れてしまいます。

そして、ホワイトニングマニキュアは色ムラになりやすいので、歯が白い部分と黄色い部分にわかれてしまうこともあるので注意して細かく塗りましょう。

4.重曹でブラッシング

ペースト状の重曹を歯磨き粉のようにして歯を磨きます。

重曹は、人体に無害で洗濯や掃除にも使われており、研磨効果もあります。

重曹はスーパーやドラッグストアで販売されており、大容量で安価なため購入しやすいのが特徴です。

使用方法

  1. 食品用重曹大さじ一杯と水適量を混ぜてペースト状にする
  2. ペーストにした重曹を歯磨き粉の代わりに付けてブラッシング
  3. しっかり口をゆすぐ
価格相場数百円〜1,000円
メリット・大容量で安価
・食品用重曹は歯磨きだけでなく掃除や洗濯にも使える
デメリット研磨力が強く歯の表面を削りすぎてしまう恐れがある
刺激が強く口腔内にダメージを与える
注意点

重曹でホワイトニングをする際の注意点は、強く磨きすぎないことです。

重曹は研磨力が強いため、歯の表面のエナメル質を削ってしまう恐れがあります。

知覚過敏を引き起こす原因にもなるので注意しましょう。

また、重曹は濃度が高すぎると口腔内にダメージを与える可能性もあるので、頻繁に使用しないよう注意しましょう。

5.ホワイトニングペンを使う

ホワイトニングペンとは、ペンの形をした商品で、ペン先から出るジェルを歯に塗って使います。

ジェルの中には亜塩素酸ナトリウムという成分が含まれており、その成分が歯を白くします。

ペン型なので持ち運びもしやすく、歯磨きのついでに手軽に使用できるのが特徴です。

使用方法

  1. 歯磨きをする
  2. 水分を拭き取る
  3. 一本ずつ塗っていく
  4. 乾燥させる
  5. 最後にもう一度歯磨きをする
価格相場1,000円〜数千円
メリット・手軽に使用できる
・持ち運びしやすく外出先でもホワイトニングができる
デメリット・少量だが歯を漂白するので知覚過敏の人は痛む場合がある
・色ムラになりやすい
注意点

ホワイトニングペンの注意点は、ジェルの成分である亜塩素酸ナトリウムは歯を漂白させる効果があるので、知覚過敏の人や歯の表面が削れてしまっている人は痛みが出る可能性もあります。

日本で販売されているホワイトニングペンに配合されている亜塩素酸ナトリウムはごく少量なので、普通に使用している場合は人体に影響はありません。

また、ホワイトニングペンは、ペン先を使って歯の表面に塗布するため色ムラになりやすいという欠点も。

ムラにならないようにするためには、細かく塗る丁寧さも必要です。

6.天然塩で汚れを落とす

天然塩を使用したホワイトニング方法もあります。

昔から、歯磨き粉の代わりに塩で磨くという方法もあるくらい、塩は歯磨き粉の代用にもされていました。

塩で歯磨きをすると歯茎が引き締まり、添加物など入っていない天然由来の塩で歯を磨くことができるのが特徴です。

価格相場数百円
メリット歯茎が引き締まる
デメリット塩の結晶で歯を傷つけてしまう恐れがある
塩分の取りすぎになる可能性がある
注意点

塩で歯を磨くときに、うっかり飲み込んでしまうと、塩分の過剰摂取にもなりかねないので注意しましょう。

また、強く磨きすぎると、塩の結晶で歯の表面を傷つけてしまう場合もあるので注意が必要です。

歯医者で歯を白くする5つの方法

では次に、歯医者で歯を白くする方法を解説します。

自宅で着色汚れを落とすのではなく、しっかり歯を白くしたい方におすすめです。

1.オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術するホワイトニング方法です。

ホワイトニング用歯磨き粉などでは使われない高濃度の二過酸化水素や過酸化尿素を使用するので、一度でしっかり効果が出せます。

通院回数定期的に3〜6回
価格相場1万5千円〜5万円
メリット・一度で白さが実感できる
・歯科医が施術してくれるので自宅ホワイトニングのような手間がかからない
・後戻りしにくい
デメリット・価格が高い
・歯が染みる可能性がある
・定期的に何回か通院しなければならない
注意点

