今は“反骨精神”、謎に包まれた注目アーティスト・claquepotが紡ぐ音楽

■影響を受けたような、よく聴く音楽はありますか？
C：バンドもたくさん聴きますし、ジャズとかも聴きます。ジャズとかファンクを何かわからず幼い頃に好んで聴いていて、それを今になって「あの頃好きだったのはこれだったのか」と気づきました。色々な音楽を聴いていますが、潜在的な好みはジャズかも知れないです。自分の音楽が少しでもその影響を受けているといいですね。

■ 今後はどんな音楽を作っていきたいですか？
C：明るくてポップな曲も作ろうとは思っています。今までがフラストレーションの時期だったので。そこからもう1つ抜け出した時、自分がどんな心境になっているかはまだわからないのですが、きっとその時はもう少しポップな曲を書こうとなっているんだろうなって勝手に想像しています。

記者：楽しみですね。曲のイメージはスッと降りてくるタイプですか？

C：基本降りてくるタイプです。ほとんど家で制作しますが、出来る時は一気に浮かびます。だいたい時間かけて作った曲は、次の日見返すと「あんまり良くないな」って消してしまう事が多いです。バーッと書いたやつほどちゃんと曲として完成しています。

■ “claquepot”としてのライバルはいますか？
C：難しいです。目標はたくさんいるけどライバルはいません。ステージにもまだあまり立ってないので今は誰よりも自分の方が下にいます。なのでこの先いろんな経験をした後にライバルが出てくるかも知れないです。頑張ります。

■では最後に2016年はどんな1年でしたか？
C：準備の年でした。それに今日が今年の総括のようなライブだったので、コツコツ貯めおいてよかったなって感じました。今年は我慢と貯蓄の年だったので、来年はもっと外に出していく年にしたいと思っています。

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音楽と真正面から向き合う姿勢があるからこそ、生まれた楽曲それぞれが聴く人の脳裏に焼き付くのでしょう。まだまだ彼の歩みは始まったばかり、これからclaquepotがどんな音楽で気持ちを奏でていくのか楽しみで目が離せません。

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