便秘＆肩こりを解消！ほぼ5分で完成の簡単すぎレシピ

お酒とおつまみを嗜みながら、1日頑張った自分を労う至福のとき。そんな晩酌で体の不調をケアしながら過ごせたら、幸せだと思いませんか？

そんな都合の良い話を叶えてくれるのが、2019年6月7日（金）に発売された、『おくすり晩酌 ～ちょい足し薬膳でおいしく心と体をいたわる～』。

（ほぼ）5分で出来上がる♡薬膳おつまみとお酒

レシピの考案者は、同書を始めとした数々のおくすりシリーズを出版し、累計6万部を突破したフードコーディネーター・大友育美さん。国際中医薬膳師の資格も持つ彼女が提案するのは、ほぼ5分で作れる122のお酒とおつまみレシピ。

ハードルが高いイメージの薬膳料理ですが、実は身近な食材だけでも作れるんです。本記事では、忙しい女子を悩ませがちな便秘＆肩こり解消が期待できるの4つのレシピをご紹介します。

また、より効果的なお酒の飲み方のコツや時間帯も教えてもらいました！

お悩み：肩こり　解消レシピ：焼き納豆＆パセリハイ

デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり肩こりに繋がることも。また、冷え性の人も肩がこりやすい傾向にあるそうなので、温め食材も◎。

血行不良による肩こりに効果的な納豆を使った「焼き納豆」。最後にマヨネーズ＆ソースをトッピングすれば、ヘルシーなお好み焼き風に。

【材料】1人分
納豆…1パック
卵…1個
サラダ油…小さじ2
ソース・マヨネーズ・青のり…各適量

【作り方】
①ボウルに納豆と付属のタレを入れ、卵を割り入れて混ぜ合わせる。
②フライパンにサラダ油を熱し、①を流し入れ両面を色よく焼く。
③皿に盛り、ソース、マヨネーズ、青のりをかける。

デスクワークなどで血行が悪くなり、筋肉が緊張しているときは「パセリハイ」。パセリは、血を補い、血行を改善してくれます。

【材料】1杯分
グレープフルーツサワー…1/2缶
パセリ（みじん切り）…小さじ1

【作り方】
①グラスにお好みで氷を入れる。
②パセリを入れ、サワーを注いだら完成。

お悩み：便秘　解消レシピ：オリーブピーナツ＆バナナシナモン

「今日も出ない……」、そんな女子あるあるの便秘トーク。改善するには、腸をうるおし、はたらきを活性化する食材を摂るのが効果的なんだそう。

肺をうるおすはたらきがある食材2つを使用した「オリーブピーナツ」。肺は大腸と関連しているため、食べればお通じが良くなるかも♡

【材料】1人分
バターピーナツ（市販）…1袋（90g）
黒オリーブ（輪切り）…1袋（25g）

【作り方】
①ピーナツと黒オリーブを器に入れ、混ぜる。

腸をうるおし、便秘を解消してくれるバナナを使用した「バナナシナモン」。ただし、体を冷やす効果があるため、摂りすぎると代謝が悪くなってしまうから注意！

【材料】1杯分
白ワイン…1/2カップ
バナナ…1/2本
ヨーグルト…1/4カップ
シナモンパウダー…少々

【作り方】
①バナナをちぎってグラスに入れ、ヨーグルトを加えてつぶし混ぜる。
②白ワインを注ぎ、シナモンをふる。

お酒の効能と飲み方のコツは？

なぜ、お酒を飲んで体をケアできるのでしょうか？　またレシピの効果を最大限に活かす飲み方のコツは？

Q,お酒に効能ってあるの？
大友さん「東洋・西洋を問わず、お酒に果物や木の実、ハーブを浸して薬効を抽出する薬酒が用いられるなど、古来より、お酒は医薬品だと考えられてきました。お酒（アルコール）には消化を助けたり、血行をよくして体を温めたり、ストレスや不安を解消させてリラックス効果をもたらすなど、体と心への効果があります」

Q.お酒の適量ってどのくらい？
大友さん「お酒の『適量』には個人差があり、同じ人でも体調によって適量は変わります。厚生労働省の『健康日本21』によると、『節度のある適切な飲酒』は1日平均純アルコールで約20g程度とされています。これは、ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合に相当します。薬膳では『心地よい』が適量と考えます」

Q.お酒を飲む時間はいつがいい？
大友さん「リラックスできる量であれば体によいとされるお酒。飲む時間はいつでもOKですが、体調により時間や量を調節しましょう。たとえば、17:00～19:00は水分代謝の時間。冷えたお酒の飲みすぎには注意が必要です。また、深夜1時から3時は解毒の時間と言われ、睡眠をとるのがおすすめです」

“晩酌時間”=“労わり時間”にアップデート

大好きなお酒を飲んで、おつまみを食べるだけで不調をケア！　同書では体だけではなく、ダイエット、不眠、ストレスなど美容や気分などのケアできるレシピも盛りだくさん。さくっと作れるものばかりなので、疲れて帰ってきた日の救世主として1冊ゲットしてみて。