オフィスホワイトニングの施術後は歯が着色しやすい状態のため、施術した日には、着色のしやすい食べ物や飲み物を避けるようにしましょう。

2.PMTC

PMTCとは歯科医や歯科衛生士が専用の機械を使って歯のクリーニングしてくれる施術です。

歯の着色汚れだけでなく、歯磨きだけでは取れない汚れや歯石も除去してくれ、虫歯がないかもチェックしてくれます。

施術時間30分〜1時間
価格相場数千円〜1万5千円
メリット・ステインやヤニも落とせる
・虫歯予防や歯周病予防にもなる
デメリット保険適用ではないので費用が高い
注意点

PMTCでは、歯をクリーニングした後にフッ素を塗布することがあるので、施術後30分から1時間は飲食を控えましょう。

3.歯のクリーニング

歯のクリーニングとは、歯科医院にて歯に付着している着色汚れや歯石、歯垢を除去する施術方法です。

ホワイトニングとは違い、歯の汚れを取り黄ばんだ歯を元の白さに戻す効果があります

施術時間30分〜1時間
価格相場保険適用の場合3,000円前後
メリット・歯磨きでは取れない歯石や歯垢が取れる
・ヤニや着色汚れなどを取り歯の本来の白さになる
デメリット痛みが出る場合がある
注意点

歯のクリーニングでは専用の器具や超音波を使って歯石や着色を除去していきますが、歯石を取る際に痛みが出る場合があります。

しかし、歯石を放置してしまうと歯周病が悪化する恐れがあるので、必ず治療しましょう。

4.セラミック

セラミックとは、極めて天然な歯に近い被せ物や詰め物のことです。

本物の歯と見間違うほどに審美性に優れていて、変色しないので、歯を被せた際の色そのままを維持することができるのが特徴です。

施術時間何回か通院する必要があるため数日〜数週間かかる場合もある
価格相場数万〜数十万円
メリット・透き通ったような透明感のある歯になる
・変色しない
・金属アレルギーでも使用できる
デメリット・保険適用外なため高額
・自分の歯を削らないといけない
・まれに割れることもある
注意点

セラミック歯は割れる場合があるので、歯ぎしりや食いしばりには注意しましょう。

5.ラミネートべニア

ラミネートべニアとは、歯の表面を少しだけ削り、薄い板をレジンで貼りつけて歯を白くする治療方法です。

歯の黄ばみや変色が強くても、歯の表面にラミネートベニアを貼り付けるので、短期間で歯を白く出来ます。

歯を削る量もごく僅かなので、歯への負担が少ないのも特徴です。

施術時間通院回数は2〜3回
価格相場1本5万円〜10万円
メリット・短期間で歯を白く出来る
・歯を削る量は少量で済む
・自分好みの白さに出来る
デメリット少量ではあるが歯を削らないといけない
保険適用外なので高額になる
注意点

セラミックの板で作られているラミネートベニアは、強い食いしばりや歯ぎしりで割れてしまったり欠けてしまう場合もあるので注意しましょう。

まとめ

  • 歯が黄ばんでいると印象が悪くなる
  • 食べ物やタバコ、加齢でも歯は黄ばむ
  • 自宅でもホワイトニングできるが歯科医院でのホワイトニングの方が効果がでやすい

歯の色が人に与える印象はとても大きいものです。

特に初対面での第一印象は大事で、歯が汚い人は不潔に見られてしまい、あまり印象がよくありません。

食べ物や飲み物、タバコでも歯は着色し、年齢とともに黄ばみは強くなってしまいます。

歯の黄ばみが気になる方は、ホワイトニング用歯磨き粉を使ってみたり、歯科医院にてホワイトニングや、歯のクリーニングをしてもらうと歯の本来の白さを手に入れることができます。

ホワイトニングで笑顔が輝く白い歯を手に入れましょう!

自力で歯を白くする方法はこちらも併せてチェック!

関連記事