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松坂桃李、撮影中にアザ!犯人は…
girlswalker編集部
映画館なのに、コンサートホールにいるような感覚になってしまうほど大迫力の新たな音楽映画『マエストロ!』が1月31日、遂に公開。解散した名門オーケストラは果たして復活を遂げるのか、楽団の前に現れた謎の指揮者・天道(西田敏行)は一体何者なのか…。今回は、父の影響で幼い頃から音楽に触れて育った中央交響楽団の若きコンサートマスター・“香坂”を演じ、初のヴァイオリンに挑戦した松坂桃李さんに直撃!
ヴァイオリニスト特有のアザが首元に出来るほど1年間みっちりヴァイオリンの練習をしたという松坂さん。
■今回の話が来た時の率直な感想は?
松坂(以下・M):ヴァイオリニスト役と最初に聞いた時は、「耳をすませば」の“天沢聖司”みたいで「かっこいい!」と思っていました。その後の1年間、こんなに大変な壁が待っているなんて…。(笑)
■初めてのヴァイオリンはいかがでしたか?
M:最初の練習でとてもいい音が出せたので、「これはいけるかも!」と思ったのですが、甘かったです。日を追うごとに口数が減り、顔が土色に。(笑)
■クラシックに触れて、感じたことは?
M:僕の中でクラシックは完璧なものだと思っていたのですが、今回こうしてコンサートにたどり着くまでの過程を知り、皆が一曲に没頭している様に今までのイメージには無かった“泥臭さ”を感じました。またそれが音楽の良さを引き立てるんですよね。
■香坂と松坂さん、通じるところはありますか?
M:香坂は音楽に対してとても高いモノを求めているのですが、青い炎の様に心にフツフツと宿していてあまり表に感情を出さないんです。僕も感情をあまり出す方ではないので、思いを内に秘めるところは共感します。
■最後にメッセージをお願いします!
M:クラシックと聞くと少し敷居が高いイメージですが、実際はそんなことはなく、海外では映画館に行くような感覚でコンサートに行くそうですし、、この作品がきっかけでもっといろんな人にクラシックを身近に感じて貰えるといいなと思っています。コンサートに来たつもりで、映画を楽しんで頂けたら嬉しいです。
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劇中で演奏したベートーヴェンの「運命」とシューベルトの「未完成」。松坂さんのお気に入りはやはり“運命の第4楽章”なんだそう!“ッジャジャジャジャーン”は誰もが知っていますよね。この章節を演奏している時は心が熱く踊るそうです。是非、映画館でチェックしてみてください♪
Information
『マエストロ!』
1月31日(土)全国ロードショー
若きヴァイオリニスト香坂(松坂桃李)のもとに舞い込んだ、 解散した名門オーケストラ再結成の報。だが、練習場は廃工場、 集まったのは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)。合わせた音は とてもプロとは言えず、不安が募る。 そこに現れた謎の指揮者、天道(西田敏行)。再結成を企画した張本人だが、 経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。 自分勝手な進め方に楽団員たちは猛反発するが、次第に、 天道が導く音の深さに皆引き込まれていく。 だが、香坂だけは天道の隠された過去を知り、反発を強めてしまう。 そして迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が 知らなかった、天道が仕掛けた本当の秘密が明らかになる――。
出演:松坂桃李、miwa/西田敏行ほか
監督:小林聖太郎(『毎日かあさん』)
脚本:奥寺佐渡子(『八日目の蝉』)
原作:さそうあきら「マエストロ」(双葉社刊)漫画アクション連載
(c)2015『マエストロ!』製作委員会(c)さそうあきら/双葉社
スタイリスト:伊藤省吾
ヘアメイク:INOMATA(&’s management)