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ディズニー最新作「ベイマックス」に秘めた想い

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ディズニーからこの冬、かけがえのない絆と限りない勇気を描く最高のエンターテイメントが誕生。唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの少年ヒロと、人の心とカラダを守り、癒すために作られたケア・ロボットのベイマックスが繰り広げる感動アドベンチャー「ベイマックス」。今回は、プロデューサーのロイ・コンリさんを直撃!ルックスだけでも、可愛すぎる!と世界中の女の子たちの心を掴んでいるベイマックスですが、映画の制作秘話や世界のディズニーが感じる日本の現在のポップカルチャーである“KAWAII文化”について聞いてきました!

 

ベイマックス制作秘話

今までのディズニーキャラクターにない癒しを与えてくれる、優しいロボットの「ベイマックス」。そして、日本文化から多くのインスピレーションを得た架空都市「サンフランソウキョウ」で繰り広げられる、思わず引き付けられる壮大なストーリーに隠されたヒミツとは…?

 

■ストーリーにビビッときましたか?
ロイ・コンリ(以下・R):制作をスタートして最初の監督アイディアを聞いた時から、ディズニー映画のハートがあると確信しました。

 

■兄弟・友達の絆からヒーローアクションまで壮大なスケールですね!
R:元々“少年を主人公にした物語”と“スーパーヒーロー”という2つのアイディアがあって、2つをどう1つの作品で成立させてあげるかを非常に悩みました。最終的にヒロの傷ついた心を癒すには、友達の力が必要であることをひらめき、上手く融合させることが出来ました。

 

■「アナ雪」など最近の作品は、今までのディズニーと違う展開がみられますが、ディズニーの中でその傾向があるのですか?
R:それは感じます。ディズニー在籍が21年になるのですが、ジョン・ラセターがチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして参加してからの8年、今まで以上により多くのことを学べました。ジョン自身がとても優れていて、彼と共に仕事することでプロデューサーとしてもフィルムメーカーとしても僕はより強くなりました。皆さんがディズニー映画の変化を感じているということは、スタジオとして成熟しているということです。しっかりディズニーの伝統に根差してはいるものの、少しの革新的な要素が加わることで、成熟度が増しているのです。

 

■ちなみに続編は…?
この作品にみんなの思いをめいいっぱい込めました。まだ先のことはわかりませんが、「アナと雪の女王」や「ラプンツェル」にも感じることが出来なかった続編を語るストーリー性を「ベイマックス」には感じています。

 

ディズニー的、日本の“KAWAII”って?

ベイマックスの魅力といえば、白くて、丸くて、大きくて、柔らかい…ふわふわのボディ!そのかわいいルックスは現代の日本に通じるものがあるのでは…?

 

■日本の印象は?
R:日本は世界でも有数な美しい国だと思います。京都は大好きだし、大阪も長く滞在したことがあります。今回が2回目の東京なのですが、この街が持っている美的センスが大好きですね。僕が生まれ育ったカルフォルニアは日本の影響が強いので、日本の建築などに馴染みがあります。なので、日本はとても居心地がいいです。

 

■日本の“KAWAII”をどう思いますか?
R:“KAWAII”は日本独自の文化として、新しくて面白いと感じています。非常にエキサイティングな時代なんじゃないかと思いますね。昔、ロックが盛り上がりだした時、いつまで続くのかと考えたけど今でも色褪せずにいます。“KAWAII文化”もこの先残っていくんでしょうね。

 

■ベイマックスの“KAWAII”に込めた思いは?
R:いつまでも残るクラシックな作品を作りたいという思いがあって、更にその時の時代性を反映させたい、という両方の気持ちがあります。そういった意味でもこの作品には可愛さを取り入れています。もちろん日本的な“KAWAII文化”も知っているので、知らない世界の人にも見せたい、知ってもらうきっかけにもなりたいという思いも込められています。

 

Present

インタビューに応じてくれたロイ・コンリさんのサイン入りポスターをプレゼント!
応募方法は、girlswalker.comのTwitterアカウントをフォローして、下記のツイートのクイズにRTで答えてね!
期間は12月16日(火)〜 12月23日(火)まで!クイズのヒントはこのページに隠れているよ♪

Information
『ベイマックス』
12月20日(土)全国ロードショー

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幼い頃に両親を亡くした少年ヒロ。彼の味方は、優しさと愛情を惜しみなく注いでくれる兄のタダシひとり。だが、唯一にして最愛の存在であった兄は謎の事故で帰らぬ人に…。大きすぎる心の傷を負い、悲しみに深く心を閉ざしたヒロの前に突如現れたのは、兄が人々の心とカラダを守るために開発したケア・ロボット<ベイマックス>。「放っておいてくれ」と突き放すヒロの心の痛みをキャッチしたベイマックスは、「どのくらい痛いですか?」「泣きたい時は泣いていいのですよ」…と、ちょっとおせっかいなほど真剣にヒロをケアする。ベイマックスの献身によって、ヒロは少しずつ元気を取り戻していくー。そして、兄の死の真相を知った時に彼らがとった行動とは…?ディズニーが描き出す、限りない優しさと絆の物語がこの冬、あなたを優しく包み込む。

監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ
製作:ロイ・コンリ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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